2026年4月16日木曜日

メルボルンからの報告_13日目(4/10)

 メルボルン最後の日も娘が準備してくれたフルーツヨーグルトで一日をスタートさせました。娘はヨーグルトにチアシードを混ぜ、フルーツを丁寧にカットし、きれいに盛り付けてくれます。このヨーグルトを食べると、とても幸せな気分になります。

赤いキーウィとバナナのヨーグルト。チアシードを入れて
 
 この日は最後の日なので寮に置いてあった画材をアトリエに持っていくことにしました。アトリエを少し片付けてから、キャンパス内のカフェへ。ラテを飲んで、また、おしゃべり。娘と13日間ずっと一緒にいましたが、話が尽きないのです。こんな風に母親と一緒に時間を過ごしてくれる娘がいて、私は幸せ者だなぁとしみじみ思います。


 寮に戻ってから、娘がキッチンに行き、作り置きのお料理を解凍し、温めてくれました。メニューはビーンズスープ、お豆腐の料理、シェパードパイ、玄米とキヌアの炊き込み、スライストマトです。寮の屋上でいただきました。

娘の作り置き料理
 夜はヤラ川沿いのレストランへ。私はムール貝、娘はジャガイモの料理を注文しました。ムール貝についていたのは「Shokupan」、つまり、食パン。日本語がそのまま使われていて、嬉しかった。

 
最後の夜はヤラ川沿いのレストランへ

 
レストランお勧めの大きなチョコレートクッキーとアイスクリーム

 精神面で心配だった娘はメルボルンでしっかり学び、自炊もしており、安心しました。昨年9月に夫が様子を見に来たときは、服薬を始めたばかりで不安定でしたが、今は薬も効いているようです。こんなに若いのに服薬なんてと思いますが、まずは娘の気持ちが安定し、しっかり日々を送れることが重要です。娘と過ごした13日間で、「娘は大丈夫」と思うことができました。

夜のヤラ川

 娘は6月、「冬休み」で日本に戻ってきます。あと2ヶ月すれば、また、家族で過ごせます。それまで、絵に、学びに、しっかり取り組んでほしい。

 


2026年4月15日水曜日

メルボルンからの報告_12日目(4/9)

  メルボルン12日目の4月9日は、寮のキッチンでカレーを大量に作りました。作ったカレーは3パック分。前日、娘が寮から無料でもらってきた玉ねぎ3個、スーパーで購入した「石豆腐」を使って作りました。

 ビーガンの娘は肉・魚・卵・乳製品を食べませんので、豆腐と豆が大切なタンパク源です。この日も石豆腐をちぎってオーブンに入れて焼きました

大きな鍋に作った3パック分のカレー。右下はちぎってオーブンで焼いた石豆腐

 作っている間、娘が冷凍庫の作り置きを見せてくれました。たくさん作って冷凍し、料理をしたくない日はそれらを解凍し温めて食べていることは知っていましたが、こんなに頑張っていたとは…。子どもが親元から離れて一番心配なのは食事。きちんと作っているので、安心しました。

冷凍庫を学生たちでシェアしています。この大型冷凍庫は10台以上はあるでしょうか


冷蔵庫には食材をいれたケースに鍵をかけています
娘の作り置きを見せてもらいました。頑張っているなぁと感心しました

ビーンズスープ

タコス

豆腐のお料理

ポテト料理


ポテト料理2

シェパードパイ。上にマッシュドポテト、下はお豆などの料理

玄米とキヌアを炊いたもの

凍らしてあったビーンズスープをシリコン製の型から取り出します

出来あがったカレーをシリコンケースに入れます

キッチンでランチ。娘はカレーを、私は前日の残りを。学生たちが料理をしています

2026年4月14日火曜日

メルボルンからの報告_11日目②

  朝気球に乗った日は、クラシックなトラムに乗ってメルボルン市内を回り、寮に戻ってひと眠りしてご飯を食べ、夜は日本のアイスクリーム店に行きました。

 メルボルンでは日本の抹茶が大変なブームで、抹茶カフェが何店もあり、若者の間で抹茶ラテなどがとても人気です。そして、娘の寮の近くのアイスクリーム店もいつも行列が出来ています。

にぎわうアイスクリーム店(左)とカフェ

 お店に入ると、おにぎりやお弁当が売っています。おにぎりが600円、お弁当が2800円と、高くて仰天しました。これを買う人が本当にいるのでしょうか?

