2022年1月11日火曜日

再び札幌ラーメン

  昨日は息子の冬休みの最終日でした。娘は学校、在宅勤務の夫も珍しく出勤しましたので、久しぶりに私と息子で過ごす一日です。

 「お昼ご飯何食べたい?」と聞くと、「ラーメン!」と即答します。やっぱり札幌味噌ラーメンです。母も誘いましたが、「寒いしねぇ。オミクロンが怖いから、せっかく誘ってくれたけど遠慮するよ」とのこと。で、息子と二人で行くことにしました。

 人気の「北海道らーめんみそ熊」。いつ行っても満席です。今日も若い店員さんから「満席ですので、食券を買って外でお待ちください」と言われました。息子はいつもの「厚切りチャーシュー入り札幌味噌ラーメン」、私が普通の「札幌味噌ラーメン」を買って外で静かに待ちました。

待ちきれないとばかりに店内をのぞく息子

 外で待ちながら、改めてメニューを見てみました。店主の言葉がつづってあります。

「昔ながらの札幌味噌らーめんに惚れ込み、その味を再現したく修業を重ねた。ごまかしの効かない手作りの製法に徹し、毎日丹精込めて作るスープは、豚ガラ、鶏ガラ、香味野菜をふんだんに使い 自家製味噌は、白味噌をベースに甘味を引き立たせ こしの強い卵麺と合わせました。注文ごとに中華鍋で一杯、一杯、真剣に作ります」

 いいじゃないですか。この心意気。こちらこそ惚れますよ。だから、頻繁に通うんです。しばらくして、お客さんが満足そうに出ていきました。店員さんがすぐテーブルを片付けてくれ、私たちを招き入れてくれました。

 食券を渡すと、店員さんがいいます。「無料で大盛りに出来ますが、いかがなさいますか?」「厚切りチャーシュー入りを大盛りで」と息子。私は「札幌味噌ラーメンのほうは普通でいいです」。そして、「お得意様カード」にポチっと2個スタンプを押してもらいます。5個たまると餃子、10個たまるとラーメン1杯をサービスしてくれるという太っ腹な店なのです。

 ラーメンを待つ間、息子が食券を買う人々を観察します。「ママ、あのおじさん、3人前を注文したよ!」 後ろを振り返ると体格の良い男性が、ちょうど食券を手にしたところでした。息子が指さしたボタンには、「北海道」ならぬ「でっかいどう」という名前のついた食券が売られていました。いいなぁ、こういうおおらかなネーミング。道産子としてはたまりませんね。

「食べてみたい?」

「もちろん! 今は無理だけど、中学生ぐらいになったら挑戦するよ!」と息子。その日を楽しみに待ちましょう。

 そうこうするうちに、厚切りチャーシュー入り大盛り札幌味噌ラーメンが来ました。息子は「待ってました!」とばかりに、ずずずっとこってりラーメンをすすったのでした。

ラーメンを勢いよくすする息子


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