2026年4月21日火曜日

お天気の良い日は…

  昨日はお天気が良く気持ちの良い日でしたので、母を昼食に招きました。歯の調子が悪い母は最近固いものが食べられず、かみ切ることができません。ですので、なるべく柔らかいものを準備しました。

 おにぎりはのりを付けず、焼いたナスは皮をむいて。お魚は口の中で溶けるほど柔らかい銀だらの西京漬け。鶏肉は食べやすくそぼろにしました。

 残念ながらデコポンとひよこ豆のディップを付けた薄切りのキュウリは食べられませんでした。でも、凍らせてあった梅で作ったシロップにソーダを入れたら、「すっきりして、美味しい!」と喜んでもらえました。

 体のあちこちが痛いという米寿の母ですが、我が家までちゃんと歩いてきました。何のことはない、こんなお昼ご飯をこれからもお互い元気で一緒に食べたいです。


 

2026年4月20日月曜日

夫の通院に付き添う

  4月16、17日と夫の通院に付き添ってきました。

 「デュピュイトラン拘縮」という、手の皮下組織が硬く縮み、指が曲がって伸ばせなくなる病気です。この病気は遺伝で、義祖父、義母、義兄に症状が出ています。夫は10年ほど前に右手の中指にできて手術をし、今回は左手の薬指にできたため、手の外科専門のクリニックを受診しました。

 薬指には結婚指輪をはめているので、夫は指輪を切るのを嫌がり、どうにか切らない方法を模索していました。しかし、やはり指輪を切らなければならないことが分かりました。そして、来月手術をすることに。

 全身麻酔の大がかりな手術で、なんと入院が1週間になるそうです。特殊な手術で皮膚をジグザグに切るため、経過観察が必要で長くなるのです。

 医師に勧められ、消防署に行きました。指輪を切るのを消防署が対応してくれるのですね。初めて知りました。消防隊員は皆さんとても親切で、指輪の内側に書いてある文字の部分を外して、切ってくれました。


 ところが、指輪を切っても、切断部がなかなか広がらない。「プラチナは硬いんですよ。今、力の強いのを連れてきます」と、胸板の厚い、マッチョな隊員をわざわざ呼んでくれました。

 その隊員が一瞬で指輪を広げたので、「おぉ!」と皆がどよめきました。その人が「なんで、こんなことが出来ないんだ?」という怪訝な顔をしたので、皆が大笑いとなり、その場がなごみました。

 市民を助ける仕事をする救急隊員は、本当に親切です。結婚指輪を切り、手の手術、それも1週間も入院ということで、気持ちが沈んでいた夫も、隊員たちに親切に対応してもらい、気分良く消防署を出ることが出来ました。

 切った指輪はジュエリーショップに持って行き、つないでもらう予定です。私の指輪もきつくなっているので、ついでに一緒に伸ばしてもらおうかなと思っています。

 

 

2026年4月19日日曜日

信じるか、信じないか

  メルボルン滞在中に娘とたくさん話をしましたが、一番考えさせられたのは宗教の話でした。

 娘は生まれて間もなく、クリスチャンの夫と一緒に教会に行き始めました。娘が生まれる前に、夫から娘をクリスチャンにしたいと言われました。宗教を持たない私は「子どもが大きくなってから、子ども自身に決めさせたほうがいい」と主張しましたが、夫は譲らず、結局は無宗教の私が受け入れた形でした。

 毎週日曜、家族の用事があるとき以外は、夫は娘を連れて教会に行きました。息子が生まれてからも、当たり前のように息子を教会に連れていきました。そして二人とも洗礼を受けました。

 ところがです。娘は「もう、神様は信じていないの」と言うのです。娘が不安症やパニック症などの心の病で苦しんでいるときに、キリスト教の神様は全く救いにならなかったと。夫に悩みを相談し、聖書を読むよう勧められて読んだけれども、全く心に響かなかったと。でも、「そんなことを言ったらダディが可愛そうだから、言わないの」と娘は言います。

 そして、息子もずいぶん前からクリスチャンではないというのです。息子は今も日曜は夫と一緒に教会に行っていますので、そのことを伝えるつもりはないのでしょう。子どもたちが夫に反抗できないのではなく、夫にそのことを言うと悲しむだろうな、と思って黙って教会について行っているのです。

 私がキリスト教の神様について、しっくりこないのは、「日々一生懸命生き、良い行いしてきた人は、神様を信じなくても救われるべきではないのか」という問いに、キリスト教徒は答えられないからです。若いころ、米国や日本の教会の牧師さん何人にも聞きましたが、この点について明確な答えは得られませんでした。だから、私は今でもキリスト教を信じません。

 でも、私は夫が子どもたちをクリスチャンにしようとしたことには異議はなく、今まで夫が子どもたちを教会に連れていくのをいつも快く「いってらっしゃい!」と送りだしてきました。結果的には、私が夫に伝えた通りに、子どもは自分で考え、自分で決めていったのだと思います。

 神を信じるか否か。いや、どの神を信じるのか。この問いの答えは、与えられるものではなく、自分で考え抜くことでしか得られないものなのかもしれません。

 

 

 

 

 

2026年4月18日土曜日

クロワッサン

  お菓子やパン作りが好きな中3の息子がクロワッサンに挑戦しました。参考にしたのはレシピブックではなく、アメリカ人の料理人のユーチューブ番組です。

 勉強嫌いの困った君ですが、料理やお菓子・パン作りの腕は確かです。生地をこねるのも、寝かすのも、形を作るのも、一つ一つの作業がとても丁寧。

 出来上がったクロワッサンは形も良く、そして、とっても美味しかった。翌日、友人たちにあげるのだと言い、形が崩れないようにプラスチックのフードケースに入れて持っていきました。皆から「美味しい!」と褒められたそうです。


