夫の5泊6日のメルボルン滞在は娘にとって、心の安定につながったようです。2人でマーケットや博物館、美術館、ビーチなどに行ったとのことで、娘にとっても心安らぐ時間だったと思います。
そのほか、娘がなかなか出来ずにいた、学部長との面談も行けたということ。夫が面談室まで付き添い、娘1人で学部長と話すことができたそうです。
そのときの学部長の話がとても考えさせられるものだったと娘が報告してくれました。娘は必修科目を落としてしまい、1年留年することになったのですが、その必修科目の評価の50%がレポートだったそうです。
娘は他の科目の課題に追われて、このレポートにギリギリまで取り組まなかったため良いレポートを書くことが出来ず、結果的に単位を落としてしまいました。
今回、学部長が娘に言ったのは、この50%の評価対象だったレポートを来年からはなくして、面談にすることになったということ。学生のレポートのどれがAIを使っているか、使っていないか、もうチェックできないからだそうです。
たとえば普通のレポートで、他の論文をコピーしていたら、剽窃をチェックするソフトを使えばすぐ分かります。しかし、AI生成の文章は、AIを使った文章であるかどうかチェックするソフトが機能しなくなるほど、精度が高い、つまり、”オリジナル”に近いものになっているということらしいです。
こうして、いろいろ便利になると、昔ながらの評価方法に戻るのですね。面談ですと先生の負担も増えるでしょうが、確実に学生の理解の程度が分かります。
まぁ、どの評価方法であっても、来年はこの単位を落とさないでもらいたいーそう願うばかりです。
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