2026年5月31日日曜日

  金曜夜に、ミシガン州在住の姪っ子が高校卒業旅行にお友達と一緒に日本に来ました。2人は今週水曜日まで滞在し、大阪に向かいます。 

「むつみ伯母さんと料理をしたい!」という可愛いリクエストをくれた姪っ子。今日は天ぷらを一緒に作りました。具材はさつまいも、まいたけ、かぼちゃ、なす、玉ねぎ・にんじん・海老のかき揚げ。

「レストランで食べる料理はほとんど家で再現できるんだけど、天ぷらだけは難しいの。カラッと揚げるために、具材につける粉の量と、油の量も重要」と説明すると、姪っ子は汗をかきながら、一つ一つ丁寧に揚げてくれました。

 天ぷらと一緒に食べるのは冷たいお蕎麦。「お蕎麦はパスタと同じゆで加減。アルデンテなの」と伝えると、お蕎麦担当の姪っ子のお友達は、お蕎麦を一本お湯から取り出し水で冷やして味見し、親指を立てて「グッド!」。

 それにしても、姪っ子は明るく、礼儀正しく、所作が美しく、家事も出来て、気遣いもできる。義妹はきちんと育てたのだなぁとつくづく思ったのでした。




2026年5月28日木曜日

論文再投稿

  今日、論文をジャーナルに再投稿しました。やっとです。それにしても大変な作業でした。いろいろ重なり、頭には10円玉ぐらいの円形脱毛が…。

 明日はアメリカから姪が友人と日本に来ます。我が家に1週間ほど泊まるのですが、その準備が全く追いつきません。先ほどやっと、お布団の準備が終わりました。

 姪はベジタリアンで、姪の友人は”グルテンフリー”だそうです。さらに和食を食べたことがない人たちですので、何を作っていいのか、分かりません。野菜の天ぷらでしょうか? あっ、それもグルテン。鍋?でも肉が食べられませんので、野菜だけですと美味しくありません。無難にコロッケ?ブルドックソースにチキンエキス入っていなかったっけ?

 家がぐちゃぐちゃのまま、二人を迎えます。でも、もういいかっと思い始めています。

 

 

2026年5月25日月曜日

春の花

  東京は初夏といっていいほどの暖かさです。自宅から最寄り駅まで、各家の花壇に花が咲き乱れています。東京は家が狭いですので、どの家も道路沿いの20㌢~30㌢ほどの狭い花壇に花を植えています。その花が、通勤・通学・散歩途中の住民の心を和ませてくれるのです。

 我が家から駅までの10分間に見られる道路沿いの各家の花壇の花をご紹介します。

 















2026年5月24日日曜日

がんのママ・AYA世代女性の集い

  今年1月から1ヶ月に一度、がんのママ・AYA世代女性の集いを地元の公共施設で開いています。昨日は30代の独身女性と、40代のママさんが参加してくれました。

 30代の女性は右胸を全摘し、再建手術をしたばかり。「いい感じの大きさに、再建してもらいました!」ととても明るく話してくれました。抗がん剤治療で頭髪が抜けたためウィッグを被っており、それがとても似合っています。

 素敵な人と出会って、将来子どもを持つことが彼女の夢。治療前に卵子も凍結しており、「がんにならなかったら、妊娠・出産のことは考えなかった。若いころの卵子を凍結できて良かった!」と前向きです。

 40代のママさんは看護師さんで、女性たちに検診を受けるよう呼びかける啓発活動をしています。勤めているクリニックで研修をしたり、勉強会に参加したりと、積極的に活動しています。

 二人の若い女性たちの前向きさと明るさに、元気をもらった日でした。


集いに持参した、息子が焼いてくれたブラウニーと私が焼いたクッキー


2026年5月22日金曜日

手術成功

 夫の手の手術が無事終わり、左手の薬指、中指のしこりを取ってもらいました。このしこりには神経や血管が巻き付いており、難しい手術だったため経験豊富な医師が手術をしてくださり、とても幸運でした。

 大変だったのは、術後でした。全身麻酔から覚めたばかりの夫がトイレに行くと言い張り、看護師さんを困らせたことです。起き上がってはダメと言われていたのですが、看護師さんに暴言を吐いて大変でしたので、仕方なく行かせました。

「生まれてこのかた、寝たまま用を足したことはない」と言い、ふらふらになりながらもトイレに行く夫を見て、笑ってしまいましたが、「こういうこだわりって、結構重要かもしれない」と妙に感心しました。

 ただ、担当の看護師さんではなく、その先輩の看護師さんが私をにらんで「何で止めてくれなかったんですか!」と怒ったことは残念でした。私としては、夫が若い看護師さんに暴言を吐くのは見ていられず、転んで骨を折っても自己責任と覚悟の上で行かせたのです。

 まぁ、管理上問題なのは分かりますが、止められない事情もあるということも、分かってほしかったです。夫は体も大きいですし、私たちのような小柄な日本人女性が簡単に止められるものでもないのですよね。

