2025年8月28日木曜日

息子がパン作り

  我が家の中2の息子は、料理男子です。週末など、「ランチ作ってくれる?」などと頼めば、快くOKし、作ってくれます。

 昨日は久しぶりに美味しそうな舌平目を買ったので夕食時に調理しようと思っていたところ、ママ友との電話が長くなりました。すると、息子が寝室に来て、「ママ、僕作るよ。サラダ油?」と聞きます。「ううん、オリーブオイル」と答えると、「了解!」と言ってキッチンに戻りました。塩コショウして、片栗粉をまぶして、こんがりと焼いてくれました。

 夕食後は、パンも焼いてくれました。先日、急に「ママ、パンを作りたい」といい、私のパンのレシピ集から一つ選んで作ってくれました。が、あまり膨らみませんでした。息子曰く、「イースト菌が古いかも」と言うので、新しいものを購入。昨日、その買ったばかりのイースト菌で、同じパンに挑戦しました。

息子が焼いたパン。とっても美味しかった

 出来上がったパンは、外はカリカリ、中はモチモチとしてとっても美味しかった。先日のニョッキもそうでしたが、息子の作る料理は本当に美味しい。

2025年8月27日水曜日

やっとアサガオ咲いた!

  やっとアサガオが咲きました。とても綺麗な青色のアサガオです。

 今年は葉っぱばかり育ち、どうしたものかとインターネットで調べてみると、原因は花壇のライトかもしれないと思い当たりました。

 アサガオは夜一定時間の長さが続くことにより、つぼみが出来るようなのです。我が家は花壇にライトがあり、アサガオはその横に葉っぱを広げていました。それで3日前の夜から花壇と玄関前のライトを消しました。そうしたところ、何と、今朝、花が咲いたのです!

 アサガオは息子が小学校1年生のときに学校で育て種を持ち帰り、それから、毎年春に種を植え、花を楽しみ、秋にまた、種を採ってきました。種を植えるときも採るときも息子と一緒で、私の毎年の楽しみなのです。

 この青のアサガオは数年前の種です。もしかしたら、種が古いのかな?とも思いましたが、ちゃんと咲くんですね。

 

2025年8月24日日曜日

娘@メルボルンからの報告

  夫の5泊6日のメルボルン滞在は娘にとって、心の安定につながったようです。2人でマーケットや博物館、美術館、ビーチなどに行ったとのことで、娘にとっても心安らぐ時間だったと思います。

 そのほか、娘がなかなか出来ずにいた、学部長との面談も行けたということ。夫が面談室まで付き添い、娘1人で学部長と話すことができたそうです。

 そのときの学部長の話がとても考えさせられるものだったと娘が報告してくれました。娘は必修科目を落としてしまい、1年留年することになったのですが、その必修科目の評価の50%がレポートだったそうです。

 娘は他の科目の課題に追われて、このレポートにギリギリまで取り組まなかったため良いレポートを書くことが出来ず、結果的に単位を落としてしまいました。

 今回、学部長が娘に言ったのは、この50%の評価対象だったレポートを来年からはなくして、面談にすることになったということ。学生のレポートのどれがAIを使っているか、使っていないか、もうチェックできないからだそうです。

 たとえば普通のレポートで、他の論文をコピーしていたら、剽窃をチェックするソフトを使えばすぐ分かります。しかし、AI生成の文章は、AIを使った文章であるかどうかチェックするソフトが機能しなくなるほど、精度が高い、つまり、”オリジナル”に近いものになっているということらしいです。

 こうして、いろいろ便利になると、昔ながらの評価方法に戻るのですね。面談ですと先生の負担も増えるでしょうが、確実に学生の理解の程度が分かります。

 まぁ、どの評価方法であっても、来年はこの単位を落とさないでもらいたいーそう願うばかりです。

 

