2025年5月21日水曜日

PTA活動とピクニック

  昨日はとても弱気になっていたので、読者の皆さんにご心配をかけたかもしれません。ご安心ください。ちゃんと復活しました。

 今日は研究室に行きませんでした。朝、いつものように息子と夫のお弁当を作り、送り出した後、「今日は行くのをやめよう」と思いました。その代わりに母に電話をして「お天気がいいから、ピクニックしよう!」と誘いました。洗濯をし、お布団を干し、母と私用のお弁当を作りました。

 ピクニックの時間までは、息子の学校のPTA活動のキャッチアップをしました。私は部活委員会に所属しており、前年度の部の活動実績と今年度の予算、保護者からの部への要望などをエクセルシートに記入しました。

 これを割り当てる人、割り当てられた人はすごいスピードで処理しています。が、やりながら「普通の人は、こんなスピードでは出来ないだろうな」と思いました。私は日々、研究の世界で若い研究者とこういうことをしていますので(泣く泣く)何が行われているのかは理解できます。でも、これをパソコン上でオンラインでスラスラと出来る人は限られているだろうと想像しました。

 仕事をしていない主婦、もしくは、仕事をしていても共通のグーグルドライブでエクセルを利用してデータを更新していくなどの作業の必要がない仕事をしている人にはとても出来ないだろうと思いました。先日、ママ友とご飯を食べたときに40代のママさんはパソコンが出来ないと言っていましたし、今日行った美容室の40代の美容師の方も、パソコンが出来ないのでPTAの仕事はパソコンを使わないものをさせてほしいーとお願いしていると話していました。PTA活動はすごいプレッシャーなのだとか。

 PTA活動は今や世に出ている便利な機能を使いこなせる人でなければ出来ません。すごい時代になったものです。

 でも、私は何とかついていっています。46歳で子どもを産むということはそういうことです。妊娠・出産も簡単ではありませんが、生まれた子どもをちゃんと育てるためにはママさんたちとの交流が必須で、その場合は時代についていく適応力も必要なのです。当然、ついていくためには、恥をかきながら一つ一つ習得していかなければなりません。

 さて、近くの公園での母とのピクニック。私が作っていったお弁当を母はとても喜んでくれました。母は巻き寿司が好きなので、今日も作っていきました。

 母はお友達の話、相撲の話など、たくさんおしゃべりしてくれました。春に母を相撲の巡業に連れて行きましたが、そのときに大関の大の里という力士と握手した話をまた、今日も嬉しそうに話していました。

「私が握手してから、大の里、すごく強くなったの。今場所、優勝するような勢いだよ。来場所には横綱になるかもしれない」と大喜びです。自分と握手したから、力士が強くなったと信じている母はすごいーと思いました。

 先週、落ち込んだときは「気分で行く行かないを決めてはいけない」と思い、研究室に行きました。行けば行ったで、そこそこの一日になります。でも、今日は行きませんでした。行かなければ行かないで、幸せな有意義な一日になります。

 PTAの仕事も終わり、母をピクニックに連れていき、喜んでもらえた。夕方は行きつけの美容室に行き、カラーをしてもらい、美容師さんと沢山おしゃべりをした。夜はちゃんと息子と夫に夕食を作って「美味しい!」と言ってもらえた。

 研究室に行かず、研究は進まなかったけど、私の人生の一日としてはまぁまぁ良い日だったと思えたのでした。


お弁当は母の好きな巻き寿司を作りました


 

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