 今日は麻酔も覚め、落ち着いた夫。「ご飯が食べられない。ケンタッキーを買ってきてほしい」というメッセージがあったので、夕食に持っていきました。で、私が代わりに薄味の病院食を美味しくいただきました。

 面会は予約制で一回につき30分です。夕方以降は窓口に人がいないので、ロボットが案内してくれます。エレベーターまでちゃんと誘導してくれ、エレベーターも一緒に乗ります。そして病室のある階に着くと、ロボットはナースステーションに行き、私は病室へ。

 ロボットが何とも可愛くて、「ありがとう!」となでなでしたのでした。



2026年5月21日木曜日

バターチキンカレー

    息子が昨夜、バターチキンカレーを作りました。味見をさせてもらいましたが、これが、美味しいのなんの。「明日、お弁当に持っていくね」と息子。

 私にとって、お弁当作りは一日の中で最も幸せな時間なので、一瞬、あぁ残念だなぁと思いました。でも、考えを改め、中3の息子がちゃんと料理が出来るなんて有り難いと思うようにしました。

 カレーライスをお弁当に持っていくのは初めてです。とっても、美味しそうだぞ!



 


 

2026年5月20日水曜日

夫が入院

  今日、夫が入院しました。明日、左手の手術をします。デュピュイトラン拘縮という、指にしこりができ、指が伸ばしにくくなる病気です。

 義兄も義母も義祖父もなった病気で、イギリス人や北欧の人に多い病気だということ。夫は10年ほど前に右手の手術をしましたが、左手にもでき、今回手術を決めました。神経を巻き込むしこりで、手術は簡単ではないようで、全身麻酔となります。

 夫は個室に入り、「眺めもいいし、シャワー室も部屋についているし、快適だ」と喜んでいました。明日手術だけれど前日に快適な気分になれて良かったとは思いましたが、嬉しそうな表情を見て、「ここで言わねば、言う機会がないだろう」という気持ちになり、ずっと心に引っかかっていたことを言いました。

「私が2度のがんの再発を経て、46歳で息子を帝王切開で産んだのに、個室にしてくれなかったよね。私のママ友なんか、30代の出産でも2人目の赤ちゃんを帝王切開で産むんだからって個室にしてもらったんだよ。あなた、個室なんてもったいないと言ったよね。私、6人部屋だったんだよ」

 これ以上言うと夫は切れますので、言いませんでした。でも、心の中で言いました。

「6人部屋の私以外の5人は、20代30代の若いママたちだったんだよ。私が麻酔から覚めてゲーゲー吐いて、さらに、子宮の収縮と帝王切開の傷の痛みで、大変な思いをしているときに、自然分娩のママさんたち皆、産んだ後はすっきりしましたーとばかりにスタスタ歩いていたのよ。それを横目で見ながら、おぇおぇと吐きながら、数時間おきに母乳をあげるためにお腹の痛みを我慢しながら、点滴をずりずり引っ張りながら、息子の寝ている部屋に歩いていったんだよ。ああいうときに個室にしてほしかった」

 夫は不愉快そうな表情に変わり「あのときはお金がなかったからね」と弁明。ですが、こういうのを積年の恨みというんでしょうか。夫が個室を頼むのは全く異存はないのですが、思い出されるのですよ、あのときの残念な思いが。わたしは血小板の病気も併発しており、帝王切開で出血し血が止まらなくなると大事なので、直前まで血小板の数値を上げる治療もしていました。

 ということで、手術の前日に快適な個室に入り満足げな夫にチクリとひとこと。明日は午前9時に病院に行きます。で、八十八歳の母も行くと言うんです。

「お母さん、手の手術だから大丈夫」と言っても、「あんたががんの治療をしたときは、よくしてもらったからね。やっぱり行かななきゃ」。

 まぁ、行くというので、じゃあそうしてくださいーと言うしかありません。

 あーあ、母は歯が悪いし、肉も乳製品も食べられないので、お昼をどうしよう…。

 とにかく、明日、午前9時に行ってきます。手術時間は3時間だそうです。

 

2026年5月19日火曜日

外堀りを埋められる?

