2025年9月30日火曜日

札幌へ_元同僚に会う

  27日午後の用事を終え、新千歳空港に向かう前に元同僚のTさんに会いました。Tさんとはもう30年近い付き合いになります。今となっては、どうして親しくなったのか覚えていないのですが、会社を辞めてからも年賀状と年に数回のメールのやり取り、そして1、2年に1度会っておしゃべりをするという細く長い付き合いなのです。

 Tさんとは男女6,7人で一緒に鍋をしたり、温泉に行ったりという会社内の遊び仲間でした。その仲間の1人Gさんがうつ病を患い退職し、私が東京に転勤となり結婚してがんを患い退職しても友情は続き、Tさんが横浜の実家に帰省するときに会って近況を報告し合いました。

 Tさんは友人とのつながりを大切にする優しい人でGさんともずっと連絡を取り合っており、私が病気のときも、励ましの手紙をくれました。

「僕は友人が少ないので、村上さんに死なれると寂しくなるので、生きていてください」

 とても励まされました。そうかぁ、私と時折メールで連絡し合い、たまに会うのを楽しみにしてくれているなんて、ありがたい。長生きして、Tさんと美味しいご飯を食べるのを楽しみにしようーと思いました。あの言葉は今も大切に心に仕舞い、折々に思い出しています。

 Tさんとのおしゃべりは仕事のこと、家族のこと、健康のこと、など女性の友人たちと同じような内容です。今回は定年後の話になりました。Tさんは独身で横浜にごきょうだいがいるので戻ってくるのかと思っていたら、定年後も雇用延長で会社で働きたいそうです。会社としてもTさんのように真面目で誠実できちんと仕事をする人は有り難い存在だと思います。

 横浜の実家のご両親は数年前に他界されましたので、こちらに帰省する頻度も少なくなりました。私も札幌の実家がなくなりましたので、同窓会など何か用事がなければ札幌に帰ることもなくなりました。女友達のように、ラインでの気軽なやり取りもしないので、連絡はメールかハガキで「今度帰省しますので、都合が合えば、会いましょう」という至ってシンプルなもの。

 ですので、尚更、今回のように近況を報告し合い、冗談を言って大笑いする機会が1,2年に1度でいいので、続きますようにと願っているのです。

大通公園が見える和食店で

 


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