中2の息子がヴァイオリンのレッスンを再開しました。2歳半で始め、小学校6年生の3学期まで続けましたが、本人の希望で辞めました。辞めて1年過ぎたところで、再開を息子に勧めました。
息子は全くやる気がありませんでした。でも、そもそも勉強もやる気がなく、部活(バスケットボール)も水泳も特に一生懸命なわけでもありません。放っておけば、ずっとゲームをしています。ならば、日々の生活の中で月に1、2度ヴァイオリンを弾いたところで影響はないでしょうと、半ば無理矢理でした。
先生には、練習なしで月1、2度レッスンのときだけ弾くということで了承してもらいました。楽器はいったん辞めると、元に戻るのが難しい。細々とでも続けていれば、忘れることはありません。
芸は身を助くといいます。息子にとってはヴァイオリンは芸の域には達しませんが、無理のない程度に月1、2時間弾くだけでも、将来、ヴァイオリンを弾くことで心が癒やされたり、豊かになったりすることがあると思うのです。
ヴァイオリンは私が尊敬する元新聞記者のFさんから譲り受けたものです。この冬、娘が帰国したときも、週1回のレッスンで弾き、今回も息子が弾きました。やはり、定期的に弾いていると、音の響きがいいのです。
いつか、息子が自主的にヴァイオリンを弾く日がくればいいなぁと夢見つつ、「なんで、ヴァイオリンなの?」という文句を聞き流し、何とかレッスンに連れて行くことにします。本当なら私も習いたいぐらいなのですが、得意でないことをやるのは、大学院での研究と週1回のバレエ(楽しいのですが)で手一杯。実は息子はそこそこ上手なんです、ヴァイオリン。だから、もったいない。でも、もったいないーという感覚、子供は分からないんですよね。
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