  息子の成績が芳しくなく、退学勧奨ということになるかもしれないー。そんな心配が尽きない今学期。一昨日は小学校時代の友人で超優秀な女子と東大の「五月祭」に行ったので、少しでも勉強のモチベーションがあがったかなと期待しました。

 しかし、息子はイベント案内をしていた東大生に「君たちのような頭の悪い子たちにも分かるようにしている」などと言われたそうで、親としては「やっぱり分かったか」と苦笑してしまいました。同僚の女性に話すと「あぁ、東大生あるあるですよね」と彼女もまた苦笑。娘にも「ママぁ、学園祭に行ったからって、モチベーションは上がらないよ」と笑われました。

 息子によると、学校では成績が悪くて問題行動が多い男子には、すでに「このまま問題行動が続けば退学していただきます」と伝えられているとか。息子も、授業中に携帯電話でゲームをしていて、私は担任の先生に呼び出されています。そのときは退学勧奨まではありませんでしたが、親としては気が気ではありません。。

 そのほか、体育の時間に他の男子のパンツをずり下ろすいたずらをした男子も、両親が呼ばれたとか。「”ずりパン”で親呼ばれるって、親も恥ずかしいよなぁ」と息子は言いますが、「授業中に携帯電話でゲームしていた君も似たようなものだ」とたしなめました。

 先生からの注意、親の呼び出し、そして「退学」を匂われる言い渡し…。あぁ、こうして外堀をじわじわと埋められるのかしら、と戦々恐々としています。

 先日、同じように「1」がつきそうな男子の両親と話をしたのですが、そのお父さんは「まぁ、1がついたら、ついたときで考えます」と実にのんびりしていました。気が小さい夫と私は、「学校を放り出されたら、行き場がない」と焦っています。夫などは、「2でいいんだよ、2で」と息子に言う始末。

 娘がインターナショナルスクールに通っていたときも、同級生の男子2人が退学となりました。いずれも成績が悪く、問題行動が多かったためでした。

 息子よ。学校を放り出されない程度には頑張ってほしい。成績もさることながら、問題行動も本当にやめてほしい。胃がんを患った母の胃が、最近キリキリしているぞ。

  

2026年5月18日月曜日

5月祭

  東大の学園祭「5月祭」に行ってきました。息子を誘ったのですが、お友達と行くということで、夫と一緒に行きました。あーあ、親と一緒に出かけてくれたあの可愛い息子はもういなくなりました。

 今年99回を迎えた5月祭。初日の16日は大学に爆破予告があったということで、午後はキャンセルとなりましたが、昨日は再開となり、沢山の人でにぎわっていました。

 長い人生、たくさんのお祭りに行きましたが、これほどの規模は初めてです。とにかくお店の数も、人もすごい。このブログを読んでくださっている皆さん、一度ぜひ行ってみてください。学園祭の印象が一変します。

 キャンパス内には何百という店が並んでおり、夫とビールを飲みながら、学生たちが作った、焼き鳥、肉巻き、春巻き、フライドポテトなどを食べました。東大は本当に良い気が流れている。楽しい一日でした。






 


2026年5月17日日曜日

軽井沢に日帰り

  昨日、軽井沢に一人で日帰りで行ってきました。午前6時半に家を出て、3時間車を飛ばし午前9時半に到着。午後3時半までずっと片付けをし、午後4時に家を閉めてまた車を飛ばして東京の家に着いたのは午後8時。強行スケジュールでしたが、すがすがしい気持ちになれた一日でした。

 今月末に夫の姪が友人と一緒に6泊の予定で遊びに来るため、東京の狭い家を何とかしようと、いろいろな物を軽井沢の家に移したのです。ほとんどが子どものものでした。

 今回は一人で行ったので、家族のご飯を作ったり、食後の皿洗いをしたりして作業が中断することがなかったので、6時間集中することができました。

 娘や息子が使ったおもちゃや本を丁寧に拭いて、虫干しし、屋根裏部屋にしまいました。浴衣など長年保管していたため、シミが出てきたものを洗って干しました。一つ一つを手に取り、当時を思い出しながら手入れをし、幸せな気分に浸った6時間でした。

 でも、それ以上いると現実の世界に戻れなくなりそうで、やはり、想い出に浸るのは1日6時間までかなぁと気付いたのでした。

娘が大好きだった「アナと雪の女王」の本など

グランマからは、アメリカで流行したアクセサリーグッズなどが送られてきて、娘が夢中になっていました


夫が子どもたちに読み聞かせた聖書など

息子と遊んだサッカーゲーム

浴衣は洗って、干しました

娘の浴衣の帯。可愛い

息子が幼稚園で被った麦わら帽子

2026年5月15日金曜日

アサリ・ホタテ問題

 オーストラリアの大学に留学する娘は、「動物の苦しみを減らしたい」という理由で、動物由来の食材を一切食べなくなりました。

 肉・魚だけでなく、卵や乳製品も食べない人たちのことをヴィーガンといいます。彼らはハチミツも食べません。普通のハチミツは「ミツバチの搾取にあたる」からなのだそうです。娘も厳密なヴィーガンです。いつも娘に送っているパッケージの中に、娘の大好きな「じゃがりこ」を毎回入れてたのですが、たまたま成分表を見たら乳製品と書かれていたそうで、それから、食べなくなりました。

 そんな中、貝類については、ヴィーガンの中でも意見が分かれているという話を聞き、娘はどうするのか聞いてみました。それについての娘からのメールが来ました。自分の娘について褒めるのも何ですが、21歳の女子とは思えないほど、しっかりとした文章でした。以下、娘のメールをそのまま転載します。私は一切手を加えていません。

ママへ

この前電話でお話しした、アサリやホタテなどを食べていいか問題についてもっと詳しく私の考えてることや、いろんな人の意見を聞いたりネットで調べている中見つけた情報を、メールでまとめることにした!

