私は筋金入りの捨てられない人間です。このブログでも何度もそのことを書いてきました。読者の方々の中にも捨てられない方はいらっしゃるとは思いますが、おそらく、私よりは捨てられるのではと想像します。
この洗剤のボトル、中身はかなり前に使い切りましたが、これが捨てられません。もらったのは13年前。息子を出産した病院から、出産準備品としてもらった試供品の一つです。
捨てられない、洗剤のボトル |
これを見ると、息子の出産を楽しみにしていた時間、息子を出産してほっとして幸せに浸った時間を思い出すのです。なにせ、いろいろ乗り越えた後の46歳での待望の出産で、なんとしてでも無事出産したいーと神様に祈る日々を送っていましたので。
でも、いくら良い思い出と一緒になっていても、洗剤のボトルはさすがに皆さん、捨てますよね。写真を写す、思い出のものはボックス一つなど量を決める、などなど捨てられない人のためのアドバイスは世の中に溢れていますし。
それでも、やっぱり私は捨てられない。この中身でさえ、最初の5,6年は使えずにいて、でも「いくら洗剤とはいえ、消費期限はあるだろう」と自分を説得して、身を引きちぎられる思いで使いました(大げさ…)。
実はこのボトル、昨年末のメルボルン旅行で久しぶりに使いました。娘が洗濯物をたくさんためて寮に置いてきたというので、母親の務めとして私がしてあげなければ…とこのボトルに洗剤を入れて持っていったのです。普段は棚の奥にしまってあるこのボトルも、久しぶりに出番が来て、喜んでいるような気がしました。
このブログを読んで、物を捨てられず悩んでいる読者の方々が「あっ、私のほうがまだ捨てられるかも」と安心してくれたら、嬉しいです。もしかしたら、「分かる、分かる」と共感してくれる人がいるかもしれませんね。
皆さんが捨てられないもの何ですか?
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