2020年6月20日土曜日

母退院

 母が18日に退院しました。思ったより長く19日間の入院でした。昨夏、札幌の自宅で「みんなが具合が悪いときにあんなに尽くしてきたのに、私が具合が悪いときに一人ぽっちで辛い!」と電話口で泣いた母。そんな母に、家族に気にかけてもらっていると思ってもらえるよう努力しました。母も、納得の入院生活だったようで、私も娘として母に少し恩返しができたかなと思っています。

 担当の先生との面談以外は、新型コロナウイルス対策で病院内へは入れなかったため、入院中は毎日欠かさず果物や洗濯物を届けました。果物はスイカやメロン、グレープフルーツ、キウイ、パイナップルと毎食楽しんでもらえるように工夫し、おやつも水ようかんやゼリー、カステラなど食べやすいものを持っていきました。

 病院には子どもたちにも行ってもらいました。病院の玄関まで届け物を持って行って担当の看護師さんに渡し、代わりに汚れ物を持ち帰る役目です。母は看護師さんらに「お孫さんが来てくれる人はあまりいないんですよ。いいですね」と声をかけてもらったと喜んでいました。

 首の痛みにより一人暮らしが出来なくなり、東京への引っ越ししてきた母。その顛末はブログに4回に渡って書きましたが、首の痛みは軽くなり、今回は腎臓と食道の調子が悪く入院ということになりました。今回のことで、娘の近くにきて良かったと思ってもらえたかなと少し期待をしています。

http://ar50-mom.blogspot.com/2019/08/blog-post_28.html
http://ar50-mom.blogspot.com/2019/09/blog-post.html
http://ar50-mom.blogspot.com/2019/09/blog-post_9.html
http://ar50-mom.blogspot.com/2019/09/blog-post_29.html

 退院に合わせて家に花を飾りました。子どもたちはケーキを手作りし、夫は車で病院まで迎えに来てくれました。
 

 

 私が用意した花を母は「きれいだね。ガーベラの花言葉は希望なんだよ」と喜んでくれました。82歳の母が「希望」という言葉を言ってくれ、そして機嫌良く戻ってくれて、心底ほっとしています。

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