いろいろあって、ブログが書けずにいました。まず、一番大きかったのは、私の所属する研究チームの責任者が2月27日に65歳で亡くなったことです。T先生といいます。
T先生は呼吸器外科の先生で、研究室の中で私が最も信頼するMさん、いつも励ましてくれるT君、そしてチームリーダーのOさん、私の4人が事務局となり、「T班」という名前で3年前から研究を進めてきました。T先生は半年ぐらい前から体調を崩し、あっという間に亡くなりました。がんだったと聞いています。
お葬式に行ってきました。6日の夜でした。お寺のお坊さんによる読経がない「自由焼香」という形で、午後6時から8時までの間で参列者に都合の良い時間に伺って焼香するようになっていました。
現役の医師のそれも要職につく人の葬儀ですので、大変な人数の人が来ていました。供花もそれはたくさんありました。遺されたのは、美しい奥様と高校生のお嬢さんです。
その光景を見てつくづく思ったのは、当たり前ですが、死んだら終わりなんだという事実です。T先生が積み上げてきた華々しいキャリアも、美しいご家族も、死んでしまったら手放さなければならないのだということです。
私は病気をしたこともあり、死はいつも身近にありました。でも、T先生の葬儀に参列し、改めて思いました。私はまだ、死ねないと。子どもたちとまだまだ一緒に過ごしたいし、夫と老後をのんびりと楽しみたい。母ともおしゃべりや食事をしたいし、友人たちと美味しいお料理を食べたり、お酒を飲んだりして、語り合いたい。まだまだ書きたいテーマもある。
昨年47歳で亡くなった友人ゆきちゃんも、65歳で亡くなったT先生も、まだまだこれから家族や友人たちとの楽しい日々がたくさんあって、あれもしよう、これもしよう、と思っていたはずなのに…。無念だったと思います。
穏やかな表情で眠るT先生に「ありがとうございました」と手を合わせました。そして、改めて、日々を大切に生きようと思ったのでした。