2025年9月12日金曜日

ミシガン湖とハーバーマーケット

  9月6日土曜日の結婚式当日、式とパーティは午後2時から始まりますので、午前中ケノーシャが面しているミシガン湖の湖畔に行きました。義弟の結婚式に出席するため、東京とメルボルンから集まった私たちが、家族で過ごせる時間はシカゴからケノーシャへの移動日の金曜日、土曜日の午前中、移動日の日曜日のみ。ですので、結婚式前の時間も楽しみにしていました。

 ミシガン湖は北米の5大湖の1つで、ミシガン州、イリノイ州、ウイスコンシン州、インディアナ州の4州が面しています。日本で一番大きな琵琶湖のなんと86倍の広さです。ミシガン湖を初めて見た息子は、「ここ、海?」と言ったほどです。


ミシガン湖の湖畔

 ミシガン湖を挟んでウイスコンシン州の反対側にミシガン州があります。夫が懐かしそうに、「ミシガン湖の湖畔でバーベキューをしたよね」と遠い向こうを指さしながら、学生時代のことを思い出していました。

 ミシガン湖を見た後は、ハーバーマッケットに行きました。このマーケットでは地元の農産物や花、工芸品、アロマ、ボディケア用品、香辛料などを販売し、様々なキッチンカーも出ている賑やかなイベントです。

ハーバーマーケット

 娘が住むメルボルンでもマーケットに行きましたが、販売している商品を見るだけでも楽しいし、食べ物も美味しい。今回はハロウイーン用の木工品を自宅用に買い、スパイスの効いたケイジャンフード(ルイジアナ州発祥)をキッチンカーで買い、ベンチで食べました。

キッチンカーもあちこちに

 マーケットを歩く人は皆、リラックスしていて、笑顔がいっぱい。東京にいると、朝は満員電車でぎゅうぎゅう詰めになりますし、どこもかしこも人だらけで、あまりゆったり出来ません。まぁ、そのエネルギッシュなところが東京のいいところなのですが、25年近く住んでいると、のんびりした暮らしがしたくなります。

 マーケットを歩いていると、腰の曲がったおばあさんが嬉しそうに花束を手に持ってゆっくりと歩いていました。花屋さんも色鮮やかなブーケを沢山販売していて、きっと、そこで買ったのでしょう。そのおばあさんが自宅に戻って、お花を花瓶に飾って、満足そうにしている姿を思い浮かべました。忙しい日々の暮らしで、自分が忘れていたことを思い出したような気持ちになりました。

花屋さんも

 これまで義父母とは、ハワイ、サンフランシスコ、ロサンジェルスなど賑やかな観光地で会っていました。今年の冬もハワイで会いたいと家族で話していました。が、義父母に提案してみると、「もう、誰かのサポートなしには飛行機に乗る旅行は行けない」と言われ、急きょ、子どもたちの学期途中に義弟の結婚式に参列して、義父母とも一緒に過ごすことにしました。

 こうして、久しぶりに米国中西部を訪れ、開放的でのんびりとした良さを改めて感じたのでした。

 

 

0 件のコメント: