ニセコ2泊3日の旅は、雨が降ったため計画していたアクティビティがいくつもキャンセルになりましたが、必死に探した代替案が当たりました。2日目のパークゴルフ、3日目のワイナリーとチーズ工房は天気が良ければ行かなかった場所。いずれもとても楽しかった。
2005年にオープンしたという「ニセコチーズ工房」はオーナーがチーズの本場フランスで修業し、現在の場所に店舗を構えたそうです。家族3人で営んでおり、現在は息子さんが製造を一手に引き受けているそう。
こんな人里離れた場所に人は来るのかなぁ?と思いましたが、私たちが店舗に入りチーズの盛り合わせとカマンベール味のソフトクリームを食べていると、続々とお客さんが入ってきました。皆さん、ショーケースの中のチーズを買っていました。どれも美味しそうで、チーズ好きな娘に食べさせてあげたいなぁと思いました。
外の景色を眺めながら、チーズの盛り合わせを食べました |
ニセコヒラフの山 |
羊蹄山は3日間、ずっと雲がかかっていました。 |
私と夫が”本場”のチーズを食べたのはもう30年ぐらい前のこと。マルセーユのレストランでした。コース料理の最後にソムリエがワゴンに載せた様々なチーズをテーブルまで持ってきてくれました。そのとき初めて食べたのが「コンテ」。あれから、コンテは私たちにとって不動の一番のチーズなのです。今回はコンテはありませんでしたが、ミモレットもブルーチーズもとっても美味しかった。
さて、チーズを食べた後は小さな湖「半月湖」を1時間かけて散歩。倶知安町内で昼食を取って、ニセコを後にしました。途中、支笏湖に寄りました。ビーチサンダルに履き替え、湖岸へ。湖水に足を付けると、ひんやりとして気持ち良かった。
綺麗だった半月湖 |
ニセコではあちこちにヒマワリが咲いていました |
美しい支笏湖 |
今回の旅行は、オーストラリアの娘が不安定なときに決行しました。娘には毎日電話をし、数日間つながらないこともあり心配でしたが、息子の中2の夏休みを何もせずに終わらせるのは忍びなかった。家族3人で旅行をするのは娘に申し訳ないとも思いましたが、息子をニセコに連れて来て良かった。
これまで、手はかかったけど、人一倍愛らしい娘に、夫も私も時間も愛情もたっぷり注いできました。一方で、幼いころから手がかからず、自己主張もせず、わがままも言わず、何でも普通にこなした息子はついつい、後回しにしてしまうところがありました。でも、息子の子ども時代もあっという間に過ぎていきます。
娘との時間もとても大切だし、息子との今も大切にしたいと思った旅でした。
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