今日、息子の幼稚園時代のお友だちのママPちゃんにさよならをしてきました。48歳のPちゃんは2年半のがん闘病の末、中一と高一の娘を残し、昨日天国に旅立ちました。棺に横たわったPちゃんは生きていたころと変わらぬ美しさでした。
Pちゃんはいつもニコニコしていて、Pちゃんと言えば、笑顔しか思い出せないほど周囲を和ませてくれる人でした。お料理が上手で、お宅に幼稚園の子どもたちやママさんを招いて、美味しい手料理を振る舞ってくれました。
背が高く、スラリとした体形で、それは美しい人でした。白い服が好きで、その白い服がとても良く似合っていました。
ご主人から昨日、Pちゃんが親しくしていたママ友の一人に連絡がありました。お葬式の前に「最後のお別れをお伝えいただける方がいらっしゃいましたら、ご自由に自宅に来ていただければと考えております」という、とても優しい文面でした。
今日は6人のママ友がPちゃんにさよならを言いに行きました。昨日、ラインが回ってきたときは、とにかく、皆驚くばかりでした。誰もPちゃんの闘病のことを知りませんでしたので、突然の訃報にただただ、「信じられない…」という言葉しかありませんでした。
中学生と高校生の娘を残し、この世を去らなければならなかったPちゃんの無念を思うと、いたたまれませんでした。今日、Pちゃんにさよならを言いにいった6人のうち、私を含め2人ががんと闘っていますので、他人事ではありませんでした。ご主人と子どもたち、そしてご両親の悲しみはいかばかりかと、自分の家族に重ね合わせて思いを巡らし、胸がいっぱいになりました。
Pちゃんは笑顔しか思い出せないほど、穏やかな優しい人でした。だから、早くに天国に召されてしまったのかもしれないー。無理矢理そう解釈するしかないほど、Pちゃんの死は理不尽でした。
Pちゃん、治療辛かったよね。でも、最後まで頑張ったね。天国は痛みも苦しみもないところだと聞いています。ゆっくり休んでくださいね。子どもたちのことは心配だよね。でも、Pちゃんの子どもだから大丈夫。笑顔の素敵な、優しい女性に育っていくと思います。本当にお疲れ様でした。
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