2022年12月6日火曜日

夫を大学に案内

  先日、夫を初めて大学に連れていきました。銀杏並木が見頃のキャンパス内を歩き、学生たちがひしめき合う食堂でランチ。学生時代を思い出しました。

 夫はシカゴ、私は札幌と秋にぐんと気温が下がり冬は雪が積もる街で育ちましたので、二人とも冬に向かう直前の紅葉に郷愁を覚えます。金色に輝く銀杏並木をバッグに2人で自撮りしました。画像をチェックすると、まぁ、お互いにずいぶん年を重ねたなぁと改めて思いました。


 写真を写した後は食堂へ。パスタなどカフェ風のメニューもありましたが、夫は「学生食堂っぽい食べ物がいい」と言います。

 プラスチック製のトレイを持って、若い学生たちの後ろに並びます。まずはメイン料理を注文。夫はアジフライ、私はトリ肉の塩コショウ焼きを注文しました。次にお味噌汁か豚汁を選べましたので、二人とも豚汁を頼みました。ご飯は私が一番小さいサイズの麦飯、目下ダイエット中の夫はご飯はなし。お会計は二人で880円でした。

 私は講義やゼミがあるときはここで食事をします。最初のころは学生食堂で食べるワクワク感がありましたが、学生たちが楽しそうに食事をしているのを見ながらひとり黙々と食事をしていると、大学院と言えども若いころに来るものだなぁと思うようになりました。講義でも、院生が「僕は28歳で…」と話すのを聞いて「この子の親は私と同じぐらいの年代なんだろうな」と思ったりします。

 食事の後は、夫を図書館に案内しました。まずは、総合図書館へ。初めて、この図書館に来たときは本当に感動したものです。入り口から3階まで続く階段は赤いカーペットが敷き詰められています。それぞれの階の閲覧室は天井が高く、机は重厚な木で作られており、歴史を感じさせます。その机に座り、資料や本を読んでいるだけで、若いころに戻ったような気持ちになります。次に私がよく利用する医学図書館にも連れていきました。

 そういえば、私も大学生のころは連日図書館が閉館する午前0時まで勉強をしていました。あのときは人生で一番勉強しました。今、思い出しましたが、キャンパス内は暗いので女子学生を車で寮まで送り届けてくれる仕組みがありましたっけ。帰宅後はルームメートにボーイフレンドの話を延々と聞かされたのも懐かしい思い出です。

 最後に構内にあるスターバックスに寄り、カフェラテを飲みました。夫との会話も弾んだ楽しいひとときでした。今度は、娘を連れてきたいなと思っています。 








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