最近、「ヴィーガンなのにホタテやアサリは食べる人もいる」という話を知って、その子について結構考えてるんだ。

私は流行でヴィーガンをやっているわけじゃなくて、「できるだけ動物の苦しみを減らしたい」という考えでやってるの。だから、自分なりにちゃんと考えて判断したいと思ってる。

ホタテやアサリについては、実はヴィーガンのコミュニティーの中でも意見が結構分かれているみたい。

【食べてもいいという考え】

  • ホタテやアサリには、人間や魚みたいな脳や中枢神経がない

  • 今の科学では、「痛み」や「苦しみ」を感じている可能性はかなり低いと言われている

  • だから、「動物を苦しめたくない」というヴィーガンの目的には反しない、という考え方

【食べない方がいいという考え】

  • 昔、人間は動物の知能や感情を過小評価していたことがある

  • だから、「本当に何も感じていない」と断言するのはまだ早いかもしれない

  • 食べなくても困らないなら、念のため避ける、という考え方

私はどっちの意見にも一理あると思っていて、まだ結論は決めてない。

でも、私としては「周りがどう言うか」じゃなくて、自分の価値観や考えに基づいて生きたいと思ってる。だからちゃんと考えている途中なんだ。

まあでも、面白いことに、いつも作ってる豆腐の醤油和えあるじゃん?あれ前からベジタリアンオイスターソース使ってるんだよね。っていうか普通のオイスターソース買ったこともない。だからこのことを考え始めるずっと前から摂取してないし、そもそもシーフード全般好きじゃないから食べたいとも思わない。だからなんでこんなに深く考えてるのかわかんない笑。でもまあ、東京に帰った時にママが作ってくれるだろうアサリパスタを食べるかどうかを決めるために考えてるんだよね。

でも、東京に戻った時には、ママやダディに迷惑がかからないように自分でご飯作る。でも自分なりに決めてるのは、自分の誕生日、そしてクリスマス、は動物製品全般摂取してOKとして(ヴィーガンやベジタリアンでこれしてる人めっちゃくちゃいる)、冬休みや夏休み実家(東京)に戻った時には、99%いつも通りヴィーガン生活をして、ママのアップルパイだけは昔からの思い出だし、大好きなママの手料理だし、世界一大好きな食べ物なのでOKにします👍

もちろん、自分でも少し一貫してないように見える部分があるのは分かってる。でも、自分の倫理観も大切にしながら、人生の楽しさや家族との思い出も大事にしたいなって思ってる。

私は白黒だけで全部決めたいわけじゃなくて、自分なりにちゃんと考えて、自分の価値観で生きたいと思ってるんだ。

てな感じで長くなったけど、どうかな?私が考えてることうまく伝わったかな?

 このメールを読んだ後、娘に電話をしました。まず、とてもしっかりとした文章だったことを伝え、貝類については「貝類についての評価が確定するかどうか分からない将来を基準に、今の行動を決めなくても良いのでは? 現在までの研究ではホタテやアサリには、人間や魚みたいな脳や中枢神経がないため痛みを感じないーという説が有力なら、それを基準にしたら良いと思う」と伝えました。

 娘によると、「私はヴィーガンが流行だからという理由で、なっているわけではない。自分の考えに基づいてどういう食生活が良いかーとリサーチしたら、ヴィーガンにたどり着いたの」だそうです。

 親としては、貝類ならば良いという考え方があるのなら、せめて、タンパク質を摂取するために貝類を食べてほしいーと願います。

 焼き肉、餃子、ハンバーグ、フライドチキン、スペアリブ、ステーキ、とんかつ…。娘がそれらを美味しそうにパクパク食べていたころが、懐かしい。娘の現在の考え方を全面的にサポートしたいと思いつつ、かつての娘を切なく思い出す自分もいます。

2026年5月13日水曜日

良い気が巡る場所

 5月1日から大学での勤務が始まり、今日で4日目です。私の勤務は月・水・金の週3日。朝、息子と夫、私の3人分のお弁当を作り、息子より早く家を出ます。電車に約40分乗り、最寄り駅からテクテク10分ほど歩いて、ローソンに寄り、コ ーヒーを買って大学の正門を入ります。

 大学の門を入ると、キャンパス内にはとても良い気が流れていて、良い気分になります。空を見上げて、大きく息を吸います。空気がすがすがしい。

 娘の通うメルボルン大学も広いキャンパスで、とても良い気が流れていました。私がこの年齢になっても、大学に居続けたいと願うのは、この気の巡りが好きなのだと改めて思います。良い気が流れる場所で週3日も働くことが出来て、なんて私は幸せなんだろうーと思います。

