2日、ヒースロー空港からロンドンのパディントン駅とキングスクロス駅を経由して、電車でケンブリッジに向かいました。キングスクロス駅はハリーポッターの映画で描かれている駅にとても良く似ていて、イギリスに来たんだなぁとワクワクしました。
ケンブリッジ駅はこぢんまりとした駅でした。さっそく娘に電話をかけようと、夫が携帯電話のSIMカードを駅の売店で購入。しかし、店員さんと頭を突き合わせてiphone に入れても全くつながりません。夫も私も、SIMカードを入れ替えても電話がつながらないということを想定していませんでしたので、慌てました。
こぢんまりとしたケンブリッジ駅 |
サマープログラムに参加していた娘もヘルシンキ空港でSIMカードを買い、携帯電話に入れて私たちと通話をしていましたので、おそらく娘は売店の人に聞いたりしながら、iphoneを使えるようにしたのだーと感心しました。
こうして、成田空港からケンブリッジまで娘がたどってきた道のりを夫と息子と3人でたどってみると、なかなか大変だと分かりました。娘はヒースロー空港近くのホテルに一泊し、翌日空港内で他の国から来た学生たちと合流しましたので、「不安で一杯だったのだろうな。でも、頑張ったなぁ」と胸が一杯になりました。
そういえば、娘は集合場所の様子を私にフェイスタイムで見せてくれながら、「ママ、ようやく安心できた」と言っていました。
ふと、私が留学したときのことを思い出しました。新千歳空港を旅立ち成田空港、そしてアメリカでも1回乗り換えて、留学先の空港に着くまでは不安でした。小さな空港内に学生らしき人が何人もいて、ほっとしたなぁと。
さて、試しに私のiphoneで娘に電話を掛けてみました。すると、なんとつながりました。これってどうしてなんでしょう? 海外でも使えるような契約をした覚えはないのですが、とりあえず電話がつながってほっ。娘は「やっと会えるね!」と嬉しそう。ケンブリッジ大学を構成するカレッジの一つ「king’s collage」の前で待ち合わせすることにしました。
駅を出て、大学行きのバスに乗って運転手さんに聞くと、「King’s collage」に行くには「Queen's collage」 のバス停で降りて、少し歩くということ。あーあ、大きなスーツケースを引きずりながら、地図を広げて歩くのかぁ。難儀だなぁ。
若いころは海外の一人旅も出来ましたが、もう、出来ません。今や、夫と協力しながらの旅です。とりあえず、Queen's collage に着いたと娘に電話をすると、「近いから今、そっちに行くよ~」と言います。
息子は、今か今かと目を凝らして道路を見ています。
「あっ、おねぇねぇだ!」
そう大声をあげて、娘のところに走り出した息子。娘も急ぎ足でこちらに向かっています。息子が娘に抱き着いています。おねぇねぇに会いたかったんだなとじんと来ました。
20日ぶりに見る娘は元気いっぱい。相変わらず、「お腹空いた!」ですので、娘の大好物のパスタを食べに、イタリアンレストランに行きました。
久しぶりの食事は、娘のサマープログラムの話で盛り上がりました。やっぱり娘がいる食事は楽しいなと改めて思ったのでした。
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