2024年1月1日月曜日

謹賀新年 2024

  皆さま、あけましておめでとうございます。大晦日と元旦はどうお過ごしでしたか?そして、何を召し上がりましたか?

 私は年末年始、これまでこだわって作ってきた料理を2つ作りませんでした。まず、「うま煮」を作りませんでした。2019年夏、母が札幌から我が家の近くに引っ越してきて、翌年のお正月から元旦は我が家で私の作ったうま煮を、2日は母のマンションで母が作ったうま煮を食べていました。でも、今年は自分で作るのはやめて、明日の母のうま煮を楽しみにすることにしました。

 そして、豆きんとんも作りませんでした。理由は近所の食材屋さんで、いつもの豆が品切れしていたため。「まぁ、今年は栗きんとんを買おう!」とあっさり諦めました。普段の私でしたら、その豆をあちこちに探しにいくのですが、様々なことにこだわるのが面倒になってきたのですね。

 そして、駅前の老舗の和菓子屋さんにのしもちを買いに行ったとき、栗きんとんも売っていたので購入し、大晦日の夜に食べました。これがまた、美味しかった。

 夫からも「君の豆きんとんも美味しいけど、前日から豆をうるかして、煮るときも焦がさないように付きっ切りだったから、もう、そういう時間のかかることはやめたらどう?」と提案されました。やめても家族が残念がることもなく、私だけがこだわってきたのだーと気付かされたのでした。

 その代わりに、子供たちの大好きなチャーシューを作りました。ローストビーフは購入し、息子の大好物のタラバガニも奮発しました。夫のリクエストに応えてお雑煮を作り、母にはホッキ貝のフライ。ホッキ貝は母の大好物で、昨日、スーパーに買い物に行ったら、珍しく売っていたので購入。大晦日の夜は夫とお刺身にして食べ、今日は母のためにフライを揚げました。

 年末年始、あまりこだわらずに臨機応援に対応してみたら、時間に追われることもなく、家族も大喜びで、美味しいものも発見でき、娘からは「お正月は嫌いな食べ物を食べなくてはならなかったけど、今年のお正月は美味しいものばかりで嬉しい」というコメントももらえました。

 「日本の伝統や文化を子供たちに伝えたい」という思いで、こだわりを持ってきましたが、これを良いきっかけに、マイヤー家の年末年始は日本の伝統的な「おせち料理」ではなく、マイヤー家のご馳走で良いんだーと気楽に考えようと思ったのでした。

元旦の食卓。子供たちの好なチャーシューを作り、カニを奮発

タラバガニの殻を切る息子

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