2021年1月15日金曜日

迫りくるコロナ 2

  息子、娘の学校の児童生徒が新型コロナウイルスに感染したのに続いて、夫の会社でも初の感染者が出ました。13日夜に報告があり、感染者とオフィスで一緒だった人は14日から2週間出勤禁止という措置です。夫も1日だけ一緒だったといい、再び在宅勤務となりました。

 保健所の指示でオフィスは閉鎖し、消毒を行うとのこと。夫はその感染者と席も遠く、話もしていないとのことですので感染の可能性はかなり低いと思いますが、コロナがひたひたと近付いている気がします。

 今回、立て続けに娘と息子の学校や夫の職場で感染者が出たことで、感染者が1人でると、その影響が及ぶ範囲はかなり広いということが分かりました。

 たとえば、娘の場合はクラスメートが感染。この場合、そのクラスメートと冬休み中遊んだ生徒複数が「濃厚接触者」となりPCR検査結果が出るまで自宅待機。そのきょうだいや親も自宅待機という措置だそうです。自宅待機の生徒たちは自習となるので、勉強のことも心配です。

 夫の会社の場合は、とても厳しく、感染者が出社していた日に出社した人は濃厚接触者ではなくても2週間の出社禁止。その感染者の席に近い人は、きっと心配に違いありません。「感染者の隣の席の人の奥さんは小学校の先生なんだ」と夫。きっと、奥さんも「もしも」に備えて学校に報告せざるを得ないような気がします。こうした場合、報告を受けた学校はどういう措置を取るのでしょうか?

 さて、身近でコロナ感染者が出ている今、感染しないよう細心の注意を払うとともに、ワクチンに期待したいところです。15日金曜日は国立がん研究センター中央病院での診察の日でしたので、主治医に聞いてみました。

 「私の場合、基礎疾患がある人の分類になるのでしょうか?」と聞いてみると、主治医は「悪性リンパ腫は微妙なところですが、自己免疫疾患でプレドニン(ステロイドホルモン剤)を服用しているので、対象になります」とのこと。

 私は自己免疫が血小板を破壊する「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」と赤血球を破壊する「自己免疫性溶血性貧血」を患い、今でも、微量ですがプレドニンを服用しています。私が心配したのは、ワクチン接種の副反応。すでにワクチン接種が始まっている英米では、接種後に重いアレルギー反応の「アナフィラキシー症状」が出た人がいると報道されています。

 私がこの2つの自己免疫疾患を患ったときはそれぞれ1カ月以上入院しましたし、薬もなかなか効かず、また、薬の減量も大変だったので、自己免疫がまた誤作動するのではという心配が常にあるのです。ですので、ワクチン接種が可能になったときにどうしたらよいのだろうと思っていました。コロナの感染もこわいけど、ワクチンの副反応もこわい。

 主治医は、「ITPも自己免疫性溶血性貧血も、ワクチン接種で副反応が出たという報告は海外でも国内でも報告がありません」とのこと。少しほっとしました。

 とにかく、今は感染しないように気をつけます。

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