1個600円のおにぎり。高い!

このお弁当は2800円。信じられない…

 アイスは日本で販売しているロッテの「雪見だいふく」に似ていました。アイスを薄いおもちでまくスタイル。アイスの味は抹茶、ほうじ茶、きなこ、ごまなどがあります。

店員さんがアイスをおもちで巻いてくれます

 娘はほうじ茶味、私はごま味を注文。このごま味がとても美味しかったです。どうして、日本で販売していないのでしょう?  私が知らないだけ?


娘はほうじ茶味のアイス(左)を、私はごま味を注文

お店の前にある公園のベンチに座って食べました。噴水が綺麗でした

 

2026年4月12日日曜日

メルボルンからの報告_11日目(4/8)

 メルボルン10日目は行列ができるカフェやレストランが期待外れだった話を書きました。でも、翌日の4月8日はとてもエキサイティングな経験をしました。

 娘の寮の窓から見える、朝日に照らされ空に浮かぶ気球。いつか乗ってみたいと思っていました。前回メルボルンに来たのは冬で、雨が多い日が続き、断念しました。で、今回こそと天気予報をチェックして、予約を入れました。

 この日は午前3時に起床、支度をして4時に寮を出ました。集合場所はウインザーホテル。娘によると寮から歩いて25分で着くといいます。でも、集合場所は合っているか、時間は合っているか、と何度確認しても不安なもの。頼りは娘の携帯でチェックするグーグルマップです。

 娘と手をつないでテクテク歩いて行くと(今も手をつないで歩いてくれて、幸せです)、暗闇にギリシャ神殿風の美しいビルが浮かび上がりました。ビクトリア州議事堂です。ウインザーホテルはその斜め向かいなので、無事着いたようです。

ビクトリア州議事堂

 ホテルの前には3台のマイクロバスが止まっていました。「Liverty」という私たちが乗る気球の会社のロゴのTシャツを着た人たちが出たり入ったりしており、「あぁ、ここであっていた」とようやく安心できました。

 ホテル内に入ると、私たちは2番目に着いたグループのよう。その後続々と参加者が到着し、全部で30人ぐらいはいたでしょうか? 名前を呼ばれて、10人が1グループとなり、マイクロバスに乗り込みました。辺りはまだまだ暗い。約15分走って広い運動場に着くと、スタッフが車から外に出て風向きをチェックします。そして、「風向きが朝とは変わったので、別の場所に移動します」とのこと。そこから20分ほど走って、広いサッカー場に着きました。

 スタッフらがトラックから気球を降ろします。グラウンドに気球を広げると、10人の中で背が一番高かった娘と白人男性が「手伝ってください!」とスタッフに呼ばれます。娘と男性は気球の両端に立って、気球を広げます。その中に大型扇風機で空気が入ります。膨らんだら、今度はバーナーで空気を温めます。


気球の中に空気を入れるのを手伝う娘

バーナーで気球の中の空気をあたためます

 そして、気球は持ち上がり、下に設置されたバスケットに10人が乗り込みます。

準備が整った気球

 空へ、どんどん上がっていきます。最初は足がすくむのですが、次第に慣れてきて、目の前に広がるメルボルンの景色を楽しめるようになります。メルボルンは熱気球飛行が楽しめる世界最大の都市なのだそうです。


空に浮かぶ気球

朝焼けが綺麗

 空から観るメルボルンは本当に美しい。読者の皆さん、もしオーストラリアに旅行する計画があるのでしたら、ぜひ、メルボルンまで足を伸ばして、気球に乗ってみてください。


2026年4月9日木曜日

メルボルンからの報告_10日目②

  前日コアラを見に遠出をしましたので、翌日はキャンパスの図書館に行き、私は論文を書き、娘は課題に取り組みました。またいつも行列が出来ていて気になっているカフェとレストランにも行ってみることにしました。

