先週末の土曜日、横浜のスポーツクラブでディスコ・パーティがありました。娘が通っていたインターナショナルスクールのママさんのバンドが演奏し、学校に子供を通わせるママさんパパさんが集うパーティです。
その日は何と家を出る直前に、前歯の一本の半分が欠けてしまうという、信じられないことが起こり気持ちが落ち込んだため、参加を取りやめようかと思いました。でも、娘が卒業して1年半も経つのに、誘ってくれることをとてもありがたく思っていましたし、親しくしてもらっているママさんたちとのつながりも大事にしたいと思い、どうしたものか考えを巡らせました。で、はっと夜寝るときに付けているマウスピースを付けて参加することを思いつきました。私は歯ぎしりがひどく、歯のあちこちが欠けてきているので、夜マウスピースをして寝ているのです。
前歯の半分がなくなるのはとてもショックでした。また、歯の半分が欠けているのはやっぱりみっともない。でも、人生は恐らく、こういう「失うこと」の連続なのだろうーと受け止め、これからの人生で必要な心構えはそれでも日々を感謝しながら楽しく生きることなのだろうーと考えました。マウスピースがあってラッキーだったと思うことにしました。
あいにく東京・横浜は雪でしたが、ディスコ・パーティは最初から盛り上がりました。歌うママさんは、体にフィットする真っ赤なキラキラのドレスを着て、我々が親しんでいる1980年代90年代のディスコ・ミュージックを歌ってくれます。楽器を演奏する男性たちも”おじさん”ですし、参加しているのもママさん・パパさんたちですので、とっても気楽。
インターナショナルスクールに子供を通わせるママさんは、かなり、はじけています。ブロンドのかつらは何人もいましたし、ピカピカ光るサングラスを付けている人、キラキラ光るミラーボールのピアスをしている人、皆思い思いの装いです。
私は普通のデニムにセーターでしたが、ディスコで踊るのが大好きなので、バンドの目の前で、同じく踊りが大好きなママさんたちとずっと踊っていました。歯が半分欠けたことも忘れました。はい。
会場は昔のディスコのようにミラーボールがキラキラしていました |
娘が通っていたときに活動していたママさんコーラスグループのメンバーたちにも久しぶりに会いました。娘が卒業した後も、こうして声をかけてもらって、「むつみちゃん、元気にしてる?」とハグしてくれ、おしゃべりして、本当に幸せだなぁと思いました。
さて、ご機嫌で帰宅し、夜、娘にフェイスタイムをして歯を見せました。娘はかなり驚いていましたが、「ママ、まだ歯は6割ぐらい残っているから大丈夫」と慰めてくれました。「そうか、5割じゃなくて6割残っているように見えるんだね」と私。鏡を見ると、確かに6割は残っているようです。物は考えようで、5割ではなくて6割が残っていると思うと、前向きに考えられました。
それもこれも、皆で楽しく踊って、おしゃべりしたお陰。アクシデントがあっても、予定通りにすることで、気持ちが晴れるものなのですね。
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