冷蔵庫で寝かせていた生地をのばす息子

三角形にカットします

卵を塗ります

こんがり、美味しそうに焼けました

2026年4月17日金曜日

夫の協力

  私が13日間メルボルンに行っている間、夫が中3の息子の世話をしてくれていました。外食やファストフードに頼らず、食事はほぼ手作り。洗濯もきちんとしていたようです。最後のほうには、「同じ料理が重ならないよう日々気を付けてきたけど、もうネタ切れだよ」と苦笑していましたが、本当にありがたかった。

「毎日、何かが切れるんだ。サラダ油とか洗剤とか、コンソメとか…。普段、それらのことをは気にしたことがなかったけど、君がいつも切れないように買い足してくれているんだ、と改めて分かった」

 そんな気づきもあったようで。こちらこそ、2週間も中3の息子を置いていけたのは、夫がきちんと世話をしてくれるからこそ、です。

 息子の学校も始まり、夫が作ってくれたお弁当は2日分。私が作るのと同じように2段弁当や丼弁当にし、果物もちゃんと添えてくれました。息子とは映画を観たり、トランプをしたりして、楽しく過ごしたようです。

 夫が協力してくれるということは、本当にありがたいことなのだと、改めて感じたメルボルン滞在だったのでした。

 

夫が作った息子用のお弁当。おかずは鶏肉のハンバーグと、豆腐屋さんで買ったひじき揚げと豆腐ハンバーグ

夫が作った息子用のお弁当2日目。ザ・豚丼


2026年4月16日木曜日

メルボルンからの報告_13日目(4/10)

 メルボルン最後の日も娘が準備してくれたフルーツヨーグルトで一日をスタートさせました。娘はヨーグルトにチアシードを混ぜ、フルーツを丁寧にカットし、きれいに盛り付けてくれます。このヨーグルトを食べると、とても幸せな気分になります。

赤いキーウィとバナナのヨーグルト。チアシードを入れて
 
 この日は最後の日なので寮に置いてあった画材をアトリエに持っていくことにしました。アトリエを少し片付けてから、キャンパス内のカフェへ。ラテを飲んで、また、おしゃべり。娘と13日間ずっと一緒にいましたが、話が尽きないのです。こんな風に母親と一緒に時間を過ごしてくれる娘がいて、私は幸せ者だなぁとしみじみ思います。


 寮に戻ってから、娘がキッチンに行き、作り置きのお料理を解凍し、温めてくれました。メニューはビーンズスープ、お豆腐の料理、シェパードパイ、玄米とキヌアの炊き込み、スライストマトです。寮の屋上でいただきました。

娘の作り置き料理
 夜はヤラ川沿いのレストランへ。私はムール貝、娘はジャガイモの料理を注文しました。ムール貝についていたのは「Shokupan」、つまり、食パン。日本語がそのまま使われていて、嬉しかった。

 
最後の夜はヤラ川沿いのレストランへ

 
レストランお勧めの大きなチョコレートクッキーとアイスクリーム

 精神面で心配だった娘はメルボルンでしっかり学び、自炊もしており、安心しました。昨年9月に夫が様子を見に来たときは、服薬を始めたばかりで不安定でしたが、今は薬も効いているようです。こんなに若いのに服薬なんてと思いますが、まずは娘の気持ちが安定し、しっかり日々を送れることが重要です。娘と過ごした13日間で、「娘は大丈夫」と思うことができました。

夜のヤラ川

 娘は6月、「冬休み」で日本に戻ってきます。あと2ヶ月すれば、また、家族で過ごせます。それまで、絵に、学びに、しっかり取り組んでほしい。

 


2026年4月15日水曜日

メルボルンからの報告_12日目(4/9)

  メルボルン12日目の4月9日は、寮のキッチンでカレーを大量に作りました。作ったカレーは3パック分。前日、娘が寮から無料でもらってきた玉ねぎ3個、スーパーで購入した「石豆腐」を使って作りました。

 ビーガンの娘は肉・魚・卵・乳製品を食べませんので、豆腐と豆が大切なタンパク源です。この日も石豆腐をちぎってオーブンに入れて焼きました

大きな鍋に作った3パック分のカレー。右下はちぎってオーブンで焼いた石豆腐

 作っている間、娘が冷凍庫の作り置きを見せてくれました。たくさん作って冷凍し、料理をしたくない日はそれらを解凍し温めて食べていることは知っていましたが、こんなに頑張っていたとは…。子どもが親元から離れて一番心配なのは食事。きちんと作っているので、安心しました。

冷凍庫を学生たちでシェアしています。この大型冷凍庫は10台以上はあるでしょうか


冷蔵庫には食材をいれたケースに鍵をかけています
娘の作り置きを見せてもらいました。頑張っているなぁと感心しました

ビーンズスープ

タコス

豆腐のお料理

ポテト料理


ポテト料理2

シェパードパイ。上にマッシュドポテト、下はお豆などの料理

玄米とキヌアを炊いたもの

凍らしてあったビーンズスープをシリコン製の型から取り出します

出来あがったカレーをシリコンケースに入れます

キッチンでランチ。娘はカレーを、私は前日の残りを。学生たちが料理をしています