いやぁ、良かったです。アニメ映画で自分がこんなに感動するとは思いませんでした。昨日、息子を連れて観に行った「The First Slam Dunk」。高校のバスケットボール部について描かれたこの漫画が発表されたのは1990年から1996年と古いのですが、今回見に行ったのは2022年に公開された映画の復活上映版です。
インターハイで全国制覇をした秋田県のチームに、神奈川県の無名のチームが挑む話。その部員の一人一人に背景ストーリーがあり、同じ男子を育てる母親として考えさせられました。主人公の男子のお母さんには共感したり、「気持ちは分かるけど、その言葉は駄目だよ!」と思ったり。バスケットボール部に入部したばかりの息子に、やる気を出してもらう目的で連れていったのですが、親の私がハマりました。
8月13日から、全国382館で上映されているようです。中国では興行収入130億円にも達しているのだとか。以前、新聞で中国でこの作品がとても人気だという記事を読んだことがあります。中学校・高校で日本の部活動のようなものがなく、特に中年の男性らが「自分も青春時代にこういう経験したかった」と思うそうなのです。
確かにインターナショナルスクールに通っていた娘も、日本の中学校・高校の部活動をとても羨ましがっていました。私自身にとっても、仲間と毎日練習に励み、試合で悔しい思いをしたり、励まし合ったり、という高校時代のソフトボール部での3年間は大切な思い出です。厳しい練習で、汗がポタポタと流れ落ちる感覚は今も忘れません。
これまで子どもたちとアニメをたくさん観ましたが、このスラム・ダンクは別格です。スポーツ好きな方にお勧めします。
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