今週月曜日から体調が悪く、ブログが書けませんでした。診断がついたのは昨日。マイコプラズマ肺炎でした。処方してもらった抗生剤と咳止め+市販の咳止め薬で何とか回復しつつあります。
月曜日の夜38度超の熱が出て、火曜日には血尿(だと思います。赤に近い色の尿)が出て仰天。火曜日は日中熱は下がりましたが、夜にまた38度超の熱。咳が出始めました。水曜日は翌日会議での発表が控えていたので、自宅で発表用のスライド作りをしたため病院に行けず。この日も夜に38度の熱。木曜日の会議にはウェブ参加し、会議が終わってすぐに、まずは重大な疾患だと大変なので泌尿器科クリニックへ。
血液検査をしてもらいましたが結果が出来るのが1週間後ということで、抗生剤と漢方薬を処方され、薬局へ。咳をしていました(もちろんマスクは着用しています)ので外で待ってくださいということで待つこと30分。名前を呼ばれて行って入ると、「すみません、在庫がありません」。
寒さを感じながら外で待っていましたので、体がすっかり冷えてしまい、気力もなくなり、自宅に戻りました。ベッドに寝ていると、夫が「薬もらってきた?」と聞きます。
「在庫ないということだから、戻ってきたの」
「別の薬局に行かないの?」
「もう、体力ないんだよね」
「車で連れていってあげるよ」と言ってくれましたので、有難くお願いして、ぎりぎり午後7時より数分前でしたので、午後7時閉店の薬局を携帯電話で見つけてそこへ。そこでも「在庫なし」。もう諦めよう、という気持ちになりながら、車に戻りました。夫が、携帯電話で午後7時半まで開いている薬局を調べてくれていました。そこは地下鉄の駅の近くでしたので車で行けないため、車は車道に停めて、私が助手席で待って、夫が行ってくれることになりました。
しばらく経って帰ってきた夫が「もう、閉まっていた」といいます。熱も出てきているのが分かりましたし、咳もひどく、「もう、諦めて帰る」と言うと、夫が「もう1件行ってみよう」と言い、携帯電話でまだ開いている薬局を見つけてくれ、そこへ。ここも夫が行ってくれました。私は助手席でぐったりです。
すると夫が戻ってきて、「あったよ!」と薬を渡してくれました。薬剤師さんもとても親切だったようです。
抗生剤と漢方薬でしたが、あまり効かず、その夜も38度の熱。とにかく咳がひどく、寝られません。あまり睡眠も取れないまま昨日の朝、内科のクリニックに電話をしました。
症状を説明すると12時からの「発熱外来」に来るようにと言われ、12時にクリニックへ。「新型コロナ」「インフルエンザ」いずれも陰性で、その後は検査をせずとも説明した症状で「マイコプラズマ肺炎」の診断でした。
処方された薬は最初に行った薬局で在庫があり、ほっ。帰宅してさっそく飲みました。ただ、咳の薬が効かず、咳が止まらなくとても苦しいため、市販の薬を足して飲んでしまいました。それでようやく少しは呼吸が楽になりました。その後も処方された薬と市販の薬を一度に両方飲んでいます。1日2日数日間、少しぐらい薬の量が多い心配より、咳をし続ける苦しさよりはいいだろう、と開き直りました。昨夜、熱が出始めて5日目でようやく平熱に戻りました。
金曜日は楽しみにしていた絵本の読み聞かせ、夜はバレエのレッスン、今日の土曜日は昼はお料理教室、夜はママ友と夕ご飯を食べる約束していたのですが、いずれも泣く泣くキャンセルしました。今の私の人生の楽しみ4つもキャンセルする結果になってしまい、メンタルもぐんと落ち込みました。
さらに今日、食べるのを楽しみにしていたのですが、全く食欲がなく手を付けていなかった大好きな「ふらの雪どけチーズケーキ」をようやく食べられるようになったので、冷凍庫から取り出すと、あれっ、軽い。開けてみると、中身がない! 息子が全部食べてしまい、空箱を冷凍庫に入れてあったのです。
「これって、ひどくない?」
さすがの私も怒りました。息子が肩をすくめて「ごめんなさい。美味しいので全部食べてしまいました」。「ママさ、ずっと5日間具合が悪くて、ようやくスイーツが食べたいなと思うぐらいに回復したんだよ。これって、ひどいと思う」。私は中1の息子に真剣に文句を言いました。
夫が「えっ、全部中身を食べて、空箱をまた冷凍庫に戻すの? それは残酷だなぁ」と吹き出しそうな顔で言います。「どこで買ったの?車乗せていくよ」。駅近くのスーパーまで連れていってもらい、車の中で待ってもらって、私はスーパーへ。「北海道フェア」はまだ続いていて、愛する「ふらの雪どけチーズケーキ」はまだ在庫がありました。それを一つつかみ、レジへ。ドライアイスをもらって冷やしたまま自宅に戻りました。
そしてひと切れ切って、ようやく食べることが出来たのでした。もちろん、ケーキの箱の上には赤のマジックで「Do Not Eat!」と大きく書きました。8等分できるこのケーキは毎回息子とシェアしていますが、罰として、今回はこのケーキは息子とシェアしないことにしました。
以前、母親の面白いエピソードを写真付きで紹介した本を読んだことがあり、思わず笑ってしまった写真のことをふと思い出しました。それは冷蔵庫の中の食べ物に貼られたポストイットの写真でした。そこに書かれていたのは、「食べるな! 食べたら殺す!」という文字。そのときはきっとお腹空いた息子がいつも食べてしまうからなんだろうなぁ、、、と共感しつつも、そのメモから伝わる怒りと真剣さに、思わず笑ってしまったのです。
でも、自分事になると、同じようなことをしている自分がいました。別に息子から笑いを取るためにやっていません。「これは食べるな!」とこちらも鬼のような顔をして伝えているのです。食べ物の恨みは昔から恐ろしいのです。
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