2026年1月9日金曜日

博論審査会の準備

  昨年末、博士論文の審査会予演会でこてんぱんにされてから、スライドの修正に取り組み、1月5日朝、指導教員と関連の研究員3人に修正スライドを送りました。

 審査会はプレゼンテーション30分、質疑応答1時間半ですので、準備したパワーポイントのスライドは30枚、1枚1分の計算です。その30枚を全面的に修正しました。年末年始、子どもたちをスキーに連れて行ったり、母の米寿のお祝いで温泉に行ったりと、家族の予定を優先しながら、取り組みました。

 スライド修正の参考にしたのは、同じく博士課程4年の研究者2人のスライド。1人は20代です。いやぁ、彼らのスライドのスタイリッシュなこと。博論の審査会のプレゼンのスライドにスタイリッシュなどいう言葉を使うのは何ですが、61歳の私の、全く洗練されていないスライドとは全然違います。

 それと、彼らはスライドを見ながら、よどみなく話せるんです。私はスライドのメモに原稿を書いてあり、それを読んでいますし、えー、えー、を連発し、滑舌も悪く、本当に情けない。

 ああ、人前で話すのは本当に苦手。でも、この審査会に合格して、そこでの審査委員の先生のコメントをすべて反映させて、論文を修正して大学に再提出するというプロセスを経ないと、学位が取れないんです。

 あー、しんどい。

 昨日は大学の図書館、今日は研究室に終日いて、想定問答に取り組んでいました。ここ質問されそうだなぁと思う場面の質問を自分で考え、その答えを作って、暗記するのです。でも、1週間前に作った質問の、覚えているはずの答えを全く忘れています。

 年を言い訳にするのは潔くありませんが、この記憶力の低下はいかんともしがたい。先日、たまたまフェイスブックを読んでいたら、ある人が「60代以降を有意義に過ごすための3つのポイント」を語っていました。

 その人が言い切る3つのうちの一つが「恥をかくこと」だそうです。50代になると、自分の居心地の良い場に安住し、新しいことに挑戦しない。それが「老い」につながるそうな。自分の「コンフォートゾーン」に居続けると駄目なんだそう。

 はぁ? 私なんて、恥のかきっぱなしですよ。それに、私は「コンフォートゾーン」(居心地の良い場)に、あえて、難しい、チャレンジングな場を無意識に選んでしまうという訳の分からない習い性がある人間なんです。そういう私は若々しくいるどころか、疲れ切って、シワだらけです。

 私のような人間にしてみれば、挑戦し続けること、難しい場に居続けることは、逆にその人間のメンタルにかなりのダメージを与えると思うのです。過ぎたるは及ばざるがごとしーです。今日も研究室に向かう道すがら、辛くて、涙がこぼれました。研究そのものが辛いのではない。研究環境(人間関係・自分の置かれている立場)が辛いんです。

 あと2ヶ月。あと2ヶ月でこの辛い4年間の博士課程も終わる予定です。でも、今月末の審査会で不合格になったら、4年間の努力も泡となってしまう。

 娘がオーストラリアに戻った後の明日からの3連休。審査会に向けての口頭発表の練習と、想定問答の作成・暗記に取り組みます。

 

 

 

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