先週土曜日(18日)にコストコ(米国発の会員制倉庫型店)に行き、マンゴージュースを買ってきました。米国で売っている1ガロン(3.78㍑)の大きな容器に入ったジュースです。
普段はジュースは買わないのですが、コストコに行ったときだけ、子供たちは好きなジュースを買うことが出来ます。先日はいつも買うレモネードがなかったため、マンゴージュースにしたようです。
で、そのマンゴージュース。とても美味しいらしく、息子ががぶ飲みしていました。「そんなに飲んだら、おねぇねぇに文句言われるかも」と心配していたら、案の定、冷蔵庫を開けた娘が「何でこんなに減っているの? 私、まだ一杯しか飲んでいないのに!」と絶叫しました。
「だって、美味しいんだもん」と息子。「残りは私のだからね」と娘。娘は弟をとても可愛がっていますが、食べ物の配分については、厳しいのです。
こういうのを見て、微笑ましいなと思うのが私。きょうだいがいる人は、これが日常なのでしょうが、私にとっては食べ物を巡るきょうだいの争いが小さいころから羨ましかった。
たとえば、小学校のときに同じクラスだったS君の、お姉ちゃんとグラスを並べて、ジュースの量を同じにするという話。高校時代のYちゃんは兄弟がいて、お母さんが作るハンバーグの大きさを皆で比べて誰がどれを取るかせめぎ合うという話。このような話を今でもしっかりと覚えていますので、私はそれらの話を聞いたときによほど羨ましく思ったのでしょう。
そして、我が子どもたちの食べ物を巡る争いも、このブログに書くぐらいに楽しいのです。コストコで買った「甘辛ヤンニョムチキン」。これもコストコに行った時にだけ買える出来合いの食べ物で、買ったその日の夕ご飯に子供たちだけ食べます。
ご飯の上に載ったチキンの数を息子に聞いてみると、「僕が4つ。おねぇねぇは5つだよ」。食べ物を前にすると、弟である息子は自分の立場をわきまえ、自ら少ない方を取ります。これを当たり前のように、自然にできる息子はいいなぁと思います。マンゴージュースはあまりに美味しく、また、容器に入っている量も多かったので、気にせずに飲んでいたら姉にとがめられてしまったのですね。
夜、冷蔵庫を開けると、容器にきちんと飲んだ日付けと時間が書かれていました。娘から息子への「記録しているからね、飲んだら分かるんだよ!」というメッセージです。息子に「もう、マンゴージュース飲めないの?」と聞くと、「うん」と言います。「あら、残念ね」と言うと、「いや、僕いっぱい飲んだから」と気にする様子もありません。
日付と時間が書かれたマンゴージュース |
きょうだいって、本当に面白い。
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