 勤務は9時からで、8時45分ぐらいにオフィスに入ります。だれもまだ、来ていません。鍵を開けて、オフィスに入り、電気を付け、窓を開けます。窓の前には大きな木があり、また、良い気分に浸ります。


 9時近くになると研究員らが入ってきます。「おはようございます!」と明るく挨拶。3月までいた研究所では、「おはようございます」の挨拶もせずに黙って通り過ぎる人が何人もいて、でも、「挨拶は基本。返してもらえなくても、挨拶しよう」と毎朝、自分を鼓舞して挨拶していました。廊下で指導教員にすれ違うと、私の顔を見て不愉快極まりないという顔をされて、年甲斐もなく、トイレに駆け込んで泣いたものです。そんな人もいない。

 12時のランチタイムになると、それぞれがお弁当を食べたり、運動をしに出かけたり、自由に使っています。研究所にいたころは、お弁当のおかずを入れるのにアルミホイルを使っていると、カサカサという音がするのでなるべく音を立てないように気を付けたり、キュウリなど噛むと音がするものなど絶対入れられませんでした。また、自席で食べるのも緊張しますので、おにぎりは一口サイズにして、お弁当を食べている雰囲気をなるべく消すようにしていました。

 でも、大学のオフィスでは、ズリズリと蕎麦をすすっている人もいるし、お弁当箱を広げてかむとポリポリと音が出るおかずを食べている人もいるので、私も遠慮なく、アルミオイルがすれる音などを気にせず、食べることが出来ます。あぁ、なんて幸せなんだろうーと思います。あのような緊張感の漂う研究所で4年間も過ごすと、大学での普通の時間が本当に幸せに感じます。

 午後4時に勤務が終わります。研究所では、「お先に失礼します」という言葉も緊張のため言えなかったため、周囲の人がいなくなる時間を待って、研究所を出ていました。でも、今は、堂々と「お先に失礼します!」と笑顔でオフィスを去ることが出来ます。なんて、ありがたいのでしょう。

 どうぞ、この普通の幸せがずっと続きますように。

2026年5月12日火曜日

チョコレートケーキ

  息子が昨夜、母の日に行ったイタリアンレストランのデザートを再現するのだーと作っていたチョコレートケーキ。深夜まで取り組んでいたため(勉強どうするんだ!)、私は出来上がる前に寝てしまいましたが、今朝、冷蔵庫を開けてびっくり。

 本格的なチョコレートケーキでした。いやぁ、我が息子ながら、才能あります。支度をしながら、「友達に持っていく」といい、ケーキにナイフを入れていました。「ママも食べたいなぁ」と言うと、「こっち側半分残していくから、食べて」と息子。友人に、と6切れをパックに詰めていました。



「誰に持っていくの?」

「○○と●●と△△と▲▲と僕」

 息子を入れて5人全員男子。

「あと一切れは?♥♥ちゃん?」

「そうだね、♥♥にあげようかな?」

 実は♥♥ちゃんは、昨日、ある男子に何か言われたとかで、先生が問題視して男子全員に事情聴取していたという女子。息子からよく名前を聞く女子で、私が学校に行くと元気に挨拶してくれる、感じの良い女の子です。

 息子は前日、このチョコレートケーキを作りながら、この女の子と長電話をしていましたので、昨日の”事件”の話をしていたのでしょう。でも、電話の後、息子に聞いてみましたが、「言いたくないって言うから、分からない」とのこと。でもねぇ、2時間ぐらい話していたから、その話にはなったと思うけど…とすっかり詮索好きなオバサンです。

 結局、真相は分からずでしたが、大事にはならなかったようです。きっと、3年●組男子の家庭では、似たような会話がお母さんと息子の間でなされていたに違いありません。

 機嫌良く、チョコレートケーキを持っていった息子。息子を送った後、朝のコーヒーと一緒に一切れいただきました。とっても美味しかった。イタリアンレストランのデザートとして出せるぐらいのクオリティでした。

 息子よ、友人たちからの評価は、きっと満点だと思うよ👍



2026年5月11日月曜日

保護者への連絡

  息子の通う中高一貫高では、保護者宛に一斉メールを送る仕組みがあります。ここでは、年度初めに1年間のスケジュールが送られてきたり、学校のイベントの案内、そして、保護者会の案内など様々な連絡が来ます。

 そこに今日、「3年●組男子の保護者の皆さま」というメールが送られてきました。1クラス30人弱ですので、対象者は十数人。「あぁ、愚息が絡んでいませんように」ー。このメールのタイトルを見た男子の母親は全員がそう思ったに違いありません。

 仕事中でしたが、慌ててメールアドレスとパスワードを入れて、連絡を見ました。

「お世話になっております。学年主任の○○です。本日、3年●組で起こった出来事について、確認したいことがございますので、これより放課後しばらくの間、生徒に残っていただきたく存じます。緊急を要する事案でございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」

