2022年12月19日月曜日

初めての恋バナ

  金曜日の夜、娘は夜8時過ぎに帰宅しました。普段は寄り道をせずに帰宅する娘ですが、今年最後の通学日なのでお友達とご飯でも食べているのかな?と思っていましたので、特に心配はせずに帰りを待っていました。

 「ただいま!」と元気に玄関に入ってきた娘は「ママ、今日は恋バナ(恋の話の略語)したんだよ。初めての恋バナ」と嬉しそうです。10年生(日本の高1)の女子2人に誘われ、パンケーキの美味しい店に寄り、おしゃべりをしたと言います。インターは学年の垣根が低く、他の学年の生徒とも仲良くなれるのが良いところです。

「そう? 自分の好きな人の話?」

「ううん。私、好きな人いないでしょう。友達のユミもレイも好きな人がいなくて、恋バナをしたことがないの。で、一度恋バナをしたかったから、とっても楽しかった」

 10年生のお友達の1人には彼氏がいて、もう一人は片思い中だそうです。その2人の話をずっと聞いていたと娘が言います。聞き役でも恋バナに参加できて、とても楽しかったのだとか。

 私の高校生時代を振り返っても、その10年生の子の話が普通で、「好きな人がいない」という娘と娘の友達のほうが、不思議に思えます。娘たちはきっと勉強や自分の好きなことに一生懸命で(娘の場合はアニメ)、恋はもう少し先のことなのかもしれません。

 娘から好きな人の話を聞いたことがありませんので、以前、娘に「好きな子は男の子? 女の子?」と聞いてみたことがあります。娘は「リアルでは好きになったことがないけど、男子だと思う。だってKポップで好きな子もアニメで好きな子も男子だから」と答えました。

 クラスメートで素敵な男子が何人もいるので(本当に格好良い子が多い)、「K君はどう? 清潔で精悍な感じが良いよね。O君は? グッドルッキングだし優しそう」と持ち掛けてみるのですが、興味がなさそうです。まぁ、大学に行けば、きっと好きな人が出来るだろうと思っています。

 娘の話題は10年生の子たちが食べたパンケーキに移ります。「あの子たち、リッチなんだよ。2300円のパンケーキ食べていたの。私、1000円しかもっていなくて、どうしようかなぁと焦ったら、700円台の小さなパンケーキがあってほっとした」

 娘にはひと月3000円のお小遣いをあげており、娘はドラッグストアで化粧品、300円ショップでイヤリングを買ったり、お友達とたまにお茶をするなどして使っています。事前にお友達と食事に行く、ディズニーランドなどのテーマパークに行く予定が分かっていれば、その都度あげています。が、この日の話から、「急にお友達に誘われても行けるように、もう少し金額を上げたほうがいいかなぁ」と思いました。

 娘はもらった金額の中で工夫して使い、特に足りないなどと文句を言うこともありませんので、3千円のままでした。娘の初めての恋バナ参加の話を聞いて、高校生最後の年ですので、来年1月からお小遣いをアップしようと決めたのでした。

0 件のコメント: