2024年2月1日木曜日

中学受験スタート

  今日から息子の中学校受験がスタートしました。2月1日から4日間、午前午後と1日2回試験を受けるハードスケジュールとなります。

 昨夜は38度3分の熱が出て、私も「体調管理が出来ていなかった」と反省しました。息子の学校は受験をする子が多く、たとえば、息子のクラスは今学期に入って登校していたのは33人中15,6人。半分が休んでいました。私は息子に普段通りの学校生活を送ってほしかったので、ずっと登校させていましたし、昨日は夫と私とで息子を送り、私たちなりに息子をサポートしてきました。が、前日の熱で、やはり、試験前の数日間ぐらいは休ませれば良かったのかもしれないと心が揺らぎました。

 張り切って「カツ(勝つ)」を揚げて息子に食べさせましたが、やはり、熱があるせいか元気がありません。食べ終わった後、息子はお風呂に入って、珍しくユーチューブも見ないでベッドにもぐりこみました。

 息子は自分で「冷えピタ」をおでこに貼り、「ママ、3年間塾に通ってきたのに、前日に熱を出すなんて、ごめんね」としょんぼり。その優しい言葉に、目頭が熱くなりました。「3年間頑張ったじゃない。学校も休まず、習い事も辞めずに、偉いよ!」と褒めて抱き締めましたが、息子なりに前日の熱は精神的にも堪えているのだーと思いました。

 塾の先生から息子に激励の電話が来て、息子が熱があることを伝えると、塾長先生から私の携帯に電話がありました。「熱があるそうですね。そのまま熱が下がらないようでしたら、明日学校に保健室受験が出来るかどうか、聞いてください」とアドバイスをくれました。この先生は息子のことを随分気にかけてくれ、有難いなぁと思いました。

 未明まで、熱を測りながら見守っていましたが、少しずつ下がってきて37度台に。今朝も37度のままで、安堵しました。

 今日の午前の学校は、国算理社の4教科で受験する子と、英語と面接で受験する子と2通りの受験生がいました。息子が選んだのは英語と面接のみのほう。朝、電車の中で息子に「熱も下がったし、得意の英語だから、頑張れるね」というと、息子は苦笑して「得意な英語と面接で落ちたら、落ち込むなぁ」と言います。英語1本で勝負してくる子どもたちは恐らく帰国子女でしょうから、かなり厳しい闘いになると予想されました。

 学校に着いて息子を試験会場に送り出し、私は学校内の控室で息子を待ちました。2時間後に戻ってきた息子は、暗い表情でした。「難しかった」とひと言。学校を出て、近くの公園で、今朝作った生姜焼き肉弁当を食べさせました。

「エッセイはどんなテーマだったの?」

「幸せはお金で買えるか?だったよ。なかなか、文章が思いつかなかった。だから、半分ぐらいしか書けなかった」

 そうだろうな、と思いました。そんなテーマは、大人でもなかなか書けません。息子に聞くと、解答用紙にびっしり書いていた子もいたそうです。それも英語です。すごいですねぇ。

 息子と私は一旦自宅に戻り、少しだけ休んで、午後の学校に行きました。早めに着いたので、控室で待ちました。息子はテーブルに突っ伏して寝ていました。疲れているんだなぁ、と可哀想になりました。

 息子を試験会場に送り、私は自宅に戻りました。そして、夕方、夫が息子を学校まで迎えに行きました。午後の試験は少しは出来たようです。今日の夜に午前の学校の合否がネット上で発表されるのですが、息子は「結果は見ないで、明日試験に行くね」と言います。息子なりに気にしていることが分かりました。

 明日も午前午後の2回、試験があります。午前は神奈川県で、午後は東京都内の学校です。ギリギリ午後の学校に間に合うかどうかですが、交通状況などどうぞスムーズに行きますようにと願うばかりです。

 

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