 こういうの、心臓に悪い。さっそく息子にメッセージを送りました。ちょうど帰宅の準備をしている時間帯でした。

「何起きたの?」

「 何が」

「3年●組の男子居残りで、今日起こったことについて聞くと担任の先生から連絡。何あったの? ケンカ? あなた絡んだの?」

「絡んでいない」

 息子によると、男子がある女子に何かコメントをしたそうで、それを問題視した担任の先生が男子全員に事情を聞いたそう。

「僕は先に家庭科室に行っていたから具体的なことは分からない。今日、MRIあるって先生に言って、事情説明して早く返してもらった」

 今日は放課後、息子の足首の捻挫を診てもらうために、整形外科のクリニックの予約が入っていました。

 まずは、息子の言葉を信じて、クリニックに向かうことにしました。MRI検査では靱帯に損傷があるということでしたが、回復途中ということで、安堵しました。クリニックからの帰りに息子に何が起こったか聞きましたが、よく分かりませんでした。

 まずは、息子が絡んでいないということでほっとはしましたが、気を緩めてはいけません。息子を持つと、娘とは全く別の心配事が出てきます。もっとも、息子は帰宅後、昨日イタリアンレストランで食べたチョコレートケーキを再現するんだと、張り切って焼いていました。まぁ、ケーキ作りに没頭しているうちはまだ、大丈夫かな。いや、男子はいつどこで何をやらかすか分からない。

 母親業は、気が休まりません。

 


 

2026年5月10日日曜日

皆で祝う母の日

  今日は母の日でしたので、夫が横浜みなとみらいにあるイタリアンレストランに連れていってくれました。息子からは昨日作ったマカロンとカーネーションのプレゼントをもらいました。イタリアンも息子のマカロンも、とっても美味しく、幸せでした。


  私の母には5月6日のゴールデンウイーク最終日に昼食に招待し、夏用のバッグをプレゼント。9日にはカーネーションと和菓子を持って、母のマンションへ。

歯が悪くて、柔らかいものしか食べられないという母とは「うどんすき鍋」を囲みました

 義母には朝、夫と一緒に電話をしました。4月18日に義母にアクセサリーとオーストラリアのお土産を送ったのですが、まだ、届いていないようでがっかり。娘が私宛てに送ってくれたプレゼントもまだ未着で、今、海外への郵便はどうも当てにできないようです。でも、送ってくれた娘に感謝。義母にもちゃんと届きますように。

 お友達数人から、「Happy mother's day!」のラインも来ました。皆が母の日をお祝いし合う、とても素敵な日でした。

2026年5月9日土曜日

マカロン

  2度目の挑戦で、息子のマカロンが美味しく出来ました!前回は外側がベトベトしていたので、中のクリームを入れないで終わりました。今回はサクサクに出来ました。

 挟んでいるバタークリームの美味しいこと!やっぱり息子はお菓子作りのセンスがあります。これ、明日の母の日のプレゼントなのかな?





 

2026年5月8日金曜日

お抹茶

  昨日は息子についていろいろ書いてしまいましたが、本当はとても良い子なんです。勉強が大嫌いなだけで。

 昨日も、今日も、お抹茶を点ててくれました。このお茶碗は私の大学時代の友人から結婚のお祝いにいただきました。25年間もずっと仕舞ったままでしたが、最近取り出して、使っています。お茶を点てるのは、小さなころから母に習っている息子です。

 息子は勉強が大嫌いですが、学校にもちゃんと毎日行きますし、部活も真面目に出ていますし、お友達とも仲良くしている。料理も得意ですし、お菓子作りの腕はプロ並みです。こうして、お茶も点ててくれます。

 贅沢を言ってはダメですよね。息子の良いところを見なければ、です。



2026年5月7日木曜日

愚痴

  私は46歳のとき、帝王切開で息子を産みました。ありがたいことに息子はすくすくと成長しました。が、今学期、成績「1」がついたら学校を放り出されるかどうかの瀬戸際にいます。

 2年生のときに「1」がついた数学については、個別塾に通わせています。同じく「1」がついた国語については、私が横について漢字練習をさせたり、一緒に教科書を読んだりしています。

 私は社会活動として、息子の学校のPTA活動に参加し、地元の絵本読み聞かせサークルで活動、そのほか、がんのお母さんたちの集いの場を月1回主催しています。

 PTA活動は、ぐんと若いママさんと一緒です。息子の学校とかかわりたいと願って活動をしていますが、若いママさんたちのエネルギーに圧倒されています。

 連日、連絡手段の「Band」というチャットに、30件から40件のメッセージが届きます。情けないことに、フォローするだけで精いっぱいです。「主体的にかかわってください」と言われますが、とても無理。

 夫に、「あのスピードとパワーにはついていけないかも」と愚痴ると、「僕らはもう定年の年齢なんだよ。ついていけなくて当然だよ」と”引退”を勧めます。でも、したくない。引退をすると、学校やママさんたちとのつながりがなくなります。

