2025年5月3日土曜日

軽井沢へ

  軽井沢に来ました。夫は4月29日から来てますので、息子と二人で新幹線に乗りました。昨日、事前に新幹線のチケットを買うために「みどりの窓口」に行きましたが、どの時間帯も指定席は満席。今朝、自由席の列に並びましたが、自由席の4車両は通路も乗降口付近も満員で、JR職員の案内により指定席の車両に乗りました。ぎゅうぎゅう詰めで、もちろん立ったまま軽井沢まで行きました。

 しかし、こういう混雑した場所でのマナーというか他者への気遣いができるのはやはり日本人だなぁと実感した出来事がありました。最近、日本中の観光地にいる●●人。日本の経済活性化に寄与してくれているので感謝はしていますが、マナーを知らない人が多い。私はこのような、人種に関するコメントはしたことはありませんが、目に余ることが多いため、今回初めてブログに書くことにしました。

 まずは昨年春のニセににスキーに行ったときのことを書きます。あのときは、夜遅くに温泉に入りました。そのとき入っていたのは●●人の若い3人のみ。温泉から出る時間がほぼ一緒で、私のほうが少し遅かったのですが、バスケットのタオルが盗まれていました。自分の体を拭くために、他人のバスケットからタオルを盗むという感覚。自分の心地良さのために、他人を犠牲にしても良いというその感性が信じられない。

 そして、今日です。1号車から4号車までの自由席に並んでいた人たちが車両に収まり切らず、JR職員が「5号車、6号車にも乗ってください!」とホームで案内してくれました。もちろん、通路に立ってという意味です。1号車から4号車まで並んでいて、車両に入りきらなかった人が5、6号車に向かって走りました。

 私が向かった5号車は空席が目だちましたが(次の駅で乗ってくるのでしょう)、当然、誰もそこには座りません。そのような中、堂々と座席に座った若い●●人のカップル。

 たまたま、その2人が座った座席の後ろに私と息子が立っていたのですが、その●●人の女性が座った途端、堂々とシートを倒したのです。自分の心地よさのために、人の迷惑なんて考えもしない人たち。加えて、そもそもその座席はその人たちの座席ではないのです。その女性が座席を倒したために、私はそこには立っていられなくて、場所をずらさなければなりませんでした。

 2駅後に、その座席に座る母娘が乗ってきました。悪びれもなく、その座席を離れる●●人の2人。そのとき、その日本人のお母さんが娘に言いました。「後ろに人が立っているから、シートを元に戻しなさい」。あぁ、これぞ日本人。私が「ありがとうございます!」とお礼を言うと、「とんでもないです!」と謙遜するそのお母さん。●●人の若い女性の、自分勝手な態度に残念な思いをしていた私の心が温まりました。

混雑した新幹線

  ●●人の傍若無人ぶりは目に余ります。先日、札幌で会った友人も、残念な経験を何度もしているらしく、「早く、円が強くなって、あの人たちに自国に戻ってほしい」と言っていました。札幌の不動産も彼らにどんどん買われてしまい、価格が高騰し、札幌市民が買えなくなっているらしいのです。ニセコも同様で、もう、北海道人はほとんど行かないとか。確かに2年連続でニセコに行きましたが、あそこは外国でした。

 ただ、私の先輩によると、かつては日本人も海外で傍若無人な振る舞いをしていたらしいのです。1980年代、90年代には、欧米の人たちが、今私たちが●●人に対して感じるように、日本人に対して苦々しい思いをしていたのかもしれません。

 そういえば、遠い昔の記憶ですが、イタリアに旅行に行ったときにグッチの店に入ったことがあります。店員は高慢な態度で、「売ってあげるわ」という上から目線でした。感じが悪いなぁと思いました。きっと、イタリアでブランド物を買いあさる日本人にうんざりしていたのですね。今、私たちが●●人に対して感じるように。

 私の愛する日本が、どんどん外国人に荒らさせていくようで悲しい。早く、円が強くなって、静かな日本に戻ってくれることを願うばかりです。

 


0 件のコメント: