義弟(夫の一番下の弟)の結婚式の前夜、ウイスコンシン州ケノーシャのダウンタウンのバーで、義弟とパートナーの家族や友人を招いたパーティが開かれました。
開かれたのは、最近話題の「AXE throwing Bar」(斧投げバー)です。ダーツの的のようなものに斧を投げる遊びが出来るバーです。バーには夫の両親、夫のすぐ下の弟と嫁・娘3人と娘のフィアンセ、兄の子ども3人とそのフィアンセ・パートナー、従姉妹、もう一人の従姉妹とその家族です。
すぐ下の弟と家族は昨年、日本を訪れたので2年ぶりでしたが、その他の親族は10年ぶり20年ぶりです。でも、皆「ハーイ、むつみ、久しぶり!あのころと全く変わらないわぁ」とハグしてくれました。義弟も「遠いところ、来てくれてありがとう!」、初めて会うパートナーも「ようやく会えた!」とビッグハグ。二人は本当に幸せそうで、私もとても幸せな気持ちになりました。
娘と息子は英語は話せるのですが、たくさんの家族との会話に慣れないらしく、すぐ、バーの片隅に引っ込んでしまいました。でも、昨年日本に来た姪たちと姪のフィアンセとはすぐ意気投合したようで、一緒に斧投げを始めました。
この夜、久しぶりに話をしたのは夫の従姉妹です。その従姉妹は自分の娘2人を育て上げた後、ご主人の妹の娘3人を養女に迎えて育てているそうです。養女3人はまだ12歳(双子)と10歳。そして実の娘の一人が体調を崩しているため、その18歳の息子も一緒に住み、世話をしているようです。従姉妹は私たちと同世代ですので、本当に頭が下がります。
その従姉妹のもう一人の実の娘はこの日、子どもたちを連れて来ていました。従姉妹の娘は30年以上前、義兄の結婚式でフラワーガールをしました。その可憐な姿は私の脳裏に焼き付いています。「あの可愛らしいフラワーガールがこんなに大きくなって」と懐かしさで一杯な気持ちでハグをすると、「そうなの、体もこの通り大きくなったけど」と大笑いしながらハグをしてくれました。
夫は弟たちとビールを飲みながら、楽しそうに話しています。夫のすぐ下の弟は198㌢、夫が193㌢、今回結婚する一番下の弟が193㌢ですので、3人並んでいると迫力があります。ちなみに義母は178㌢で、義父と義兄も180㌢超、我が娘も183㌢ですので、彼らが並んでいると、私はずっと上を向いて話していなければならないので、結構大変です。
以前、義父の定年退職のパーティで、ずっと上を向いていたので首が痛くなり、具合も悪くなりました。あれからは、上を向いている時間が長くならないよう気を付けています。大げさなように聞こえますが、これは本当です。
すぐ下の弟の娘のフィアンセが小柄で私より小さく、私に「ファミリーの中で私が一番小さいのは分かってるわ」と苦笑して話します。明るくて、お話好きで、とても可愛らしい女性です。
マイヤー家では、パートナーが違う人種(私もです)でも、同性でも、当たり前に家族に紹介し、受け入れられ、祝福されています。これはやはり、義父母が長い長い時間をかけて家族の絆を築き上げてきたからだと思います。そして、皆、幸せそうです。
私は幸せそうな義弟や姪・甥、彼らのパートナーと話をしながら、義父母を見習い、何事も心を広く持って受け止めたいとしみじみ思ったのでした。
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