2025年6月12日木曜日

ホッキ貝

  昨日夕方、スーパーに買い物に行くと、なんとホッキ貝が売っていました。ホッキ貝は亡父と母、夫、私の大好物です。今日と明日はホッキ三昧にしよう!と決め、10個買いました。

 ホッキ貝は私が小さなころから、母がフライにしたり、カレーライスの具にしたり、塩焼きにしたりして、美味しく食べていました。ホッキ貝が食卓に上ると、家族が笑顔になったものです。

 昨日は10個購入。そのうち6個をフライにし、残り4個を今日カレーライスに入れることにしました。ホッキ貝のさばき方は母から教わったやり方です。貝の横からナイフを入れ、貝の硬い口をぐっと開くのです。貝殻から中身を切り離し、半分に割って、黒い内臓を取り出して洗います。ホッキ貝は貝柱だけでなくひもも食べられます。

生きのいいホッキ貝

ナイフを横から入れてぐっと貝の口を開きます

 

フライに

 夫と2個ずつ食べ、母のところに持っていきました。母も時々買うそうですが、「フライは一番美味しいんだけど、自分でフライにするのは面倒だから全然しないの。嬉しいわぁ。夕ご飯は食べてしまったから、明日食べるね」と喜んでくれました。

キャベツの千切りと一緒に

 母いわく、「手が痛いから、お店の人にさばいてもらうんだけど、貝柱だけ綺麗に取り出して、ひもとかは全部取ってしまって本当に小さいの」

「確かに昔、食べたような肉厚なホッキ貝は見ないよね。外側は昔と同じなんだけど、開けてみると、弾力がないんだよねえ」

「そうなんだよ。もう、昔のような厚みのあるホッキはしばらく見ない」と母。

 それでも、ホッキはホッキです。母は上機嫌でした。

 帰りに、煮たばかりという大根と昆布の煮付けとピクルスを持たせてくれました。お互いに作ったものをお裾分けし合えるぐらいに母と近くに住めるなんて、幸せだなぁと思ったのでした。

 

母からもらった大根と昆布の煮付けとピクルス

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