2026年5月13日水曜日

良い気が巡る場所

 5月1日から東京大学での勤務が始まり、今日で4日目です。私の勤務は月・水・金の週3日。朝、息子と夫、私の3人分のお弁当を作り、息子より早く家を出ます。電車に約40分乗り、「東大前」で下車。テクテク10分ほど歩いて、ローソンに寄り、コ ーヒーを買って東大の正門を入ります。

 大学の門を入ると、キャンパス内にはとても良い気が流れていて、良い気分になります。空を見上げて、大きく息を吸います。空気がすがすがしい。

 娘の通うメルボルン大学も広いキャンパスで、とても良い気が流れていました。私がこの年齢になっても、大学に居続けたいと願うのは、この気の巡りが好きなのだと改めて思います。良い気が流れる場所で週3日も働くことが出来て、なんて私は幸せなんだろうーと思います。

 勤務は9時からで、8時45分ぐらいにオフィスに入ります。だれもまだ、来ていません。鍵を開けて、オフィスに入り、電気を付け、窓を開けます。窓の前には大きな木があり、また、幸せな気分に浸ります。


 9時近くになると研究員らが入ってきます。「おはようございます!」と明るく挨拶。3月までいた研究所では、「おはようございます」の挨拶もせずに黙って通り過ぎる人が何人もいて、でも、「挨拶は基本。挨拶を返してもらえなくても、挨拶しよう」と毎朝、自分を鼓舞して挨拶していました。廊下で指導教員にすれ違うと、私の顔を見て不愉快極まりないという顔をされて、年甲斐もなく、トイレに駆け込んで泣いたものです。そんな人もいない。

 東大では12時のランチタイムになると、それぞれがお弁当を食べたり、運動をしに出かけたり、自由に使っています。研究所にいたころは、お弁当のおかずを入れるのにアルミホイルを使っていると、カサカサという音がするのでなるべく音を立てないように気を付けたり、キュウリなど噛むと音がするものなど絶対入れられませんでした。また、自席で食べるのも緊張しますので、おにぎりは一口サイズにして、お弁当を食べている雰囲気をなるべく消すようにしていました。

 でも、東大のオフィスでは、ズリズリと蕎麦をすすっている人もいるし、お弁当箱を広げてかむとポリポリと音が出るおかずを食べている人もいるので、私も遠慮なく、アルミオイルがすれる音などを気にせず、食べることが出来ます。あぁ、なんて幸せなんだろうーと思います。あのような緊張感の漂う研究所で4年間も過ごすと、大学での普通の時間が本当に幸せに感じます。

 午後4時に勤務が終わります。研究所では、「お先に失礼します」という言葉も緊張のため言えなかったため、周囲の人がいなくなる時間を待って、研究所を出ていました。でも、今は、堂々と「お先に失礼します!」と笑顔でオフィスを去ることが出来ます。なんて、ありがたいのでしょう。

 どうぞ、この普通の幸せがずっと続きますように。

2026年5月12日火曜日

チョコレートケーキ

  息子が昨夜、母の日に行ったイタリアンレストランのデザートを再現するのだーと作っていたチョコレートケーキ。深夜まで取り組んでいたため(勉強どうするんだ!)、私は出来上がる前に寝てしまいましたが、今朝、冷蔵庫を開けてびっくり。

 本格的なチョコレートケーキでした。いやぁ、我が息子ながら、才能あります。支度をしながら、「友達に持っていく」といい、ケーキにナイフを入れていました。「ママも食べたいなぁ」と言うと、「こっち側半分残していくから、食べて」と息子。友人に、と6切れをパックに詰めていました。



「誰に持っていくの?」

「○○と●●と△△と▲▲と僕」

 息子を入れて5人全員男子。

「あと一切れは?♥♥ちゃん?」

「そうだね、♥♥にあげようかな?」

 実は♥♥ちゃんは、昨日、ある男子に何か言われたとかで、先生が問題視して男子全員に事情聴取していたという女子。息子からよく名前を聞く女子で、私が学校に行くと元気に挨拶してくれる、感じの良い女の子です。

