私が20代のころ住んでいた室蘭のイタリアンレストランの共同オーナーの二人から、手作りのお味噌とブランデーケーキが届きました。
室蘭のイタリアンレストランから届いたお味噌とケーキ |
お二人は室蘭でイタリアンレストランを営んで30年以上になります。私がお二人を知ったのは、新聞社の新人時代。「美味しいイタリアンの店がある」と先輩に聞き、行ってみました。とても美味しく、お二人も気さくな方で、元々は宅配のピザ屋さんをしていてレストランに変えて頑張っていらっしゃるお二人の生き方も素敵で、よくランチを食べに行っておしゃべりもさせていただいてました。
お料理もデザートも本当に美味しく、お二人に教えてもらった米ナスをバルサミコ酢で炒めたレシピは、今も我が家に人を招いたときの定番メニューです。
私が札幌に転勤になってからは、札幌のイタリアンレストランに一緒に行くなど交流を続けさせていただきました。私が東京に転勤になって間もなく病気をしたときも、たくさんのお料理を箱に詰めて送ってくださいました。
お味噌とブランデーケーキを頂くようになったのは数年前でしょうか。このお味噌で作ったお味噌汁の美味しいこと。このお味噌をいただくと、料理好きの息子が出汁を取り、お味噌汁を作ります。昨日は残ったお味噌汁にご飯を入れて”玉子おじや”を作ったら、もう、頬っぺたが落ちそうなほど美味しい。市販のお味噌では絶対出ない味なのです。
ドライフルーツとクルミが入ったブランデーケーキも、じっくりと時間をかけて丁寧に作られています。一客ずつ揃えたお気に入りのエンズレイのカップ&ソーサ―で、紅茶と一緒に家族で味わいました。
香りが良く、しっとりとして美味しいブランデーケーキ |
お気に入りのエンズレイのカップ&ソーサ―でいただきました |
私はこのように一つのことをコツコツと続けている人を心から尊敬します。店を30年以上も続けるのは、本当に大変だったことと思います。特に新型コロナウイルスが蔓延していたときは大変だったそうです。そのような中、美味しいお料理を追求し続け、昨年には再びイタリアに行き、お店で仕入れているワインの生産者を訪ねたり、新しいワイナリーを開拓したりし、研鑽を積んでいらっしゃいます。
お礼の電話をすると、ちょうど、お料理教室の最中でした。こうして、地元の方々に愛されてお店を続けられているお二人。今年はぜひ、会いに行き、美味しいお料理をいただきながら、お二人のお話を伺いたいです。
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