 でも、もう、つながることを諦めようかな、と思い始めました。研究でも、PTA活動でも、読み聞かせでも、若い人と活動をするのは、楽しいですが、ついていけないことも多い。で、今日、息子に言い渡しました。

「ママ、君を46歳で産んだんだよ。君も生まれたくて生まれてきたわけじゃないーと言いたいかもしれないけど、一応は、生まれてきたことに感謝してほしんだよね。学校を放り出されるようなことは、避けてほしいの」

「うん、分かっているよ」

「ぜんぜん、分かっていない。ママ、君の友人たちのママたちより軽く15歳ぐらい年取っているんだよね。下手したら、20歳ぐらい違うの。で、君の友人たちのママのように、宿題やテスト範囲なんかをこまめに把握するのは、もう、絶対無理」

「うん、分かっているよ」

 宿題などを子どもたちがチェックする「グーグルクラスルーム」は、アクセスするのにパスワードがいるのですが、他のママたちは「子どもたちから無理やり聞きだした」などと嬉しそうに語っていますが、私なんて、息子にもう10回以上は聞いています。毎回、「グーグルクラスルームのパスワード、他のママ知っているんだよ。ママに教えて」と言うと、「ママ、それ、前教えたんだけど…」と呆れられながら、また、教えてもらいます。その繰り返しです。

「もう、『1』は勘弁してほしい。ママもダディも年だから、君に新しい学校を探す体力・気力はないから」

「うん、分かっている」

 身長178㌢の中3の息子の横に座って、漢字の練習をさせるのはなかなかに辛い。「今が頑張りどき」と思いつつ、「息子が小学校のときに、もっと何とかすればよかった」と大反省してしまいますし、そもそも私は子どもに勉強を教えるのがうまくない。

 息子よ、君を大事に育てたつもりだけど、勉強をみるのは、もうできない。少しずつでもいいから、何とか、自力でやってほしい。よろしく。


 

2026年5月5日火曜日

こいのぼり

 軽井沢に来る前に5月人形を飾ろうと思っていたのに、出来ずにこちらに来てしまいました。雛人形はどんなに忙しくても飾っているのですが、やっぱり男子はつい「まぁ、いいか」と手を抜いてしまうんですよね。

 すると、昨日夫が玄関の前にこいのぼりを飾ってくれました。これは息子が赤ちゃんのころに、こちらのスーパーかどこかで買ったもの。押し入れの中に仕舞っていたのを覚えていたのですね。

 こいのぼりをバックに、3人で記念撮影をしました。中3の息子の身長は178㌢で、私の身長をはるかに超えてしまいました。いつか、娘の身長(183㌢)を超す日が来るかもしれません。いや、超さないかも…。

2026年5月4日月曜日

幸せなひととき

  5月2日午後、軽井沢に来ました。夫はひと足先に車で来ていましたので、私と息子が新幹線で向かいました。

 ゴールデンウイークとあって、東京駅は多くの人でごった返していました。乗車券を買うのも長蛇の列でしたが、幸運なことに自由席に座ることができました。

 新幹線の中での昼食は、私は冷蔵庫の残り物を詰めたお弁当でしたが、息子は毎回楽しみにしている「駅弁」。この日は、いろいろ迷って牛丼を選びました。

 昨日は夫と息子が薪割りをし、私は家の片付け。子どもたちが使ったおもちゃや着た洋服を置いてある屋根裏部屋で、幸せな時間を過ごしました。

 屋根裏部屋にいると、子どもたちが小さなころのことを思い出します。これを使って娘とお買い物ごっこしたなぁ、息子は寝る前にこの小さなフィギュアで戦闘ごっこしていたなぁ、とか。袋の中に入れてあった、義母から娘へのプレゼントだったお人形を取り出し、洋服を着替えさせ、セーターが汚れていたので手洗いをして外に干しました。


屋根裏部屋の「ドールハウス」。右のお人形は義母から娘へのプレゼント

 パズルや絵本を飾ってある小部屋には、娘が作った「Candy Machine」を置きました。この工作を置いたのは、娘が幼稚園児のころ、お絵かきや粘土遊びをしたテーブルです。

 買ったときは4、5千円だっと思いますが、昨年、塗り替えなどで修理に出したら、何と2万円。でも、その価値はあります。こうして、子どもたちが使ったものが、今まさに使っているかのように息を吹き返すのですから。

 この部屋の前には幅2㍍ほどのスペースがあり、三角屋根の中央部分幅50㌢の部分だけ、夫が立つことができます。私はその左右20㌢ぐらいまで立つことができるのですが、傾斜部分はかがんで移動します。

