先週、息子の担任の先生との面談がありました。前回の授業参観のとき、クラスメートが皆手を挙げて発表する中、ノートを取ってばかりでしたので少し心配でしたが、心配は無用でした。
まずは先生に先日の家庭科の授業での息子の様子を報告しました。
「家庭科の授業のお手伝いをしながら、息子の様子を見ました。勉強で冴えない息子ですが、ジャガイモの調理では手際が良く、クラスで一番早かったんです。後片付けも率先してやっていました。輝いていました」
「そうですか。輝いていましたか。お母さん、どうぞたくさん褒めてあげてください。教室でも気が利きますよ。何かしますか?といつも聞いてくれますので、助かっています。クラスに一人はほしいタイプの子です」
先生が豪快に笑いました。息子は1年生から4年生まで女性の先生でしたが、今年度初めて男性の先生です。
「そう言ってくださると安心します。勉強があまり得意でないものですから。先日の授業参観のときはひと言も発していなかったので、少し心配しました」
「そうですか? 心配ありませんよ。たとえば、道徳では、しっかり考えいるなと感じさせる文章を書いています」
先生が、息子が書いた文章を見せてくれました。
「自分には長所がないと思っていた。でも、自分には長所がないと思っていたから見当たらなかったと分かった」
なかなかやるではないか。我が息子。
「お母さん、手を挙げて発表するだけが理解しているということではないんです。息子さんは理解が深いですよ。道徳で締めの発表をしてもらうこともあります」
そうなんですね。授業で積極的に発言しないからといって、息子にマイナスの評価をしてはいけないんですね。
「体育委員として仕事をきちんとしてくれますし、運動はよくできます。家庭科と体育と道徳と日々の生活で輝いている。十分じゃないですか。私は全く心配していません」
息子の良いところを評価してくれて、嬉しかった。中学受験のことを考えると心配は尽きないですが、息子なりに学校で頑張っているんだからよしとしよう!と思えた日だったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