私は筋金入りの家具好きです。最初にちゃんとした家具を買ったのは結婚前で、三越札幌店で購入した、三越オリジナルブランドの「Brugge」(ブルージュ)のチェストでした。引き出しにチューリップが彫られたナラ材の美しいチェストで、それからボーナスが出るたびに買い足していきました。
札幌の1LDKの賃貸マンションではこのチェスト2棹と楕円形のダイニングテーブルと椅子4脚を揃えました。
東京に転勤となり、結婚して2LDKの賃貸マンションに移ってからは、カップボードとベッド、ライティングディスク、本棚と飾り棚を加えました。
そして、現在の一軒家に移ってからは、カップボードをもう一つ、飾り棚をもう一つ、本棚を1つ加え、そして長さ220㌢のダイニングテーブルをオーダーし、来客用に椅子4脚を買い足しました。
こうして、30年近くかけて一つ一つゆっくりと揃えていきました。軽井沢の家の家具は丸ごと全部、ブルージュです。三越家具はこの「Brugge」と「Country House」の2つのブランドを持っていたのですが、残念なことに「Brugge 」をやめてしまいました。ですので、なかなか買い足すことも出来ません。というか、家はもう家具でいっぱいなのです。
それを残念に思っていましたが、たまたま、2人掛けのソファを見つけました。三越家具を製作する工場併設のショールームでした。軽井沢の家の暖炉を囲む場所は2つの一人掛けの椅子を置いてあり、家族で暖まりたいときは、ダイニングテーブルの椅子を持ってきていたのです。そこにもう一つ椅子を加えようと長い間、どこかで同じ椅子を見つけることを願っていたのです。このソファを見て、迷わず買いました。
実は、三越家具はあちこちの家具屋さんに置いてありますので、運が良ければ、見つけることができます。現在東京の家にある、本棚とカップボード、飾り棚はスペインのお皿を売っている店で現品販売されていたのを買いました。そのスペインの皿の店の上にはイタリアンレストランがあり、家族で食事をした後にそのお皿の店に立ち寄り、この3つの家具を見つけました。迷わず、3つ”大人買い”。店主とブルージュの家具の美しさについて盛り上がり、そしてブルージュがなくなってしまったことを惜しみました。
そして、先日、ショールームで見つけたソファ。昨日、軽井沢の家にそのソファが届きました。まるで、以前からそこにあるようにぴったりと収まりました。これまで使っていた一人掛けの椅子は、寝室に移しました。娘が帰ってきたら、これをまた居間に移し、4人で暖炉を囲んでおしゃべりするのが楽しみです。
居間の暖炉を囲む場所に新しく買った2人掛けのソファ |
これまで置いてあった一人掛けの椅子 |
一人掛けの椅子は寝室に移しました。左は同じくブルージュのチェスト |
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