 ですので、屋根裏部屋で過ごすのは私だけ。子どもの物は何もかも捨てられない私のために、屋根裏部屋のリフォームをしてくれた夫に感謝です。

 息子がトイレトレーニングを終えときに残った数枚のおむつ。これも取ってあり、息子に見せると、「ママぁ、おもちゃを取っておいてくれるのは有り難いけど、さすがにこれは…」と苦笑していました。そうだよねえ。でもね、あれも、これも、愛おしくて、捨てられないのよね。



 

2026年5月3日日曜日

今週の1冊_無人島のふたり

  自分で闘病記は書きましたが、他の方の闘病記は読むと辛くなるので読まないことにしています。ですが、先日、尊敬するがんのママさんがフェイスブックで紹介していたので、図書館で借りて読んでみました。

 作家・山本文緒さんの「無人島のふたりー120日以上生きなくちゃ日記」です。山本さんは2021年、膵臓がんのため58歳で亡くなりました。この本では診断1ヶ月後から、亡くなる9日前までの約4ヶ月間の日々をつづっています。

 日記は山本さんの夫が東京のワンルームマンションを引き払うシーンから始まります。山本さんは軽井沢に住んでいて、仕事のときなど東京のマンションを使っていました。「できることなら自分で全部後始末したかったのだが…」と、体調が悪く、ままならない残念な気持ちを正直に書いています。

 日記の中には抗がん剤治療の後に髪が抜けるシーンも描かれています。バサバサと抜けるのでいっそ、と自分で引っ張って抜くのですが、人間の髪は想像しているより多く、全部は抜けない。そうしているうちに、疲れ切ってしまう。あぁ、分かるなぁと、私の経験と重なりました。

 山本さんは余命宣告を受けますが、「もう一度、自分の本が出版されるのが見たい」と力を振り絞って、短編集を作ります。一方で、軽自動車や鞄など、自分が楽しんできたものを手放していきます。でも、本来なら好きなものを買って、好きなことをして過ごしてもいいはずなのに、セールになったパジャマを買ったり、税理士に送る領収書を準備したり、ということをしてしまう自分に苦笑します。それが、読んでいる側には切ない。

 そして、体力が落ちつつある中、医師に「会いたい人に会い、やり残したことをした方がいい」と助言されます。山本さんはそれに対し、「ティーバッグのお茶が普通においしければいい」とつづり、一方で、「別れの言葉って、言っても言っても言い足りない」とも書きます。

 読んでいて辛くなるのですが、読後は重い感情は残りませんでした。山本さんの文章のうまさだと思います。本は「明日また書けましたら、明日」という一文で締められています。なんと、軽やかな終わり方。

 

 

2026年5月2日土曜日

食の探究

  冷蔵庫を開けると、奇妙な形の物体が入っていました。濃いピンク色でところどころに突起があります。


「これ、なあに?気持ち悪いんだけど、、、」

「あっ、それ、ドラゴンフルーツ。ダディに買ってもらった」

「そうなんだ。でも、見ているとなんだかザワザワするから、早く食べてくれる?」

「分かった。もう少ししたら、スムージー作るよ」

 こうして邪険にしてしまったドラゴンフルーツ。息子の手によりスムージーとして生まれ変わると、これが美味しいのなんの。

 濃いピンク色も鮮やかで、見た目も爽やか。息子によると、フローズンマンゴーとキウイを入れたそうで、スムージーの決め手となる酸味もバッチリ👌でした。

 飽くなき食への探究心。いいぞ、息子!

2026年5月1日金曜日

辞令交付式

  今日から、東大での勤務が始まりました。5月1日に勤務をスタートする研究員への辞令交付式があり、61歳の私にもこうして正式に辞令をいただけるのだなぁと胸がいっぱいになりました。

 私の記憶に鮮明に残っている辞令交付式は、新聞社に入社した20代のときのものです。地方勤務を希望していた私は、初任地として「室蘭報道部」を命ぜられ、期待に胸を膨らませ記者生活をスタートさせました。あのときの高揚感とは少し違いますが、静かな喜びに浸ったひとときでした。

 こういう形式的なものを嫌う人もいるかもしれませんが、私にとっては感謝しかありません。50代後半の医療者でもない私に医学系研究科博士課程で学ぶ機会を与えてくれ、還暦を過ぎて博士論文を提出した人間を評価し、博士号を授与し、こうして1年間の期限付きではありますが研究者としての機会を与えれてくれた東大に、心から感謝をしたい。そして、私をずっと支えてくれた家族や友人たちにも、心からありがとうを言いたい。

 仕事を終え帰宅したら、キッチンに真っ赤なバラが置いてありました。ひと足先に軽井沢に向かった夫からでした。カードにはこう記してありました。

 「博士号の取得と研究員としての仕事の開始、心からおめでとう。

 博士課程で何年間も苦しみながらも、辞めずに、たゆまぬ努力で目標を達成した君を

 心から誇りに思う。そして、家族全員が君が成し遂げたことを誇りに思っているよ」

 ありがたいなぁとしみじみとした気持ちになりました。

 これからも、家族を大切にし、そして仕事も一生懸命頑張ります!