2024年1月19日金曜日

きりたんぽ鍋

  関西の大学で寮生活を送る大学1年生の娘は、食事のほとんどを自炊しています。時折、美味しくできた料理の写真をメールに添付して送ってくれますし、フェイスタイム(ビデオ電話)で話すときは、共有キッチンで料理しながらーということが多い。

 そんな娘が先日、「今日はきりたんぽ鍋にしたの!」と料理中にフェイスタイムで電話をくれました。鍋のスープを買ってきて、鶏のモモ肉、ネギ、エノキ、豆腐、油揚げ、ラーメンを入れるといいます。

「ママ、モモ肉はどうするの?」

「モモ肉は皮を取って、ざく切りにして。その間にスープを温めておいて沸騰したら、その中に入れる。そうすると、モモ肉からダシが出て、スープが美味しくなるんだよ。その後に、野菜を入れるの」

「モモ肉、皮を取って切ったけど、鍋の中で炒めちゃった。でも、油は使っていないよ。肉から自然に脂が出るから」

「じゃあ、その中にスープ入れて、沸騰したら野菜や豆腐を入れてね。ラーメンは伸びるから、全部煮立ってから、最後に入れるんだよ」

「あっ、そうなんだ。一緒に入れようと思っていた。ママ、きりたんぽ自分で作ったんだよ!」

「すごいねぇ~。ママは作ったことないよ」

「だって、高いんだもん。で、炊いたご飯をしゃもじでつぶしてまとめて、細長くしてみた」

「見せて~」

 娘はトースターで焼いている、きりたんぽを見せてくれました。焼き目をつけているそう。その写真もそく送ってくれました。

娘が作った手作りのきりたんぽ

 そんな風に、調理途中の娘とフェイスタイムでお話しするのは、本当に楽しい。娘によると、キッチンを使っている学生はほとんどいなく、「私、この広いキッチン、独り占めしているの」と言います。学生たちの多くは食堂で食べたり、お弁当を買ってきたり、冷凍食品を温めたりして、食べているようです。

 親元を離れて寮生活を送る娘が、こうして日々きちんと自炊をしていることを、母親の私はとても嬉しく思っています。

鍋の具材は良い具合に煮え、あとはきりたんぽを入れるだけ

きりたんぽは切って、最後に入れます。「きりたんぽ、美味しそうに出きたよ」と娘

自室に戻って、「いただきまぁす!」と言い、食べようとする写真も送ってくれました

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