2025年1月18日土曜日

メルボルン滞在記 ⑦サブウェイと船上レストラン

 メルボルン滞在6日目(12月30日)はタイトなスケジュールでした。滞在が6日間と短いため、最終日に前日までに出来なかったけど、今回の旅行では絶対したいことを家族でリストアップして詰め込みました。そのため、前日から綿密なスケジュールを立て、この日はそのスケジュールに沿って、行動しました。

 まず、午前中は娘が行きたかったカンガルーとコアラのいる動物園「バララット・ワイルドパーク」へ。最終日ですので冷蔵庫にある食材を使い切る工夫をする(私の得意分野)のは私のミッション。ランチ用に残ったパンとハム、チーズでサンドウイッチを作り、ブロッコリーなど残りの野菜も詰めました。開園と同時に入園しましたので、午前中で十分楽しめました。ベンチでランチを食べ、早めに動物園を出ました。

 午後2時ごろ、ダウンタウンに到着。ここで、子どもたちと私たち夫婦は別行動です。息子は、一番行きたかった「サブウェイ」に娘と一緒に行きました。息子はサブウェイのサンドウィッチの大フアンで、中学生になってからはレギュラー(約15㌢)ではなく、フットロング(約30㌢)を毎回、食べています。

 旅行先でサブウエイを探して食べるのが息子の楽しみで、これまで家族で行ったハワイやイギリス・アイルランドでも店を見つけて、食べました。今回も店をすでにダウンタウンで見つけていますので、行かないわけには行きません。二人は親と別行動を取れることに気を良くして、店に向かったのでした。

サブウェイのサンドウイッチを食べる息子

 私と夫はジュエリーショップへ。夫が還暦のお祝いにピアスを買ってくれることになっていて、夫の中では今回の旅で完了しなければならないミッションだったようです。日本でもあちこち見たのですが、私が欲しかったホワイトゴールドのピアスの種類があまりなく、流行なのか、ピンクやイエローゴールドのピアスに変わってきていました。ならば、わざわざ日本で買わずとも、メルボルンのジュエリーショップに行って買うのも思い出になるという結論になりました。夫は前日にネットでお店をいろいろ調べてくれていました。

 私がホワイトゴールドにこだわったのは、私が毎日身に付けている、息子の遺骨が入っているペンダントがこの素材だからです。そして、残念なことにこのペンダントに合わせてほぼ毎日、身に付けていたホワイトゴールドのピアスを昨年なくしてしまったのです。これは結婚当初、夫の実家のあるシカゴ郊外の小さなジュエリーショップで買ったものでした。で、夫にお祝いに何が欲しい?と聞かれ、即答したのが、ピアスだったのです。

 夫が前日調べてくれていた店に行くと、人懐っこい若い女性が対応してくれ、いろいろ勧めてくれました。いくつか付けてみて、一番気に入ったものを買ってもらいました。ほぼ即決で、他の店を見たほうがいいかな?とも思いましたが、時間もなく、また、直感を大事にしようとも思い、決めました。実は結婚10周年のお祝いに、私が夫に時計を買ってあげたのがハワイでした。旅行の思い出と普段身に付けるものが一緒になっていると、折々にその旅を思い出せるのが良いのです。

 店を出た後、ダウンタウンを歩いているとカフェが並ぶ通りを見つけました。その中の一つのカフェのテーブルに座り、ワインを注文。隣のテーブルのアボガドサンドウィッチがとても美味しそうだったので、これも注文しました。

美味しかったアボガドサンドウイッチ

 子どもたちに連絡すると、サブウェイのサンドウィッチを食べた後、ホテルに戻って寝ていたようです。午後5時には、メルボルンの中心街を流れるヤラ川に浮かぶ船上レストランに予約をしていましたので、そこで待ち合わせをすることにしました。

 これは私の「メルボルンでしたいことリスト」に入っていたことです。旅行前から考えていたことではなくて、メルボルンに来てから、川の上に浮かぶレストランで人々が楽しそうに食事をしているのを見て、リストに入れました。

 本当ならドレスを着たいところでした。が、息子とお揃いのディズニーのTシャツを着ることが私のリストの上位にランク付けされており、これはこの日に実行したので、私はミッキーマウスとミニーマウスが大きくプリントされた真っ赤なTシャツを着て、レストランに行ったのでした。

ヤラ川に浮かぶレストラン

 女性たちの多くはドレスアップしており、ドレスアップしていなくても、お洒落なカジュアルウエアを着ていました。そんな中、ディズニーTシャツを着ているのはちょっと恥ずかしかったですが、まぁ、息子とお揃いのTシャツを着られて、一緒に写真も写せましたので、良しとしました。息子はぐんぐん大きくなっていますので、このTシャツを着られるのもこれが最後ですので、良かったと思っています。

 子供たちがレストランでオーダーしたのが、ピザとニョッキ。私たちはカフェですでにサンドウイッチを食べてしまいましたので、軽めに魚介類のフリッターにしました。あっという間に食べ終わりましたので、滞在1時間ほどで店を出ました。

子供たちがオーダーしたピザとニョッキ

 ドレスを着られなかったことを残念がっていた私のために娘が、「ママ、一旦ホテルに戻ってドレスに着替えて、散歩しようよ。メルボルンは日が長いから、まだまだ明るいよ。したいことは全部しなきゃ」と提案してくれました。で、ホテルに戻り、着替えて、またダウンタウンへ。

ヤラ川に浮かぶ船上レストランを反対側から眺めたショット

 のんびりとあちこち散歩し、写真もたくさん写して、心置きなくホテルに戻りました。楽しいことが沢山詰まったメルボルン最終日でした。 

ヤラ川の端の上には「MERRY CHRISTMAS」のサインがかかっていました。クリスマスが終わっても外さないところが、おおらかなオーストラリアらしい

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