明日、いよいよ博士論文審査会です。今朝のギリギリまでスライドの修正をしていました。そして、ようやく完成したスライドを審査委員の先生5人に送りました。
「予演会にご参加くださり、ありがとうございます。本番、頑張ってきます」と指導教員にメールを送りましたが、返信はありませんでした。
その代わり、私を直接的に指導してくれる、研究員のMさんからメールが来ました。Mさんは私が人生で出会った中で、最も頭の良い女性です。Mさんのメールは大変ありがたかったです。
「博士の審査では、研究としてどこまで完成しているか以上に、自分の研究をどう位置づけ、どこまで分かっていて、どこからが限界なのかを自覚して説明できているかを見られます。その前提でいくつかのポイントを共有します。
1)質問への返答は必ず「質問ありがとうございます」や「ご指摘ありがとうございます」から始めてください。これは一呼吸置いて、自分の伝えたいポイントを整理し、議論の主導権を落ち着いて握るためです。
2)実現性のないことは言わないでください。今の段階でやれない解析については、「今回は●●を主目的としており、●●は今後の課題と位置づけています」などとはっきりと線を引いてください。これは逃げではなく、研究者として必要な判断です。
3)笑ってごまかさないことも大事です。緊張から来る笑いでも、審査では「準備不足」「自信がない」と受け取られます。分からないことは分からないで十分です。同時に分からない箇所を「すみません」でごまかそうとしないでください。謝罪は議論を前に進めません。
4)回答は短くしてください。話せば話すほど、弱い部分を自分から広げることになり、突っ込まれてしまう可能性があります。結論→最小限の理由で止めておくのがいいのではないでしょうか。
『何を目的とし、何をやって、何をやっていない研究なのか』をきちんと整理して説明できれば、審査は乗り切れると思いますので、体調だけは崩さないように、本番は落ち着いていきましょう。
応援しています」
Mさん、ありがとうございます。
そして、応援してくれている読者の皆さん、ありがとうございます。明日、頑張ってきます。
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