2025年1月29日水曜日

バケットリスト

  皆さん、バケットリストという言葉をご存じですか? 生きているうちにやりたいことのリストです。私のバケットリストの一番は家族のアルバム作り、そして、次がオーストリアに行きグスタフ・クリムトの絵を見ることです。

 アルバム作りは娘と息子が小さいころは出来ていたのですが、全く追いついていません。研究室への往復時間が一日2時間ですので、電車の座席に座れたときに少しずつ取り組んでいるのですが、ついついKindleで本を読んでしまい、なかなか進みません。オーストリア旅行は、これを達成すると私の命が短くなるような気がして、もう少し年を取ってからの楽しみに取っておいています。

 この2つはまだですが、25日の土曜日、バケットリストの一つが叶いました。家族で着物を着て写真を写すことです。娘の成人式の後撮りでした。成人式の日も写真館で撮影したのですが、娘の着付けの時間が午前4時45分ととても早かったため、振り袖の娘をスーツ姿の夫、制服の息子、ワンピースの私が囲む写真になりました。で、後撮りで着物を着て撮影することにしたのです。

 夫と息子の着物はレンタル屋さんで借りました。着物には”格”があるそうで、今回の主役は娘で、正礼装の振り袖を着る娘とのバランスが大事なのだそうです。

 夫は娘の父親ですので、男性の着物の中で一番格が高い黒紋付きの羽織・袴。息子は姉と父親を立てる形で、格下の袴なしの着物に。私は準礼装の訪問着。私の着物は母から譲り受けたものです。

 朝、夫と息子がレンタル屋さんに行っている間、私は地元の美容室の美容師さんに自宅に来てもらい、髪を結って着付けをしてもらいました。夫と息子が帰宅して、皆でフォトスタジオへ。娘の髪のセットと着付けに約1時間半かかり、ようやく撮影となりました。

 夫は最初渋々だったのですが、今回着てみて、結構自分は似合うじゃないか!と思ったらしい。7年後の息子の成人式に合わせて、「羽織・袴を買おうかな?」と言っています。着物を着た息子はなぜか「ぼんぼん」という雰囲気が出ていて、笑えました。

 とりあえず、家族で着物姿で写真を写すという念願が叶って、嬉しかった。

振り袖を着た娘と歩く私

 その日は夕ご飯を作る時間もなかったので、娘の帰国中のバケットリストの「焼き肉屋さん」へ。私と娘2人も、リストの一つが叶って、るんるんな土曜日でした。

帰国中の娘のバケットリストの1つ、焼き肉屋さん

 

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