昨日春休みに入った息子が部活の後に昼ご飯を友人と食べに行くというので、久しぶりに夫とフランス料理を食べに行きました。毎日一緒にいますので今更デートということでもないのですが、子供たちなしでレストランに行くこともあまりないので、そうタイトルに書きました。
フランス料理を選んだのには、理由があります。我が家の子供達は、コース料理のオードブルやサラダはあまり好きではありません。ですので、フランス料理を食べに行くと、私と夫が2人分のオードブルやサラダを食べることになってしまいます。これは、苦役に近い。ですので自然と、フレンチレストランには子供たちとは行かなくなりました。
子供たちと行くのは、ピザやパスタなど単品でも注文できるイタリアンレストラン、そして担々麺など単品料理も豊富な中華料理店です。今回は息子がいないので、フランス料理を食べに行くことにしたのです。
フランス料理と言えば、昨年、観に行った映画「至福のレストラン 三つ星トロワグロ」。これはフランスで55年間、親子三代に渡りミシュランの三つ星を持ち続けるレストランを描いたドキュメンタリーです。この映画を観て触発された私と夫は、子供たちが大きくなったので、また、若いころのようにフランス料理を楽しもうと決めたのです。
そして、昨日行ったのは隣駅のレストラン。ここは、娘が幼稚園のときのママ友に連れてきてもらったのが最初です。とても美味しいので、娘がインターナショナルスクールのときのママ友、そして、札幌から後輩が遊びに来たときも連れて行きました。
こうして何度も足を運んでいるので、夫も一緒に行ったと思ったら、「ここ、行ったっけ?」と聞くと、「いや、君が友達と行ったという話はよく聞くけど、僕は行ったことがない」とのこと。ああ、そうだった。私を含め女性たちは美味しいレストランには女友達と一緒に行くことが多い。ですので、ついつい、夫は友人たちの後になってしまうんですよね。
そして、行ったそのレストラン。フランス料理はカモやイノシシ、ウサギ、シカなど私が好きではない肉料理が多く、いつもはお魚を注文するのですが、このレストランはポーク、チキン、ビーフから選べましたので、喜んでポークを注文しました。スープもオードブルも、お肉も大変美味しく、満足したランチでした。
美味しかったオードブル |
ポークはクスクスと一緒に |
夫が、「一緒に観た、『トロワグロ』を思い出すね。あれはいい映画だった。残念ながらフランス語で、字幕が日本語だったから、あまり理解出来なかったんだ。実は誕生日に君が英語の字幕が付いたDVDをプレゼントしてくれるかなと期待していたんだけど。今度、父の日にプレゼントしてくれないかな?」とのこと。
あぁ、そうか。夫の55歳の誕生日は日本酒や禅についての本、私が大好きな作家の本をプレゼントしたのでした。帰宅後、アマゾンで調べてみるとまだDVDは発売されておらず、日本では4月25日に発売予定らしい。英語の字幕は探せませんでしたが、日本語の字幕のDVDはさっそく予約しました。父の日の前にアメリカのアマゾンで調べて、英語の字幕のDVDを注文しましょう。
やはり、人生は気の置けない人とおしゃべりしながら、美味しい料理を食べるのが一番幸せなのではないでしょうか。いつも一緒の夫ですので、取り立てて面白い話をしたわけではありませんが、ワインを傾けながら、美味しい料理をいただき、旅行やリフォームの計画や子供たちの進路の話などとりとめのない話をして、幸せな気持ちになった一日だったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