今日、ニセコはようやく晴れ、羊蹄山がその美しい姿を見せてくれました。今日は8時半から午後1時半まで、息子と一緒にガンガン滑りました。
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スキー場の頂上付近から見える美しい羊蹄山 |
私たちが今回行ったニセコ東急グラン・ヒラフは1961年ニセコひらふスキー場という名前で開設されました。中高年の北海道民でしたら、この名前のほうが馴染みがあるかもしれません。
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スキー場の中腹から見る羊蹄山 |
そのグラン・ヒラフはいくつかのコースがあり、頂上付近まで行くのは2つのコースがあります。私たちが滑った場所はまずゴンドラで中腹まで行き、そこから4人乗りの高速リフトに乗りさらに上に行きます。そして、そこからは昔ながらの一人乗りのリフトに乗ります。
高速リフトまでは中級レベルでも行けますが、一番上まで行くリフトは上級者に限定されます。今日は息子にせがまれ、ここに4回行き、下まで滑りました。はっきり言いましょう。これには体力がいります。ここに行くのは、大体が若者だと思います。なんたって滑りが違う。でも、私は滑りましたよ。はい、愛する息子のためですので。
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頂上付近まで行くリフトの入り口。「上級者限定(Most Difficult)」のサインがある |
私は札幌生まれ・札幌育ちで小さなころからスキーをしていますが、この一人乗りのリフトは苦手なんです。ゴンドラはそもそも箱の中に人が入りますし、高速リフトは大きなカバーでリフト自体が囲われますので安全そのもの。でも、このリフトは安全バーなんてものはありません。昔ながらの簡易な椅子なんです。その上に、ゲレンデとリフトの椅子の間の距離が結構あるんです。
左手でバーをしっかりつかみ、右手で椅子をつかまえても、怖い。この恐ろしさを伝えるためには携帯で写真を写してこのブログにアップすれば良いのですが、さすがの私も出来ませんでした。鉄塔を通り過ぎるたびにガタンガタンと音がなり、椅子が揺れます。鉄塔には「飛び降り禁止(Please do not jump from the chair)」とサインが書かれています。ここから飛び降りる酔狂な輩がいるんでしょうか。
やっと降りて、地面にスキー板を付けるとほっとします。でも、若者はさらに上を目指すのですね。ここから、スキーを担いで頂上を目指しています。いやぁ、あっぱれ。私はおばさんですし、息子は中1でまだまだ未熟者ですのでリフトを降りて、普通に滑ります。はい。
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スキーを担いで頂上を目指す若人たち。あっぱれ |
今日、息子が「僕の友達のお母さんで、スキー場のてっぺんまで一緒に行って滑ってくれる人はなかなかいないと思う。一人で滑るのは寂しいから、ママ、これからも一緒に行ってね」と言ってくれました。その言葉を聞いて、私のこれからの生きる目標がガチっと決まりました。息子が高校を卒業するまで(できるなら大学ぐらいまで)は息子と一緒にスキー場の一番上まで行って、一緒に滑り降りてくるぞ!
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