2023年12月31日日曜日

2023年 娘の挑戦

  今年は娘にとって、変化の年でした。インターナショナルスクール最終学年で必死に勉強して国際バカロレア資格を取得。そして、関西の大学へ入学し、大学で学びながらアート専攻を目指しオーストラリアの大学に出願しました。

 娘が高校在学中に出願したのは、イギリスやカナダの大学の建築学部。夫が「アートでは食べられない」と勧めたこの学部ではご縁をいただけず、日本の大学の教養学部に合格をいただきました。

 現在通っている大学はとても良い大学で寮生活も快適で、娘も夫も私も満足していたのですが、私が「あなたにはアートの才能がある。アート専攻で挑戦すべきだ」と背中を押しました。出願時期がイギリスやアメリカ、カナダなどより半年遅いオーストラリアの大学に照準を定めました。難易度の高いシドニー大学やメルボルン大学にも挑戦。ここでは、高校時代に描いた作品のポートフォリオの提出を求められました。

 娘は油絵、アクリル画、水彩画、デッサン、写真などバカロレアのアートのプログラムで手掛けた作品を提出。シドニー大学は10作品、さらに厳しいメルボルン大学では20作品の提出を求められ、苦しみながらも仕上げました。面接試験を経て、両方の大学に合格をいただきました。

 私は、子供たちに若いうちは夢と可能性を追いかけてほしいーと常々考えています。現状を受け入れ、前向きに生きることはとても大切ですが、人生は長い。失敗してもいい、結果が出なくてもいい、とにかく自分がやりたいことに挑戦することが大切だと考えています。ですので、娘の背中を押しました。

 娘がいると家族に笑いが広がりますし、娘は家にいることが大好きです。そして、何と言っても、私は娘に癒されています。娘が側にいてくれると、幸せです。でも、その気持ちを心の中に押し込んで、娘に家から出ることを勧めました。世界は広い。娘には世界に出て、自分の力を試してほしい。

 2024年は娘にとって、新しい場所で、新しいことへの挑戦が続く年になります。私もワクワクしながら、娘の挑戦を見守りたいと思っています。

 

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