 息子は前日、このチョコレートケーキを作りながら、この女の子と長電話をしていましたので、昨日の”事件”の話をしていたのでしょう。でも、電話の後、息子に聞いてみましたが、「言いたくないって言うから、分からない」とのこと。でもねぇ、2時間ぐらい話していたから、その話にはなったと思うけど…とすっかり詮索好きなオバサンです。

 結局、真相は分からずでしたが、大事にはならなかったようです。きっと、3年●組男子の家庭では、似たような会話がお母さんと息子の間でなされていたに違いありません。

 機嫌良く、チョコレートケーキを持っていった息子。息子を送った後、朝のコーヒーと一緒に一切れいただきました。とっても美味しかった。イタリアンレストランのデザートとして出せるぐらいのクオリティでした。

 息子よ、友人たちからの評価は、きっと満点だと思うよ👍



2026年5月11日月曜日

保護者への連絡

  息子の通う中高一貫高では、保護者宛に一斉メールを送る仕組みがあります。ここでは、年度初めに1年間のスケジュールが送られてきたり、学校のイベントの案内、そして、保護者会の案内など様々な連絡が来ます。

 そこに今日、「3年●組男子の保護者の皆さま」というメールが送られてきました。1クラス30人弱ですので、対象者は十数人。「あぁ、愚息が絡んでいませんように」ー。このメールのタイトルを見た男子の母親は全員がそう思ったに違いありません。

 仕事中でしたが、慌ててメールアドレスとパスワードを入れて、連絡を見ました。

「お世話になっております。学年主任の○○です。本日、3年●組で起こった出来事について、確認したいことがございますので、これより放課後しばらくの間、生徒に残っていただきたく存じます。緊急を要する事案でございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」

 こういうの、心臓に悪い。さっそく息子にメッセージを送りました。ちょうど帰宅の準備をしている時間帯でした。

「何起きたの?」

「 何が」

「3年●組の男子居残りで、今日起こったことについて聞くと担任の先生から連絡。何あったの? ケンカ? あなた絡んだの?」

「絡んでいない」

 息子によると、男子がある女子に何かコメントをしたそうで、それを問題視した担任の先生が男子全員に事情を聞いたそう。

「僕は先に家庭科室に行っていたから具体的なことは分からない。今日、MRIあるって先生に言って、事情説明して早く返してもらった」

 今日は放課後、息子の足首の捻挫を診てもらうために、整形外科のクリニックの予約が入っていました。

 まずは、息子の言葉を信じて、クリニックに向かうことにしました。MRI検査では靱帯に損傷があるということでしたが、回復途中ということで、安堵しました。クリニックからの帰りに息子に何が起こったか聞きましたが、よく分かりませんでした。

 まずは、息子が絡んでいないということでほっとはしましたが、気を緩めてはいけません。息子を持つと、娘とは全く別の心配事が出てきます。もっとも、息子は帰宅後、昨日イタリアンレストランで食べたチョコレートケーキを再現するんだと、張り切って焼いていました。まぁ、ケーキ作りに没頭しているうちはまだ、大丈夫かな。いや、男子はいつどこで何をやらかすか分からない。

 母親業は、気が休まりません。

 


 

2026年5月10日日曜日

皆で祝う母の日

  今日は母の日でしたので、夫が横浜みなとみらいにあるイタリアンレストランに連れていってくれました。息子からは昨日作ったマカロンとカーネーションのプレゼントをもらいました。イタリアンも息子のマカロンも、とっても美味しく、幸せでした。


  私の母には5月6日のゴールデンウイーク最終日に昼食に招待し、夏用のバッグをプレゼント。9日にはカーネーションと和菓子を持って、母のマンションへ。

歯が悪くて、柔らかいものしか食べられないという母とは「うどんすき鍋」を囲みました

 義母には朝、夫と一緒に電話をしました。4月18日に義母にアクセサリーとオーストラリアのお土産を送ったのですが、まだ、届いていないようでがっかり。娘が私宛てに送ってくれたプレゼントもまだ未着で、今、海外への郵便はどうも当てにできないようです。でも、送ってくれた娘に感謝。義母にもちゃんと届きますように。

 お友達数人から、「Happy mother's day!」のラインも来ました。皆が母の日をお祝いし合う、とても素敵な日でした。

2026年5月9日土曜日

マカロン

  2度目の挑戦で、息子のマカロンが美味しく出来ました!前回は外側がベトベトしていたので、中のクリームを入れないで終わりました。今回はサクサクに出来ました。

 挟んでいるバタークリームの美味しいこと!やっぱり息子はお菓子作りのセンスがあります。これ、明日の母の日のプレゼントなのかな?





