がんのママ2人とランチをし、この秋から地元でがんを患うAYA世代・子育て世代の集いの会を隔月で開くことになりました。
何年間も温めてきた構想で、同じ区に住む40代のママさん、50代のママさんと昨年から打ち合わせを重ねてました。
会場は区の集会所で、駅から徒歩1分の場所。会の周知は、既存のがんサポートグループにお願いし、自分たちが関わる別の活動グループ、フェイスブックやラインで発信することにしました。お茶やお茶菓子は持ち寄りで。大学病院勤務の腫瘍医の先生にもバックアップを頼みました。
40代のママは30代で胃がんを発病。胃を全摘し、現在も後遺症に悩まされていますが、治療後に出産し、仕事や社会活動に奮闘しています。50代のママさんは40代で乳がんを発病、お子さんを小児癌で亡くし、がんの子どもたちを支える会で活動をしています。私は30代で悪性リンパ腫・50代で胃がんを発病し、現在は医療者とがん患者のコミュニケーションを研究する大学院生です。
それぞれ違うがんということ、40代のママさんと私はがん治療後に出産していること、50代のママさんは子どもをがんで亡くす大変な経験をしていることから、がんと診断されて戸惑う若い女性、子育て中にがんと診断され育児と治療の両立に悩むママさんが、本音で語り合える場を作り、サポートが出来るのではと考えました。
それぞれが、がんの再発の可能性があり、体調管理にも気を遣わなければならないことから、「3人だったら、1人が体調を崩しても続けられるよね」と話し合っています。
3人とも比較的若くがんを経験し、治療を乗り切った経験から、同じがんの女性たちのお役に立ちたいーと考えています。こうした仲間に出会えたこと、一緒に活動できることは、私にとっての財産です。
会を開く、集会所の前のアジサイ |
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