2025年8月23日土曜日

新人戦終わる

  今日、3日間の日程で行われた東京私立中学校バスケットボール大会が終わりました。連日2試合合計6試合あり、息子は6試合全部出場し、頑張りました。

 6試合中、息子の学校が勝ったのは1試合のみ。でも、負けた3試合が接戦で、もう2試合が、100点以上の大差が付いた試合でした。

 その大差がついた2チームは今大会の優勝、準優勝のチームでしたが、心構えも、練習の仕方も、気合いの入れ方も全く違い、全国大会に行くチームはこんなに違うものかーと観戦している方も勉強になりました。

 今朝、今回優勝したチームとの対戦でした。私と夫は試合開始30分前に会場となった中学校に到着しました。息子のチームと相手チームはコートの半面を使い、次の試合を待っています。

 相手チームはかなりの人数で、列を組んで、ステップなどボールを使わないエクササイズを大きなかけ声をかけてながらしていました。一方で、息子のチームはお行儀良く、皆でパイプ椅子に座っています。まず、心構えが違います。たぶん、息子のチームはこういう試合前の時間にやることが決まっていないのでしょう。

 そして、試合開始。最初の15秒ぐらいで相手チームがシュートを決めたのですが、相手チームの監督がタイムを取り、ものすごい形相で選手たちを叱っています。

「ねぇねぇ、今、シュート決めたのに、どうして?」と息子のチームのママたちは目を丸くしています。いやぁ、点数を取るだけじゃ駄目なんですね。強いチームは。

 その後、ものすごい勢いで点数を取られて、息子たちは圧倒的な力の差を見せつけられました。それでも息子が6点、ソウ君が6点取って、なんとか、一桁は避ける事が出来たのでした。

 息子はチームの中で一番身長が高いのですが、何せ、おっとりしていて、ボールに食らいついていくことがありません。リバウンドでボールを取っても、すぐ、パスをします。でも、ゴールに近く、シュートすれば、点数を入れる確率がそこそこ高い。今回の試合では、自分の課題がきっと見えたと思います。先生からも再三、リバウンドでボールを取って、シュート圏内だったら、パスをせずにシュートをするようにーと注意を受けたそうです。

 今朝は、フェイスタイムで義父母に息子の様子を見せました。夫は男4人兄弟で、兄と夫がバスケットボールをしていたため、義母がとても嬉しそうな表情をしていました。夫の両親も私たちも、息子に楽しませてもらった3日間だったのでした。

2025年8月22日金曜日

ばあちへのカード

  娘は私の母を「ばあち」と呼んでいます。言葉を話し出したころ、おばあちゃんと言うことた出来ず、舌っ足らずに「ばあち」と呼んでいて、それが定着しました。

 ばあちは娘をそれは可愛がっていますが、ここ半年ぐらい娘はばあちとのラインも見ず、電話にも出ないことが多いのです。母が悲しがり、時にさめざめと泣くので、私も何度か「せめてラインを読んで返信してあげて」と娘に頼むのですが、娘は「ラインを読むと返信書かなきゃと思ってプレッシャーになるから、ラインを読めないの。ばあちには本当に申し訳ないんだけど」と言います。

 ここ数ヶ月、娘は精神的に不安定で私たちからの電話に出ないことも、メールを開かないことも頻繁にありましたので、ましてや、ばあちの電話には出ないのは仕方ないと思っています。母には事情を説明していますが、母にとっては生きがいであり、誰よりも愛する孫とやり取りできないのは、かなり堪えるようです。が、私にできることはプレッシャーにならない程度に娘にお願いするだけ。

 嬉しいことに、昨日、夫がメルボルンから帰国して娘からの私と母へのカードを持ち帰ってきました。息子のバスケットボールの試合から帰ってきて、すぐ母のところに届けに行きました。母は涙を浮かべて喜んでいました。

 ああ、良かった、良かった…。

 

