昨日、恐山から帰ってきたら運気が少しずつ上がってきたという話をしました。もう一つ、私にとってのビッグニュースがありました。なんと、18年間服用し続けた薬を10月30日、やめることが決まったのです!
プレドニンというステロイド剤で、「自己免疫性溶血性貧血」という病気に罹患した2006年から服用し続けていました。その後、2010年に「特発性血小板減少性紫斑病」という病気にも用い、この2つの病気を抑えるためにずっと飲み続けていたのです。
これまで何度もやめることを検討したのですが、赤血球に対する自己抗体の有無を調べるテストでいつも陽性が出てしまい、断念。でも、昨年秋に行った検査でようやく陰性の結果が出ました。が、12月に胃がんに罹患。まずは胃がんの治療を優先するため、プレドニンの服用は続けるという診断でした。ですので、一年間様子を見ていたのです。
薬の量は微量でしたので副作用もなく、前の主治医は「微量を服用することで病気が落ち着いたままなら、リスクを取るより、飲み続けるほうを勧める」との判断。今の主治医は「やめても良い。病院に来る頻度も少なくなり、精神的な負担も減る」との判断。いずれの判断も恐らく正しいのでしょうが、私はやめることを選びました。
21年間、ずっと国立がん研究センター中央病院に通い続けていました。3ヶ月以上間隔が開いたことはありません。あの病院に行けば、救ってもらえるという信頼感と、「ここは私の居場所」という安心感さえ持っていました。
でも、もう一度、病院に行かない、薬を飲まない暮らしをしたいなと思いました。もちろん、半年か1年に一度は検査で訪れるとは思いますが、薬を飲まず、通院も半年に一度になれば、きっと「自分は本当に健康なんだ」と思えるようになると思います。
グッドバイ、プレドニン。今まで長い間、私を救ってくれてありがとう。でも、もう、あなたを卒業するね。
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