2023年12月13日水曜日

家庭科ボランティア

  忙しい日でした。朝9時から10時半までは、息子の小学校の卒業アルバムづくりのボランティア。10時45分から12時半までは、息子のクラスの家庭科の授業を手伝いました。

 息子は家庭科の授業で輝く子。料理や裁縫などが得意で、今春は、家庭科の授業で作ったタオルハンガーが、区の作品展に出展されました。学校では目立たない子ですが、家庭科の授業だけは、息子がキラキラして見える。だから、私は息子の生き生きとした姿を見られる家庭科ボランティアが大好きなのです。

 今日の授業はトートバッグ作り。私の役割は、子どもたちが先生の指示通りに縫っているか確認し、分からない子や遅れ気味の子の手伝いをすること。間違って縫ってしまった子の糸をほどいたりもします。

 子どもたちを手伝うのは、本当に楽しく、心が弾みます。ミシンで縫う作業一つでも、子どもたちの個性が出ます。あまり考えずにダダッと縫ってしまい失敗する子。面倒がって「先生、これ無理、無理」と大声で先生に訴える子。黙々と縫う子。几帳面で、糸の始末など細部まできちんとする子。

 息子は手際良く、そしてリズミカルにかつ丁寧に縫っています。普通の授業では全く存在感がありませんが、家庭科の授業では存在感バッチリ。あちこちから、「マイヤーッ」と声がかかり、教えに行ったり、手伝ったりもしています。

 そんな生き生きした息子の姿を見て、一昨日ユーチューブ視聴に熱中し宿題をしていないため、厳しく叱ってしまったことをちょっぴり反省。勉強は全く集中しないけど、好きな家庭科なら、こんなに集中して取り組み、楽しそうなんだ、そこを認めてあげないと反省したのでした。

 前回のミシンの授業の日は、帰宅して「ママ、余った布ない?」と聞いてきて、私が持っていた余り布で、テキパキと袋を縫ってくれました。娘と私におそろいで作ってくれ、娘には先日、その袋の中にお小遣いで買ったお菓子を一杯詰めて、誕生日プレゼントとしてあげていました。

息子がミシンで縫った袋。私と娘にお揃いで作ってくれました

 息子にはこんなにいい所がある。ここを見てあげなければーと自分に言い聞かせた日でした。

「家庭科授業で輝く男子」https://ar50-mom.blogspot.com/2022/07/blog-post_18.html

「家庭科の作品展」 https://ar50-mom.blogspot.com/2023/03/blog-post.html

0 件のコメント: