2023年12月26日火曜日

今年もサンタが来た

  今年もマイヤー家の19歳の娘と12歳の息子に、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれました。

 昨日の朝、テーブルの上のプレゼントを見て19歳の娘が涙ぐみました。「サンタさん、来てくれた。今年はもう来てくれないと思っていたの。私、もう子どもじゃないから。でも、来てくれて嬉しい」。

 サンタさんが娘にくれたのは、深紅のジュエリーボックス。娘は私と夫がプレゼントしたり、私が若いころ身に付けていて娘に引き継いだジュエリー、自分のお小遣いで買ったイヤリングなどアクセサリーが増えていますので、ちょうど良いプレゼントでした。

 今年、12歳の息子は夫に「サンタさんって、ダディとママなの?友達がサンタさんはいないって言っていたんだけど」と聞いてきたそうです。でも、娘はこれまで一度もそのようなことを私や夫に聞いたことはありません。周囲がどう言おうと、サンタさんがいると信じ続けてきました。

 毎年、24日の夜はサンタさんに食べてもらうクッキーを焼き、トナカイさんが食べるニンジンもカットしてお皿に盛ります。今年もクリスマスイブに、息子と一緒にクッキーを焼いていました。

 自分はもうプレゼントはもらえないかもと思いつつ、クッキーを焼き、テーブルに置いておく(昨年まではベッドの横でした)娘を、可愛いなぁと思います。ジュエリーボックスを抱き締め、涙ぐんだ娘を、いつも以上に愛おしく感じました。

サンタさんは今年も子どもたちにプレゼントをくれました

 幼稚園のとき、「ヴァイオリンがほしい」とサンタさんに手紙を書き、朝起きてリコーダーが枕元に置いてあり、がっかりした娘。「サンタさんも、沢山、お手紙来ているから、全員にほしいものあげられないよね」と寂しそうにしていると、午後、カーテンの後ろにヴァイオリンが置いてあって、大喜びでした。

 ハリーポッターの魔法の杖を頼んで、素敵な杖をもらって、おまじないの言葉をつぶやきながら何度も何度も杖を振っていた娘。でも、何度試しても魔法が使えなくて、「来年は、サンタさんに杖の使い方を書いた本を頼んでみる」とつぶやいた娘。

 きっと、サンタさんも娘へのプレゼント選びは楽しかったに違いありません。来年は20歳になる娘。正真正銘の大人だから、サンタさんからはもう期待できないでしょう。でもピュアな心を持ち続けている娘のところには、もしかしたら、サンタさんも近所の子どもたちにプレゼントを届けたついでに、寄ってくれるかもしれません。

 

 

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