私と息子(中2)は外見が似ていません。息子は目が細くアジア人風なのですが、色が白いのと鼻筋が通っているのでハーフという顔をしています。目が大きい夫とも似ていません。
一方で、大学2年の娘は身長が183㌢なので一見外国人に見えますが、顔は日本人そのもの。私に似ていると良く言われます。娘と一緒だと私は母親以外に間違われたことがないのですが、息子と一緒にいると間違われます。
息子が幼稚園のころ。息子の自転車のタイヤがパンクしたので、近所の自転車屋さんに行きました。そこで言われたのが、「お手伝いさんですか」。確かに、我が家の最寄り駅には外国人が多く、白人の子どもをベビーカーに乗せて歩いているアジア人を見かけます。
私はそういうナニー(ベビーシッター)に間違われたのです。私が「いいえ、母親です」というと、その自転車屋さんの奥さんがしどろもどろになって言い訳していました。幼稚園児の自転車の修理の依頼に来る女性は母親以外には選択肢はなかなかないと思いますし、さらにお手伝いさんに間違えるなんて、失態に近く、決まり悪かったのですね、きっと。
まぁ、「おばあさまですか?」と言われなかっただけ、良かったのでしょう。
そして、今日。息子の学校の運動会があったので、応援しに行きました。私と夫より早く行った息子は定期を落としたというので、運動会が終わった後に一緒に交番に行ったのです。で、そこの警察官の方に言われたのが、「学校の先生ですか?」
改めて、私と息子は全く似ていないのだなぁと思いました。
普通、この人お母さんかなぁ?それともおばあちゃんかなぁ?という女性が小さな子どもと歩いていると、念のため「お母さん」と呼びかけますよね。お母さんだったら、胸をなで下ろしますし、たとえおばあちゃんだっとしても、間違われた相手は若く見られて気を良くすると思いますので、相手を傷つけることはありません。
でも、そういう配慮もためらいもなく、私を「お手伝いさん」「学校の先生」と呼ぶのですから、よほど似ていないのでしょうね。今度、「おばあさまですか?」と聞かれないよう、若々しくいようと小さく決意をしたのでした。
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