2022年1月10日月曜日

一姫二太郎

  昨日は娘の冬休み最終日で、朝食にホットケーキを作ってくれました。本当は前日の夜息子が「明日の朝はホットケーキ作るね」と言って張り切って起きたのに、息子の後にむっくりと起きてきた娘に主導権を奪われてしまいました。それでも、何の疑問も持たずにあっさりと補佐役に回るところが、面白い。

 私は2階のリビングで年末に提出し、指導教官に修正を求められた論文の書き直しをしていました。補佐役はホットケーキを焼く手伝いをしながら、「呼ぶまで降りてこないでね!」と私へのメッセージの伝達役も兼ねます。それでも、表情が生き生きとしているのですから、弟って不思議です。お姉ちゃんと一緒に何かをするのが、大好きなのですね。

 「ママ、出来たよ!」と息子に呼ばれて下に降りていくと、ランチマットと同じ柄の皿に、ハート型のホットケーキが載っていました。丁寧にカットしたキウイフルーツも、綺麗に横に盛り付けられています。

 娘は小さなころから、絵を描いたり、料理をしたりするときに手間をかける子でした。勉強が忙しくなり、これらの頻度は少なくなりましたが、それでもたまに取り組むときはとても丁寧にします。食べるのがもったいないくらいでしたが、美味しくいただきました。

娘と息子が作ってくれたハート型のホットケーキ
 
 朝食を作るのに先立って、娘と息子がしていたのは何と「朝パック」。いつもは私が何度言っても「面倒!」と言って顔を洗わない息子なのに、娘に言われるとパックまでしてしまうのです。バンダナを巻いて、真面目にパックをする息子の姿には笑えました。

朝パックをする娘と息子
  
 「一姫二太郎」の子供がいるママ友たちといつも話すのは、「娘の言いなりで、かつ、嬉々として娘に従う息子を見ていると、彼女のお尻に引かれている将来の息子を想像してしまう」ということ。姉は強し。


 

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