2025年1月26日日曜日

夫が55歳に

  夫の誕生日は母の誕生日の翌日です。母の誕生日を我が家で祝った翌日、壁のデコレーションを替えて、夫の55歳の誕生日を祝いました。私と子どもたちは、家族のために一生懸命働いてくれる夫・父親に、感謝の気持ちを込めて料理を作りました。

55歳のバルーン

 毎年、誕生日の1、2週間前に、「誕生日に何食べたい?」と夫のリクエストを聞きます。定番は「アップルパイ」。夫はこれをリクエストから外すことはありません。もう15年くらいは作っているでしょうか。家族から「お店で売っているパイよりずっと美味しい」と評判のこのアップルパイは、夫のチーズケーキ(絶品です)と息子が作る料理と一緒に、将来「マイヤーズ・カフェ」を開くとき(笑)のメニューの一つです。

夫のリクエストのアップルパイ

 夫からの料理のリクエストはその年により、違います。今年はミートパイでした。これも試行錯誤を繰り返した料理です。以前は大きく作って豪華な見栄えにして、それを切り分ける形にしていました。が、中まで焼けていなかった失敗もあり、一時は家族の評判を落としました。その後、一人用のグラタン皿を購入し、一人一人に作る形に工夫して復活しました。このミートパイと、家族全員が好きなコロッケとアサリスープにしました。

夫のリクエストのミートパイ

 娘が作ったのは、レモンパイ。とても美味しくて、先日たまたま訪れたカフェで美味しそうに見えて食べてみたレモンパイが娘のに比べて味がかなり劣っていたので、これもマイヤーズ・カフェのメニューの一つになるね!と話しています。娘は「この前作ったとき、クラストが硬かったから、今回別のやり方を試してみる」と言い、張り切って材料を買いに行って試し、見事成功。

娘が作ったレモンパイ

 息子が作ったのは、クラブケーキ(米国東海岸発祥のカニの料理)。このレシピは夫から伝授されたもので、これまで何回か夫と一緒に作っていて、だんだん上手になってきていました。今回は一人で作り、とても美味しく出来ました。

 子どもたちから夫へのプレゼントはロサンゼルス・エンジェルスの赤い帽子。以前、ロサンゼルスに行ったとき、大谷翔平君を観に行き、記念に買いました。いつもかぶっていたのですが、昨年末のメルボルン旅行で失くして、残念がっていたので、子どもたちがネットで調べてお小遣いから半分ずつ出して買ったようです。

 私からは本と家族写真が入った皮のフレーム。本は日本酒、禅、そして、私が大好きな平野啓一郎の小説です。翻訳本がありましたので、ラッキーでした。母からは赤ワイン2本のプレゼントでした。

夫にプレゼントした本。日本酒の本は英語と日本語が併記してある優れもの

 「55歳は、54歳までと違う。年を取った感じがする」と夫。確かに、子どもたちとアスレチックに行き、張り切ってジャンプしてダイナミックにこけて、1カ月以上痛みが続いています。まぁ、少し先を行く私からのアドバイスは、記憶の中の自分の運動能力と、今の運動能力がかなり乖離していることを認識し、無茶はしないことですね。

 何はともあれ、楽しい55歳になりますように。いつもありがとうね。

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