私は月に一度、がんを発病した子育て中のママさんと、AYA世代の女性を対象に地元の施設でお話し会を開いています。私自身、悪性リンパ腫と胃がんの2つのがんを経験し、悪性リンパ腫は2度再発しました。また、がん治療前に妊孕性温存をし、保存した受精卵を用いて子供を出産しました。ですので、同じような立場の方々が悩みを分かち合える場になればという願いから、このお話し会を続けています。
お話し会で利用しているのは、最寄り駅近くの区の施設です。今日、9月分の施設利用料を支払いに行った際、館内に七夕の短冊が飾られているのを見かけました。たくさんの願いがありました。
「アンパンマンになれますように」
娘が小さいころ、アンパンマンが大好きだったことを思い出し、顔がほころびました。
「テストで良い点が取れますように」。
うーん、わかる、わかる。
そして、一枚の短冊に目が留まりました。
「パパのがんがなおりますように」
その短冊の右には「左の人の願いが叶いますように」、左には「右の人の願いが叶いますように」、そして、上には「下の人の願いが叶いますように」という短冊が結ばれていました。
見ず知らずの人の願いが叶うよう、祈る方々の優しさに胸を打たれました。どうぞ、このお子さんの願いが叶いますように。皆さんも一緒に願っていただけたら、嬉しいです。