2020年3月17日火曜日

校庭開放スタート

 子供たちの学校の臨時休校が3週目に入った16日月曜日、息子の通う公立小で校庭開放が始まりました。午前9時15分から10時15分までの1時間です。息子は水筒と縄跳びを準備して、朝から張り切っています。私も嬉しくて息子について行ってしまいました。

 息子とおしゃべりしながら歩いて学校の近くになると、校門の前に「学校」と書かれた黄色い旗がはためいているのが目に入りました。新型コロナウイルスという得体の知れないウイルスに振り回され、学校に通って学び遊ぶという子供たちの日常が突然奪われてしまったこの2週間。その旗を見て、改めて子供が毎日元気に学校に行けることのありがたさを実感しました。


 校庭にはすでに、息子のお友達が何人も来ていました。息子は走ってお友達のところに行きます。しばらくしてから、私のところに戻ってきました。
「たけし君のところに遊びに行っていい?皆、遊びに行くみたいなんだ」
「いいわよ。でも、マスク忘れたから家に一旦戻ってつけていってね。お菓子も準備しておくから」
「うん!」
 息子も私もあまりに嬉しくて、肝心のマスクを忘れたのです。

 お昼近くにママ友だちとのグループラインにメッセージが入ります。
「うちの息子帰宅しないんですけど、どこかにお邪魔していますか?」
「うちの息子、縄跳びを間違えて持ち帰ったみたいなんですけど・・・」

 2週間ぶりのママ友だちからのラインです。2月28日に臨時休校が決まってから、ぱったりとラインもメールもなくなりました。皆、自粛をしていて連絡をしなかったのですね。ラインの復活で、いつもの生活に戻りました。

 息子はちゃっかりお昼ご飯までご馳走になり、夕方帰宅しました。2週間ぶりにお友達と遊べて、楽しかったようです。非常事態であることには変わりないのですが、1日1時間でも子どもに学校生活が戻って、ほっとしました。
 

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