2023年12月4日月曜日

入院

  昨日、東京都・築地にある国立がん研究センター中央病院に入院しました。ここに最初に入院したのが悪性リンパ腫を治療した2003年の9月で、最後に入院したのが、関連疾患の特発性血小板減少性紫斑病を治療した2010年の5月。胃がんの治療をする今回は、13年ぶりの入院となりました。

 13階A棟に病室があり、4人部屋の窓側のベッドです。今回は胃外科での治療です。以前は血液内科での治療で11階B棟。B棟は海側で見晴らしも良かったのですが、今回はビル群が立ち並ぶ眺め。でも、13階なので見通しも良く、気分が晴れやかになります。

 前回入院したときは追加料金はなく、窓側になるか廊下側になるかは運次第(?)だったのですが、今回は窓側だと6,600円の追加料金がかかるように変更されました。気分が少しでも晴れるよう、窓側を選びました。

 夫がついて来てくれたのですが、コロナ禍での対応が続いているようで、面会者は病室には入れないことになっています。夫とはナースステーションの前で別れました。

 病室内は相変わらず清潔で、ナースステーション横に設置されているポットも同じ場所にありました。病室内も何一つ変わらず、安どしました。そして、私が大好きだった場所、非常階段横のスペースにも、以前と変わらず患者が外を眺めるためのパイプ椅子が置いてありました。その窓から眺める景色は、相変わらずきれいでしたが、築地市場がなくなっていて、ちょっぴり寂しかった。

病院の窓から眺める風景。左下にはかつて、築地市場があった


外を眺められる場所。変わらずパイプ椅子が置いてある
 
 ここは夜、寝られないときに外の景色を眺めに来ました。築地市場が見下ろせ、午前2時、3時にはすでにトラックや人の出入りが見られ、元気をもらえていたのです。築地市場があった場所は更地になって当時の活気はもうありません。寂しい気持ちになりましたが、世の中が移り変わっても、私は元気でいることに、感謝ですね。

 築地市場が閉場するときにWebメディア に書いた記事がありますので、よろしければ読んでみてください。

 https://bee-media.co.jp/archives/2710


 

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