 朝行ったのは、娘の寮から歩いて5分ほどのところにあるカフェ「Good Measure」。この店の前にはいつも人だかりが出来ていて、不思議に思っていました。

 娘と一緒に並ぶこと15分。店の中に入ることができました。注文したのは、一番人気の「モンブラン」。周囲を見ると、これを注文している人が多い。アイスコーヒーの上にホイップしたクリームがのっていて、その上にオレンジピールが振りかけてあります。


 飲んでみましたが、日本のアイスコーヒーよりも薄く、特別美味しいというわけでもありませんでした。こういうときは「美味しかった」というべきなのでしょうが、並んで飲むほどでもないなぁと。でも、店の雰囲気は良かったです。

 ランチに行ったレストランも、いつも行列が出来ているところです。肉・魚・乳製品・卵を食べないビーガンの娘は食べるものがなく、フライドポテトを注文。私が頼んだお料理も普通でした。お料理というより、バケットの上に目玉焼きがのり、焼いたベーコンとソーセージ、焼きトマトが添えてあるというプレートという感じでした。

 東京では「ラテ・グラフィック」という、メルボルンをモチーフとしたカフェがありますが、ここのほうがずっと、美味しい。でも、百聞は一見にしかず。人気の店に行ってみたと経験が大切なのです。



メルボルンからの報告_10日目(4/7)

  英経済誌エコノミストの調査部門が毎年発表している「世界で最も住みやすい都市」2025年度版で、メルボルンは世界第4位となっています。メルボルンは過去に7回連続で1位になったことがあるほど、住みやすい街として知られています。

 街にはトラムという路面電車が走り、買い物もしやすく、安全で、食べ物も美味しい。そして、外国人にも住みやすい街なのでしょう。中国人、インド人がとても多い。街を歩いていると、中国語で書かれた店が本当に多いのです。

 2025年の世界人口は82億人で、最も多いインド人は14億6千万人、中国は14億1千万人ですから、世界の3人に1人は中国人かインド人なのですね。メルボルンは世界人口構成を反映しているような街だと感じます。

 さて、娘によると、アジア人がこれほど集まるのはやはり近いということと、言語が英語であることが大きいと言います。娘の通うメルボルン大学は留学生の比率が5割を超えているそうです。

 娘は英語が母語なので、彼らの話す英語は分かるようですが、私には本当に分かりにくい。当然、私も日本語なまりの英語なので相手にとって分かりにくいのでしょう。先日、キャンパス内のマレーシア料理の店では、全く通じませんでした。そして、相手の言うことも全く理解できませんでした。

 娘がエレベーターで知り合いの男子学生と会話をしていたときも、側にいた私はその会話の内容を理解していたつもりでしたが、実は二人は全く違うことを話していたことを、後から娘の説明を聞いて分かりました。以下が私の解釈。

娘「シャワーに入ったばかりという髪ね。どこに出かけるの?」

男子「演劇の練習に行くんだ。金曜日は毎週練習があるので、必ず行く」

娘「真面目なんだね」

男子「うん、行くときはシャワーに入って、さっぱりしていくんだ」

娘「そうなんだ」

 以下が娘から聞いた会話の内容。

娘「シャワーに入ったばかりという髪ね。どこに出かけるの?」

男子「教会にお祈りに行くんだ。金曜日はお祈りに行く日なので、必ず行く」

娘「真面目なんだね」

男子「うん、行くときはシャワーに入って、体を清めてから行くんだ」

娘「そうなんだ」

 これは単純な聞き間違い。日本人によくある、「R」と「L」が聞き分けられないパターン。私は「pray」(お祈り)を「play」(演劇)」と解釈し、その後の会話を延々とこの前提で、自分の中で都合良く作っていったのです。聞き間違い、恐るべし。


キャンパス内の木の葉は色付き、風景はすっかり秋です



 

 

2026年4月8日水曜日

メルボルンからの報告_9日目(4/6)

 イラン情勢の緊迫化で、オーストラリア各地でガソリンなど石油製品不足が悪化しているそうです。娘が留学するメルボルンを州都とするヴィクトリア州でも4月1日から公共交通機関が無料となりました。住民にとって、大変ありがたい施策です。

 メルボルン9日目は娘と遠出をすることにし、メルボルンから列車を乗りぎ約3時間のフィリップ島へ。コアラ保護センターを訪れました。