週末の文化祭の振替で、翌週の火曜日(月曜日は敬老の日で祝日でした)は息子の学校はありませんでした。こういう日は夫と私のいずれかが家にいることにしています。息子を家に一人にしておくと、終日パソコンでゲームをしていますので、どちらかが家にいてメリハリのある過ごし方をさせるように心掛けているのです。
もちろん、息子は中1ですので、終日見張っているわけではなく、「勉強しなさい」というわけでもないのですが、「もうそろそろ、ゲームはやめなさい」「スーパーに一緒に買い物に行こう」「宿題はやったの?」「昼ご飯を一緒に作る?」などの声がけをするようにしています。
夫婦間で予定を調整し、その日は私が家にいることにしました。午前中早めの時間は息子と私の両方がダイニングテーブルでパソコンを広げて、それぞれやるべきことをしました。ひと区切りついたところで、息子に「ママ、キャラメル・ウォルナットタルトの作り方教えてくれる?」と言われたので、教えることに。これは私が家族のためによく作るお菓子で、子どもたちが大好きなのです。たまたま、材料も買ってありました。
キャラメルはバターと砂糖を中火で溶かし、生クリームを加えて作ります。ポイントは加える生クリームの量をほんの少しずつにして、しっかりかき混ぜること。そうすれば、キャラメルが固まらずに、とろりとした状態でざく切りしたウォルナットを入れたクッキーの型に流し込むことが出来るのです。
息子は私に言われた通りに、少しずつ生クリームを加え、ひたすら混ぜていきます。こういう根気のいることを出来るということは、やっぱり料理好きなのですね。
タルトにキャラメルを流し込む息子 |
焼き上がったタルト |
タルトをオーブンに入れた後、息子に「お昼ご飯は何食べたい?」と聞いてみました。「ケンタッキーかインドカレーのテイクアウトはどう?」と提案すると、息子はしばし考えて、「僕が作るよ」。
ケンタッキーのフライドチキンやチキンフィレサンド、インドカレーのテイクアウトより、自分で作るほうを選ぶなんて、やっぱり息子は料理好きなんだなぁと改めて思いました。
使いかけのニラやシイタケ、タマネギ、ベーコンがありましたし、炊飯器にはご飯も十分あったので、「オムライス」を提案しました。息子は「いいね!」と言い、早速、材料を切り始めました。
みじん切りしたタマネギをサラダオイルを敷いたフライパンで炒め、その他の野菜やベーコンを切っていきます。それらをタマネギに加えてさらに炒め、ご飯を入れて混ぜ合わせてケチャップを入れます。塩コショウで味を調えて、お皿に。その流れがとてもスムーズで、見ていて気持ちがいい。
ケチャップご飯を炒める息子 |
「ママ、薄い卵焼き作るの面倒だから、このままでいい?」と息子。
「もちろん! ケチャップご飯はそれだけでも美味しいから」と私。こうして、息子の作ったランチを美味しくいただいたのでした。
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