中1の息子の学校で「文化祭」が開かれました。最近、めっきり口数が少なくなってきた息子ですが、学校では友人たちと仲良くしている姿が見られ、ほっとしました。
息子の学校は同じ学年に日本語で学ぶクラスと英語で学ぶクラスが併存する、ユニークな学校です。息子の学年は、日本語のクラスが3つ、英語のクラスが1つ。日本語のクラスは毎年クラス替えがあり、息子のクラスは高校3年生まで6年間一緒です。
2022年に完成したという新校舎は都心にある12階建てのビルで、1階から6階までが息子の学校が、7階から10階までがインターナショナルスクール、11階が息子の学校とインターが共用する体育館、12階が屋上のフィールド(サッカーなどが出来る)です。
娘の通っていた横浜・元町のインターにはグラウンドがなく、校舎の屋上と体育館で運動をすることになっていました。ですので、息子にはグラウンドで伸び伸び走り回らせたいーと願って中学受験をさせたのですが、唯一合格をいただいたのが都心にあるビルの中に入った学校という、何とも皮肉な結果に。でも、息子は毎朝自分で起きて、時間通り(7時ごろ)に家を出て、バスケ部での活動も楽しそうなので、こちらに合格をいただけて良かったと今は思っています。
さて、文化祭です。子どもたちはそれは生き生きとしていて、紅茶と焼き菓子が食べられる「アリスの不思議な国」、タイムマシンに乗って未来に行きAIからの質問に答えを出していく「タイム・トラベラー」、迷路を舞台にした脱出ゲーム「インディアナ・ジョーンズ」、など様々なユニークなテーマがありました。もちろん、文化祭と言えば昔からある「お化け屋敷」も。体育館では吹奏楽部や軽音楽部の演奏も行われました。
炒飯と餃子が食べられる中華料理店や、ワッフルとコーラが楽しめるアメリカの店、自分でカスタマイズできるシューアイスの店など、食べ物も充実していました。子どもたちはお揃いのTシャツを着たり、女子は浴衣を着たり、と楽しそう。皆の顔が生き生きとしていて、元気いっぱいで、私と夫も安心したのでした。
娘が通っていたインターとの違いは、販売している食べ物の価格です。国からの助成がないインターでは親が支払う授業料で全てが賄われます。ですので、教材や運動用具、楽器などはバザーの収益で賄われます。そのため、バザーなどで提供される食べ物が、割高。でも、息子の学校は普通の私立学校ですので、ワッフルセット(ドリンク付き)が300円、炒飯が350円、焼きそばが250円、フランクフルトが100円と子どもたちがお小遣いで楽しめる価格。そこがいいな、とも思いました。
何より、息子がお友達と食べ物を一緒に食べたり、笑ったりしているのを見られたのが良かった。息子が歩いていると横に何人かの男子が来て、息子の肩に腕を回して楽しそうにおしゃべりしている様子を後ろから眺めながら、「この学校にご縁をいただけて、良かった」と心から思ったのでした。
1980年代のアメリカを再現した店。ワッフルとコーラが美味しかった |
こういうの、今風ですね。生徒の自主性を尊重した学校もなかなか良いです |
0 件のコメント:
コメントを投稿