2023年9月18日月曜日

Chapter1

  9月20日の旅立ちに向け、娘は一つ一つ自分の中に区切りをつけているようです。土曜日には中高校時代を過ごした横浜に「さよなら」をしに行きました。

 家族と一緒にいるのが大好きで、家族と一緒にランチやディナーに出掛けたり、お茶を飲んだりするのが大好きだった娘。私たちも娘が大学進学で家を離れてしまうのが寂しくて少しでも一緒に過ごそうとしていますが、土曜日は「ママも一緒に行っていい?」と聞いても、「ごめんね、一人で行きたいの」と断られてしまいました。

 娘は申し訳なさそうに、「もう横浜に行くこともあまりないと思うから、りんご飴の店とか、シシカバブの店とか、アニメのグッズの店とか、お化粧品を売っている店とか、一人でじっくりと楽しみたいの。ごめんね」と言います。

 娘は続けます。「私の人生のChapter1が終わるから、家から離れるChapter2をきちんとスタートさせるために、Chapter1でたくさんの時間を過ごした横浜にさよならしてくるの。だから、一人で行きたいの」

 娘は横浜・元町にあるインターナショナルスクールに通っていましたので、横浜の想い出がたくさんあります。私も、娘の学校のコーラスグループで歌ったり、学校のイベントに参加したり、娘と元町のレストランやカフェでランチやお茶をしたりと、楽しい想い出がたくさんあります。

 そんな想い出を娘と一緒にまちを散策しながら振り返りたいなと思いましたが、そこはぐっとこらえて「いってらっしゃい!楽しんできてね!」と娘を送り出しました。

 娘は夜、機嫌良く帰宅しました。りんご飴をお土産に買ってきてくれました。娘の最近の行動を見ていると、大人になったなぁとつくづく思うとともに、大人になってしまったことが寂しくてついつい目頭が熱くなるのでした。

娘がお土産に買ってきてくれたりんご飴


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