 

2026年5月8日金曜日

お抹茶

  昨日は息子についていろいろ書いてしまいましたが、本当はとても良い子なんです。勉強が大嫌いなだけで。

 昨日も、今日も、お抹茶を点ててくれました。このお茶碗は私の大学時代の友人から結婚のお祝いにいただきました。25年間もずっと仕舞ったままでしたが、最近取り出して、使っています。お茶を点てるのは、小さなころから母に習っている息子です。

 息子は勉強が大嫌いですが、学校にもちゃんと毎日行きますし、部活も真面目に出ていますし、お友達とも仲良くしている。料理も得意ですし、お菓子作りの腕はプロ並みです。こうして、お茶も点ててくれます。

 贅沢を言ってはダメですよね。息子の良いところを見なければ、です。



2026年5月7日木曜日

愚痴

  私は46歳のとき、帝王切開で息子を産みました。ありがたいことに息子はすくすくと成長しました。が、今学期、成績「1」がついたら学校を放り出されるかどうかの瀬戸際にいます。

 2年生のときに「1」がついた数学については、個別塾に通わせています。同じく「1」がついた国語については、私が横について漢字練習をさせたり、一緒に教科書を読んだりしています。

 私は社会活動として、息子の学校のPTA活動に参加し、地元の絵本読み聞かせサークルで活動、そのほか、がんのお母さんたちの集いの場を月1回主催しています。

 PTA活動は、ぐんと若いママさんと一緒です。息子の学校とかかわりたいと願って活動をしていますが、若いママさんたちのエネルギーに圧倒されています。

 連日、連絡手段の「Band」というチャットに、30件から40件のメッセージが届きます。情けないことに、フォローするだけで精いっぱいです。「主体的にかかわってください」と言われますが、とても無理。

 夫に、「あのスピードとパワーにはついていけないかも」と愚痴ると、「僕らはもう定年の年齢なんだよ。ついていけなくて当然だよ」と”引退”を勧めます。でも、したくない。引退をすると、学校やママさんたちとのつながりがなくなります。

 でも、もう、つながることを諦めようかな、と思い始めました。研究でも、PTA活動でも、読み聞かせでも、若い人と活動をするのは、楽しいですが、ついていけないことも多い。で、今日、息子に言い渡しました。

「ママ、君を46歳で産んだんだよ。君も生まれたくて生まれてきたわけじゃないーと言いたいかもしれないけど、一応は、生まれてきたことに感謝してほしんだよね。学校を放り出されるようなことは、避けてほしいの」

「うん、分かっているよ」

「ぜんぜん、分かっていない。ママ、君の友人たちのママたちより軽く15歳ぐらい年取っているんだよね。下手したら、20歳ぐらい違うの。で、君の友人たちのママのように、宿題やテスト範囲なんかをこまめに把握するのは、もう、絶対無理」

「うん、分かっているよ」

 宿題などを子どもたちがチェックする「グーグルクラスルーム」は、アクセスするのにパスワードがいるのですが、他のママたちは「子どもたちから無理やり聞きだした」などと嬉しそうに語っていますが、私なんて、息子にもう10回以上は聞いています。毎回、「グーグルクラスルームのパスワード、他のママ知っているんだよ。ママに教えて」と言うと、「ママ、それ、前教えたんだけど…」と呆れられながら、また、教えてもらいます。その繰り返しです。

「もう、『1』は勘弁してほしい。ママもダディも年だから、君に新しい学校を探す体力・気力はないから」

「うん、分かっている」

 身長178㌢の中3の息子の横に座って、漢字の練習をさせるのはなかなかに辛い。「今が頑張りどき」と思いつつ、「息子が小学校のときに、もっと何とかすればよかった」と大反省してしまいますし、そもそも私は子どもに勉強を教えるのがうまくない。

 息子よ、君を大事に育てたつもりだけど、勉強をみるのは、もうできない。少しずつでもいいから、何とか、自力でやってほしい。よろしく。