2025年8月21日木曜日

バスケ新人戦観戦

  今日から東京私立中学校バスケットボール大会が始まりました。

試合に向かう選手たち。息子は青のユニフォームのチーム

  息子を、厳しい中学校受験で闘わせた理由はこれ。運動部活動を通年で存分に楽しませたかったからです。娘はインターナショナルスクールに入れましたが、息子はあえて運動部の活動が活発な、日本の教育システムの中で育てようと思いました。

 インターナショナルスクールは夏休みが3ヶ月近くあり、その間、運動部活動もほとんど行われません。また、学期ごとに所属クラブを変えて、いろいろなスポーツを体験させることに主眼を置いているよう。一方、日本の学校では中学校3年間、中高一貫校でしたら6年間通して同じ部で活動することも出来、夏休み、冬休みも活動が行われます。

 勉強や他の物事に深い興味を示さない息子も部活動だけは別。日々の練習だけでなく、夏休みも冬休みも楽しそうに通っています。私にとっても、日々汗を流して練習した部活動は大切な思い出です。

 息子のチーム5人のうち、息子とソウとヒロトは同じクラスで、大の仲良し。今日はソウとヒロトのママと兄弟も来ており、一緒に応援しました。メルボルンから今朝帰国した夫も観戦しました。

 息子はリーグ戦の2試合ほぼ出場しました。スタミナ切れで途中、ベンチに引っ込むこともありましたが、また、すぐ復活。1試合目は41対35と惜敗。強豪と戦った2試合目は何と107対11と完敗でしたが、頑張りました。

 ママたちと、互いの息子たちにも「ヒロト、行け行け!」「ソウ、ナイスシュート!」「ナイスディフェンス!」と大声援を送ります。2試合目は相手チームの点数の入り方があまりに早く、「このままの勢いだったら、点数3桁行っちゃう?」「早く試合終わってほしい!」などと言い合いながら、大笑い。ソウもヒロトも気持ちの良い青年で、ママたちも親しみやすくて、「こういう時間って、楽しいなぁ」と心も和みます。

 試合後、私たちの所に子どもたちが来ました。息子がチームメートたちと肩を組んだり、楽しそうに話している様子を写真に収めました。日本の学校に入れて、本当に良かったと思ったのでした。

 

2025年8月20日水曜日

友を見送り、心に誓ったこと

  ママ友を見送った夜、仲間の1人と夜電話で話をしました。

 その友達は「本当はありがとうって伝えたかった。でも、ありがとうって言ってしまったら、さよならすることになってしまうような気がして、言えなかった」とすすり泣きました。私も「治るって信じていたよね、皆。入院長くなるってことは、治療できるということだから良かったって…」と泣きました。

 そう、治ると信じていました。病院にお見舞いに行ったときは、「退院したら、皆で花火しようね」とか、「また、美味しいもの食べに行こうね」と励ましていたし、また、それが出来ると、疑わなかった。

 メルボルンにいる娘からファイスタイムで連絡がきました。娘は「私でさえ、こんなに悲しいのだから、仲の良かったママはどれほど悲しいだろうと思う」と涙ぐみました。

 一緒に告別式に参列した息子も、式の間、何度も私の肩を抱いてくれました。こうして、子どもたちが私の友達の死を悼み、私の気持ちに寄り添ってくれ、嬉しかった。 

 私たち友人でさえ、受け止められないのです。ましてや、ご家族の悲しみはいかばかりかと胸が詰まります。

 今日はゆきちゃんのことを思いながら、自分の人生について思いを巡らせました。私もがんの闘病期間が長かったのですが、治療が効き、今は普通の暮らしが出来るようになっています。それを最近は当たり前のように思ってしまっているかもしれないと。

 ゆきちゃんは家族と友人との時間をとても大切にしていました。私もゆきちゃんを見習い、こうして奇跡的に生かされていることに感謝し、家族や友人たちとの時間をもっともっと大切にしようと心に誓いました。