2025年8月22日金曜日

ばあちへのカード

  娘は私の母を「ばあち」と呼んでいます。言葉を話し出したころ、おばあちゃんと言うことた出来ず、舌っ足らずに「ばあち」と呼んでいて、それが定着しました。

 ばあちは娘をそれは可愛がっていますが、ここ半年ぐらい娘はばあちとのラインも見ず、電話にも出ないことが多いのです。母が悲しがり、時にさめざめと泣くので、私も何度か「せめてラインを読んで返信してあげて」と娘に頼むのですが、娘は「ラインを読むと返信書かなきゃと思ってプレッシャーになるから、ラインを読めないの。ばあちには本当に申し訳ないんだけど」と言います。

 ここ数ヶ月、娘は精神的に不安定で私たちからの電話に出ないことも、メールを開かないことも頻繁にありましたので、ましてや、ばあちの電話には出ないのは仕方ないと思っています。母には事情を説明していますが、母にとっては生きがいであり、誰よりも愛する孫とやり取りできないのは、かなり堪えるようです。が、私にできることはプレッシャーにならない程度に娘にお願いするだけ。

 嬉しいことに、昨日、夫がメルボルンから帰国して娘からの私と母へのカードを持ち帰ってきました。息子のバスケットボールの試合から帰ってきて、すぐ母のところに届けに行きました。母は涙を浮かべて喜んでいました。

 ああ、良かった、良かった…。

 

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